10期 予想歴20年
◎ソウルスターリング
1着/1人気
○リスグラシュー3着/2人
微妙なラインの感覚なんだが先週を見ていても内外回りでちょっと傾向が違うかなという感じ。内回りはタフな馬場で時計も掛かっていたしその中で内を立ち回った馬がしぶとく。外回りは割と速いラップを踏むこともあったりで外差しが利いていた印象。 まあ今週もそれが継続されるかは微妙だが、外回りの馬場自体はそこまで重くはないとして、金曜正午で良馬場なら標準ぐらいとしておきたい。
展開だがまあ結構難儀な枠の並びになったなという感じ。リスグラシューが内でソウルスターリングが外。その中で逃げ馬が確定していない。ひとまず行きそうなのはワールドフォーラブ、外枠でハナを取り切るチャンスもあるここはハナを主張する可能性は高いし、ソウルより前にはいきたいだろう。内からはカワキタエンカだが前に馬を置きたいといっている。ただ内枠なので油断しているとポジションが後ろ過ぎる形もあるので外から来る馬を意識しつつも出していくだろう。アロンザモナは前走の様にというコメントなので恐らく無理はしない、リスグラシューは出負けした前走の意識からスタートは意識的に切ってくると思うけど、前の位置を武豊が前哨戦から取ってくるかどうかだし出遅れは珍しかったがそれでもスタート自体そこまで上手くはない。またアンバーミニーなんかは逃げるしかチャンスはないだろうし、ソウルスターリングにとってのラビット的な存在で誰も行かなければ外から行くぐらいの可能性は当然ある。まあ展開が非常に読みにくいし最序盤のポジション争いは結構面白いことになりそう。ただペースは上がってくる可能性は低いし、恐らく緩い流れとみていいだろう。48-46.5ぐらいのイメージ。中盤は緩くなりやすい傾向でL2最速率が高いレース。TS持続よりもポジショニング、前を向いてしっかりと質の高いトップスピードを引き出せるか、ギアチェンジ面もある程度求めたい。
【予想】
◎10ソウルスターリング
〇03リスグラシュー
△02カワキタエンカ
△07ミスパンテール
×04エントリーチケット06ダノンディーヴァ
3連複◎軸〇△BOX
3連単F◎→〇△→〇△×
◎ソウルスターリング
一応便宜上対抗にリスグラシューを置いたけど、馬券的にはこの馬の頭からに絞る。枠の並びを見た時にまずソウルスターリングで良いかなと思ったんだけど、チューリップ賞は基本的には前哨戦なのでペースもそこまで上がってこない、3~4角も緩む、そして仕掛けのポイントも少し遅れがちになると。まあ決めつけてはいけないんだがソウルスターリングの場合はアイビーSでも49.4-46.9とかなりのスローからの12.6 - 11.6 - 11.2 - 11.5と3F勝負で最速地点でスパッと切れたとはいえL1でもほとんど差を詰めさせずの完封していたし、この時の同日重賞富士Sでも2秒前後のかなりのスローで前目からだと33秒後半を出せればいい方だったわけなので、この時点で末脚の絶対量もかなり高いレベルにあるのは間違いない。し、ここで良さが光ったのは緩い地点から一気に動けたところにある。ギアチェンジの性能が高い。前走のJFでは46.7-47.3とかなり高いレベルで基礎スピードを問われて、出負けをリカバーするチャンスがあった枠、12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2とL3の4角で速いラップを踏んでいる中で上手く立ち回れたといってもL1までリスグラシューを決定的には詰めさせない程度には踏ん張れているし、基礎スピードを問われて良さが出た。今回緩んできたときに厄介なのはリスグラシューのTS持続だったわけで、枠の並びには注目していたけど本番の桜花賞ならともかく仕掛けがそこまで早いタイミングで来ないチューリップ賞でとなると内枠に先行馬が揃った中でこのリスグラシューの枠というのは良くない。要所で動けて長くトップスピードを維持できるので、この枠の並びなら素直にこちらを本命で良いだろうというところ。追い切りは休み明けとしてはまずまずいい感じというところで8~良くて9分ぐらいだと思っているが、まあこの馬の競馬にレースを支配しやすい枠の並びだと思うので楽しみの方が大きいかな。
〇リスグラシュー
対照的にちょっと辛い枠の並びになったなという感じ。ゲートは前走は流石に出遅れ過ぎたけど、本来そこまで上手いというほどではないのでカワキタエンカやエントリーチケットが内に入ってくると中団から動けない位置にという可能性は高くなる。この馬の場合トップスピードの質的に強烈なキレをもっているというほどではないし、ギアチェンジも一気に爆発できるほどではないのでここはソウルスターリングに見劣るだろうと。前走のJFは確かに強い競馬で最速地点の4角でのロスも多い中でL1まで食い込めたように基礎スピード面とポテンシャルを高いレベルで見せてきた。出し切れた時はクラシック戦線でも勝負になるだけの素材であることは間違いないけど、ソウルスターリングの完成度は厄介で、本番なら逆転の可能性は出てくるけど前哨戦で機動力を要求されポジション差と加速性能で出し抜かれてしまうと内から捌きながらでは取りこぼす可能性が高いし、外に出す意識を持とうにも結局ポジションを下げながらになってしまうリスクがある。今回は対抗としたけど、実質連下的な扱いで2~3着付け。能力自体は評価していて、個人的にはオークスではこの馬を本命にする可能性が高い。アドマイヤミヤビがどちらに行くか次第、現時点ではだが…理想はオークスで好位で、だと思う。
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