日本ダービー2008予想
奇跡を信じたがる人間は大概ドMなのか

Djobi Djoba
08期 予想歴18年

◎サクセスブロッケン
  18着/3人気

○タケミカヅチ11着/7人
▲ベンチャーナイン9着/13人
×マイネルチャールズ


過去20年で、「前走ダート」の馬わずか7頭。
その全てが2桁人気、そして1頭を除き全て2桁着順。
例外の1頭が、6年前の我が◎、ゴールドアリュール。
ダートに転じた2戦がいずれも圧勝。芝では頭打ち状態で、500万を勝ち上がれなかった馬が、ダービーで直線先頭で掲示板に載る大健闘。
ダートの2勝は、単なる適性だけでなく、馬自身のパワーアップも同時に促したということだろう。

○タケミカヅチ。父はその後、空き巣狙いの如くダートGⅠ掻っ攫う下らない馬になっちまった。芝でもビッグタイトルに手が届いたはずとの確信は、産駒によって証明されれば、これほど幸せなことはない。
皐月賞は勝ち馬に楽逃げを許したことで評価は低くなりがちだが、前残りの流れで2着を確保したこの馬はもっと人気して然るべき。少なくともこの馬に差されて3着のマイネルチャールズを「負けて強し」と祭り上げるぐらいなら(去年も同じ流れで1番人気になった馬がいたな…)。

◎サクセスブロッケン。前記した「前走ダート」7頭のうち6頭は、ダートで賞金稼いで出走できるから出ちゃえ、的な、話にならない馬ばかり。物差しになるのはゴールドアリュールのみ。
ダートでも高い能力を持ち、芝適性があれば好戦可能。
4連勝が示す能力の高さは、改めて言うまでもない。
未知の芝適性だが、この父母でダート馬でした、はどう考えたってない。
エイジアンウインズ(この馬もダートからデビュー)のように、距離経験もない馬をマイルGⅠで勝たせるのがこの調教師。
できるだけ負荷をかけないように、慎重に相手関係を選びながら体質強化を促し、機が熟したところで大舞台にぶつける藤原英流が、晴れの大一番で実を結ぶ。

最後に▲ベンチャーナイン。左回りなら鬼脚使う。トウショウナイトの魂とともに武士沢が男になる。


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