16期 予想歴3年
◎モーニン
12着/3人気
○カフジテイク3着/1人
▲ゴールドドリーム1着/2人
△アスカノロマン15着/9人
【予想】
◎6.モーニン
〇10.カフジテイク
▲3.ゴールドドリーム
△5.アスカノロマン
消9.ベストウォーリア
まず近5年のデータ分析から。
( )は着別度数。< >は複回値。
10番人気以下は(1-0-0-34)なので
以下は9番人気以内のデータを用います。
まず馬体重データです。
×馬体重500kg以下(0-3-0-12)<72>
◎馬体重501kg以上(4-2-5-19)<112>
言うまでもありませんがダートのレースは
パワーが要求されます。
しかもG1なのでなおさら。
馬体重が重い馬というのはそれだけ
筋肉があると考えられるわけです。
上のデータのように馬格がない馬は厳しい。
500kg以上は欲しいところです。
次に上がりのデータです。
◎上がり1~3位(2-3-5-6)<202>
△上がり4位以下(2-2-0-25)<41>
上がり3位以内の好走率・期待値が高いですね。
ダートにしては直線が長いので
末脚を発揮できる能力が求められます。
上がり3位以内の末脚をだせるかどうかが
このレースで好走できるかにかかっている
と考えていいでしょう。
ちなみに例外的に上がり4位以下でも来た
のべ4頭は3角4番手以内の先行馬。
速い上がりを使わないならば
前半から前向きに走り押し切る馬がいいわけです。
結局後ろから追い込むとしても
前半とばして粘りこみをはかるにしても
東京は全体に対する直線部分が長いので
スピード能力が大事になってくるわけですよ。
ここで7歳以上馬の成績を見てみると
×7歳以上(0-1-1-11)<65>
このように成績が悪い。
競走馬は年齢を増すごとに
スタミナ能力は衰えにくいものの
スピード能力が衰えます。
つまり、スピードがない馬は
買ってはいけないという事です。
前走の上がり成績を見ても明らかですね。
◎前走上がり1、2位(3-3-2-6)<198>
×前走上がり3位以下(1-0-1-16)<20>
上がり最速ないしは2位の馬が
かなり好走率・期待値ともに高い。
何度も繰り返しますが
スピードが大事という事です。
しかし、さすがにスピードだけで
押し切れるわけでもありません。
そりゃあ、1200m戦的な戦い方で
押し切れるレースじゃないですよね。
やはり前走で長い距離を経験している馬がいい。
△距離延長(2-1-0-16)<84>
〇距離短縮(2-4-5-15)<109>
距離短縮組といえば根岸S組ですが
・根岸S組(2-1-0-10)
→◎上がり3位以内(2-1-0-5)<200>
→×上がり4位以下(0-0-0-5)<0>
根岸S組は不振とかいう
有名なデータがありますが
その通りですね。
ただ根岸S組でも狙える馬はいて
それが速い上がりを使った馬。
基本的に速い上がりを使う馬といのは
後方に位置しているわけですよ。
スタミナを温存する経験をした馬の方が
いいわけです。
根岸Sで前目に付けてしまった馬は
200m延長でスタミナ的に苦しい
戦いを強いられるというわけです。
最後に血統傾向ですが
近年は米国血統が良く走りますね。
先ほども言ったように
米国的な前向きな血統は良く走る。
・ストームバード系
・エーピーインディ系
・ミスプロ系
が特注血統。
他にはゴールドアリュール産駒も成績良いですね。
具体例を以下に挙げておきます。
・ストームバード系
モーニン(父ヘニーヒューズ)
アスカノロマン(母父タバスコキャット)
ワンダーアキュート(父カリズマティック)
・エーピーインディ系
インカンテーション(父シニスターミニスター)
ベストウォーリア(父マジェスティックウォーリア)
グレープブランデー(母父ジャッジアンジェルーチ)
テスタマッタ(父タピット)
・ミスプロ系
モーニン(母父ディストーテッドユーモア)
ノンコノユメ(父トワイニング)
アスカノロマン(父アグネスデジタル)
コパノリッキー(母父ティンバーカントリー)
インカンテーション(母父マキャベリアン)
ベストウォーリア(母父ミスターグリーリー)
ホッコータルマエ(父キングカメハメハ)
ベルシャザール(父キングカメハメハ)
・ゴールドアリュール産駒
コパノリッキー
エスポワールシチー
シルクフォーチュン
以上のデータをもとに
予想していきたいと思います。
本命は◎モーニン。
去年も本命にしたんですが今年も本命にします。
馬体重も500kg超えているし
父も母父も米国血統なので
好走血統に合致します。
速い上りは使えない馬なんですが
米国的なスピードで前目に付けて
押し切る競馬ならばこのメンバー中で
能力的にもトップクラスなわけで
前目につけて残る馬としては
この馬がイメージに一番近いですよね。
今年のメンバーを見ると高齢馬ばかりで
