08期 予想歴11年
◎ヤマニンキングリー
9着/2人気
○ウオッカ2着/1人
▲スマイルジャック7着/3人
★傾向分析★
2004年 タイム 1'46"0 (やや重) 1FAve=11.78 3FAve=35.33
テン35.1-中盤36.5-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着テレグノシス・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔5-h〕 11-11
2着ローエングリン・・・Singspiel×Garde Royale=サドラーズウェルズ×ネヴァーベンド 〔4-p〕 1-1
3着ブルーイレヴン・・・サッカーボーイ×シンボリルドルフ=ファイントップ×マイバブー 〔1-w〕 7-7
2005年 タイム 1'46"5 (やや重) 1FAve=11.83 3FAve=35.50
テン36.9-中盤36.0-上がり33.6 『加速』
1着サンライズペガサス・・・サンデーサイレンス×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト 〔1-o〕 3-2
2着テレグノシス・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔5-h〕 13-13
3着ケイアイガード・・・デヒア×Relaunch=ヴァイスリージェント×マッチェム 〔8-f〕 5-6
2006年 タイム 1'45"5 (良) 1FAve=11.72 3FAve=35.17
テン34.7-中盤36.2-上がり34.6 『中弛み』
1着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 2-2
2着ダンスインザムード・・・サンデーサイレンス×Nijinsky=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔7〕 4-3
3着ローエングリン・・・Singspiel×Garde Royale=サドラーズウェルズ×ネヴァーベンド 〔4-p〕 7-5
2007年 タイム 1'44"2 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.4-中盤35.0-上がり34.8 『一貫』
1着チョウサン・・・ダンスインザダーク×サッカーボーイ=サンデーサイレンス×ファイントップ 〔5-h〕 9-8
2着アグネスアーク・・・アグネスタキオン×ベリファ=サンデーサイレンス×リファール 〔4-r〕 5-5
3着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 3-2
2008年 タイム 1'44"6 (良) 1FAve=11.62 3FAve=34.87
テン35.8-中盤35.0-上がり33.8 『加速』
1着スーパーホーネット・・・ロドリゴデトリアーノ×エルセニョール=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ 〔8-f〕 5-5
2着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 1-1
3着アドマイヤフジ・・・アドマイヤベガ×Be My Guest=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-l〕 3-3
基本は『加速』の流れで徐々にスピードがあがり、残り4Fからの持続勝負。06年は中盤が弛む中弛みの流れで3Fの上がり勝負になり、その流れを得意とするサンデーサイレンス向きの流れに、対して『加速』や『一貫』の年は、ロングスパートの傾向と考える。
展開は開幕週ということもあり、逃げ・先行馬が有利。
だが過去の連対馬は差し・追込もいて、馬番は内枠が多いので内枠の差し馬はまだ狙えると思います。
血統の傾向は、トニービン・シングスピール・フサイチコンコルド・ブライアンズタイムといった感じから、欧州型向きの傾向。ダンスインザダークもサンデーサイレンス系の中で母父ニジンスキーの影響がよく出ていて、欧州型タイプのスタミナ型。欧州型スタミナタイプは持続型に強い特性があり、向いていると考えます。
またロングスパートに強いファイントップ系のサッカーボーイも向いていると思います。
牝系の傾向は、No.〔4〕の牝系が好走馬が多いです。No.〔4〕の牝系は、古馬にて本格化するタイプが多く前走で好走している馬ならなお良し。
No.〔1〕や〔5〕や〔8〕も複数好走馬がいます。
分枝記号は、d・f・h・lが複数好走馬がいます。
また過去に連対した馬は、着順を下げる傾向があります(エイシンプレストン:01年1着→03年3着、バランスオブゲーム:03年1着→05年4着、テレグノシス:04年1着→05年2着→06年6着、ローエングリン:04年2着→06年3着)。
なので老馬の法則は活きると思います。逆に以前に毎日王冠で負けた馬が、本格化で巻き返すことはありますが、2年連続連対はならず(ダイワメジャー:05年5着→06年1着→07年3着)。
★予想★
◎ヤマニンキングリー・・・アグネスデジタル×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔3-c〕
前走札幌記念1着(=札幌芝2000m)。アグネスデジタル産駒はミスプロ系で、アグネスデジタルは現役時代に芝・ダート兼用型でマイル~中距離で強さを発揮した異能のオールラウンダー。産駒もその特性を受け継いでいるようでマイル~中距離で強さを発揮し、また軽いスピードを披露しながらすぐに差しを覚える産駒も多く、脚質の幅と学習能力の高さを有している。成長力も同じように3歳秋から4歳時にかけて充実するようで、今は本格化の真っ最中。母父サンデーサイレンスは勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。前走札幌記念では断然人気のブエナビスタを下したように、大物喰いの特性は父×母父の特性によるもの。今回もその特性にも期待して評価する。
No.〔3〕の牝系で、3歳秋は少し足りない戦績になりやすいが、古馬になり本格化する成長力のある牝系。東京コースに強い特性もある。分枝記号cは、高い心肺機能をもち開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い特性あり。
○ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕
前走安田記念1着(=東京芝1600m)。タニノギムレット産駒でロベルト系、そのため叩き良化型。また父母父グレイソヴリン系の影響なのか東京コースとの相性が良く、母父ネヴァーベンド系からもスピード持続の流れに強い傾向。東京コースでは無類の強さを発揮しているが、「老馬の法則」から着順は下がると考えて2・3着候補の堅軸と考えて評価する。
No.〔3〕の牝系で分枝記号lは、スペシャルウィークやメイショウサムソンと同じ。4歳秋の東京コースなら崩れないのだが、今は5歳秋。同牝系のメイショウサムソンは5歳春までは安定した成績だったが秋シーズンは崩れた。秋シーズンの試金石で、今回圧勝なら次走も評価するが、2・3着になるようなら衰えありと考える。
▲スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔15-a〕
前走関屋記念1着(=新潟芝1600m)。ウオッカと同じくタニノギムレット産駒で、本馬も広いコースでよく好走する特性がよくでている。母父サンデーサイレンスで、ヤマニンキングリー同様に前走からの勢いに期待して評価する。
No.〔15〕の牝系で、代表産駒が少なく傾向が未知の牝系。分枝記号aは、気性的には素直なタイプが多いが、父親よりもスケールが小さくなる傾向。
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