スピードも衰えているだろうから
前目に付けるのはこの馬くらいなので
展開的に恵まれる可能性も高いと思われる。
近走凡走していますが
武蔵野Sは斤量59kgは重すぎるし
前走チャンピオンズCは不利な外目の枠から
ハイペースを外目から先行して負けてしまった。
さすがにスタミナよりスピードが優れる
この馬にとっては苦しい競馬で
敗因は明確である。
去年は根岸Sで前目に付けるという
200m伸びてスタミナ的に
厳しい競馬でも勝ち切ったので
1800mから挑む今年は
去年より楽なローテですよ。
対抗は〇カフジテイク。
血統的にはミスプロ4×3の
ゴリゴリの米国血統なので
好走血統に合致します。
前走1400m組ということで距離延長ですが
後ろから追い込む競馬だったので
スタミナ的に本番で苦しくはならないはず。
たしかに追走力不足なのが疑問ですが
先ほども述べたようにミスプロ4×3の
スピード配合なので対応してくる可能性もある。
あと決して1400mだけの馬ではないとのは
チャンピオンズカップで証明済み。
というのもチャンピオンズCは
サウンドトゥルーが勝ったんですが
ハイペースを後ろから追走して直線だけ
外目にだすという完璧な騎乗だった。
一方でカフジテイクはサウンドトゥルーと
同じような競馬をしていましたが終始外々を回って
直線はサウンドトゥルーより外を回るという
距離ロスが多い競馬でした。
このロスを補正すると、もうサウンドトゥルーと
カフジテイクの能力差はないと考えていいでしょう。
サウンドトゥルーはダート重賞で
常に善戦するような馬なので
この馬と能力差がない、または能力上ならば
カフジテイクも善戦してくると考えるのが
自然な発想なんじゃないでしょうか。
確かに展開的に今回は後ろが不利を受ける
可能性はありますが
逆に言えば追い込み馬を買うならこの馬だけを
おさえておく、またはこの馬を軸にすれば
ほぼ当たるんじゃないでしょうか。
単穴は▲ゴールドドリーム。
期待値高い馬体重500kgを越えている馬。
血統的にもゴールドアリュール産駒で
母父フレンチデピュティという米国血統なので
好走血統に合致しますね。
というかもともと東京マイルは大得意の舞台なので
戦績を見てもほとんど馬券に絡んでいるように
楽に先行できれば崩れるのは想像しにくい。
前走は初めて大敗してしまいましたが
出遅れたうえに、モーニンと同じく
ハイペースを先行するという
競馬なのでさすがに度外視できる。
むしろこうした苦しい競馬を経験した後なので
今回距離短縮になるのはかなり馬にとって楽な
条件に替わるのは間違いない。
あとは穴馬で狙いたいのが△アスカノロマン。
これも期待値が高い馬体重500kgを越える馬だし
1800mの東海Sから距離短縮で挑むローテは
このレースで (2-1-1-3)<157>
と好走率・期待値がい臨戦。
父はミスプロ系、母父ストームキャット系、
母母父ヴァイスリージェント系という
ゴリゴリの米国血統。
それゆえチャンピオンズCのような
ハイペースでガンガン飛ばす競馬の方が
この馬には合ってるわけですよ。
前走は出遅れた上に道中スローになるという
この馬にとって適性が真逆の競馬になったので
度外視していい。
チャンピオンズCでハイペースを
先行して逃げ粘った唯一の馬だし
去年も好走している馬なので
展開合えば能力的には上位人気馬に差がない。
だから穴で狙おうかなと思ってます。
逆に人気馬で軽視したいのが
×ベストウォーリア。
もっとも血統的には
父エーピーインディ系で母父ミスプロ系
というゴリゴリの米国血統なので
このレースの好走血統に合致するんですよ。
しかしながらですね、
前走は根岸Sを先行して2着。
こういう経験は本番でさらに200m
距離が延びるのを考えると
スタミナ的に苦しい競馬になるはず。
カフジテイクみたいなスタミナを温存させる
経験ならば根岸S組でも問題ないんですが
ベストウォーリアみたいな楽に先行できた馬は
このレースでは買うべきじゃないんですよ。
あとこの馬はこのレースに挑戦するのは
4回目なんですが
先ほどのデータにも合ったように
高齢になればなるほどスピードが衰えるので
これ以上着順を上げるのはさすがに考えにくい。
というかそもそも競走馬って
同一重賞2連覇はあっても
なかなか3連覇は難しいように
せいぜい競走馬人生のピークは2年くらい
なんですよね。
今年はサウンドトゥルーと同等の能力を持った
カフジテイクみたいな若い馬が登場してきたし
もうダート路線は世代交代の季節。
さすがにこうした強い若い馬に勝つのは
想像できないので思い切って消しました。
【買い目】
馬連BOX ◎〇▲
3連複 ◎〇▲-△
3連単 ◎→〇▲→〇▲
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