10期 予想歴20年
◎メイソンジュニア
3着/6人気
○デスティニーソング5着/10人
▲ボンセルヴィーソ2着/2人
△コウソクストレート1着/3人
まずは馬場を予想しておく。先週の馬場を見ても、特に日曜はレコードも出ているようにかなりの高速馬場状態。今年のファルコンステークスのメンツ的に予想すると微妙だけどそれでも20秒台の走破になる可能性は十分にあると。かなりの高速馬場を想定しておきたい。
展開予想だが、ひとまずボンセルヴィーソがテンが速いのでポンと出て内に切り込んでくる。ただレジーナフォルテやラニカイサンデー辺りも速いしここはそこそこ前を狙ってくると思う。特にレジーナフォルテは揉まれたくないといっている以上やはりある程度飛ばしてハナを取り切りたいし、いけないにせよ外に出すまでのスペースを確保するためにもある程度縦長にとなる。なので最序盤はある程度縦長だろう。恐らくレジーナが逃げ、番手にボンセルヴィーソとなり、2列目ポケットにラニカイサンデーといったところだろう。ジャッキーやメイソンジュニア、マンカストラップ辺りが好位列のスペースを取り合って、外からエントリーチケットが好位の外ぐらい、その後ろにマイネルバールマンやデスティニーソングになるんじゃないかなと。恐らく34秒前半ぐらいでは流れてくると思うが、馬場が軽いのでイメージとして34.3-11.7-35.0ぐらいかなと。一応1:21.0としておくけど、後半を詰めてくる形、或いは前半を早める形で20秒台に入ってくる可能性も視野に入れておく必要はある。軽い馬場なので基礎スピードを重視した方が良いと思う。
◎メイソンジュニア
まあこれは正直1400が初めてになるので先物買い的な視点になるけど、今の自分の予想で強みとなると多分距離適性をある程度読めるようになってきたというところにあると思うし、そこを使いたいというのもある。実績が1200ばかりだが、3走前の京都1200なんかは面白い負け方で、33.5-35.3と1.8と京都1200にしてはかなりのハイ。ラップ推移的にも12.1 - 10.3 - 11.1 - 11.5 - 11.8 - 12.0と京都にしては4角の段階で減速はしているが、逆に言えばその分3角地点となる10.3-11.1の地点でロスが多いと響いている。この馬は大外に近い枠から好位の外々で進めざるを得ず3角で内に入り込めなかった。そのまま4角までは馬なりでも押し上げる形になっていたし直線入りで一瞬良い脚を使ったけど流石に前半が厳しかったかなという感じ。ただ入りが33.5で3角を外々回しながらでも追走できていたから高速馬場適性は問題ないなというのと、1400の高速馬場で息を入れながらしっかりと運べれば要所でいい脚を使えそうだなと。もう一点2走前の福島2歳Sが1400向きの競馬をしたと。タフな馬場で33.6-36.0とこれも超ハイなんだが消耗戦というよりは前が飛ばし過ぎて11.8 - 10.5 - 11.3 - 12.0 - 11.4 - 12.6とかなり無駄なラップを踏んだと。その中で離れた好位から進めながら中弛みで取り付いて直線で外に持ち出してからは楽々突き抜けて最後は流す余裕。この辺からも基礎スピードをコントロールできていること、要所で動けていることから距離を延ばすこと自体はプラスに働きそう。マイルまで行くとTS持続を問われがちだが、中京1400なら基礎スピードを強く問われるし、好位内内で立ち回りながら坂の上りでの一足を引きだせれば面白い。ビーカーリー戦はそこそこ時計的にも優秀ななかで3角外から一番強い競馬をしているからね。適性に不安がある馬が多い今回なら人気的にも1200馬で恐らく上がってこないし積極的に狙いたい。
〇デスティニーソング
正直対抗にするかどうかはちょっと悩んだ。メイソンジュニアの方が相手関係との比較でも十分戦えると思ったので割と自信はあるんだが、この馬の場合適性的に1400で流れると面白いなとは思うけど、相手関係や時計・ラップ比較で穴馬ではあるけど思い切ってとなると微妙なライン。ただこの対抗に据えたい馬がなかなか有力馬にいなかったのでそれならというところ。ひとまずなずな賞は騎乗に不満がある。1400で基礎スピードを活かせる形になったのだがビビッて控えてしまって逃げから番手に控えたことで前に34.9-35.5と平均ペースでも11.2 - 12.1 - 12.2 - 11.4 - 11.9とかなり緩められてしまった。底で番手で我慢しながら直線の坂で伸びたかったがイマイチ出し抜ききれなかったし、最後は取り付かれたジョーストリクトリに差し込まれた。基礎スピードで優位に立てていたのに結局抑えて後半勝負に持ち込んだので。まああれでマイルもやれるかなという目途は立ったと思うけど、あそこで賞金を積めなかったのは勿体なかったと思う。前走は小倉1200でスピード勝負を2列目から抜け出し辛勝。ただ時計は物足りないし1200でのスピード勝負でちょっと物足りないなというところからなずな賞で前半要素を上げてきたとみているので、この距離である程度流れた時に怖さは出てくると思う。少なくともなずな賞の時のようにコーナー地点で12秒台とかはこのクラスで高速馬場ではないと思うので。最初から目標があった方が鮫島弟も乗りやすいと思うし、その辺もプラス材料。後はもう一段上げてくればかな。1400なら1秒前後のハイでペースが上がった方が良いとみているのでここで狙いたい。
△コウソクストレート
まあなかなか難しいところだけど有力馬の中で不安自体は少ないといえば少ない。京王杯2歳Sでは出遅れてしまったし、本来ならある程度前目からTS持続でというところで後ろ過ぎて届かなかった形。前走のシンザン記念は重馬場での消耗戦で外枠で外々ではというところだし、ある程度度外視していいと思う。ただじゃあ流れていいかとなると新馬戦は一定のパフォーマンスだが時計的には平凡、34.8-36.0とハイペースだが11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.8 - 12.2と再加速の度合いは小さいし同日アズールムーンが1:21.2で勝ち切っていることを考えると時計は物足りん。流れていいかは読みにくいが、まあ最低限対応できているのは評価したいかな。こういう流れて厳しい競馬の中でこそ戸崎は活きてくると思うので、こういうちょっと足りない微妙な人気馬をひょっこり内から持ってきそうな感じはあるかな。押さえておきたい。
△ボンセルヴィーソ
この馬も悩んだのは悩んだけど、ただそりゃコウソクストレートを拾っているぐらいだから連下で拾うこと自体は悩まなかった。対抗にしようかどうか?というところで後一歩の押しが足りないかなという感じ。朝日杯は悪くないし、48.4-47.1とスローからの12.7 - 12.3 - 11.5 - 11.2 - 12.1とトップスピード戦で逃げてペースをコントロールしながら前受してしぶとく踏ん張った。デイリー杯も同じ形でスパッとは切れないんだけど緩めてTS持続で踏ん張る形。この2走はどちらも緩い流れで、ペースが上がった時にどうかの不安が3走前の未勝利勝ちの内容だけだとある。小倉1200では外から厳しい流れについていって甘くなっているからね。まああの時とは違うと思うんだけど、中京1400でも基礎スピード色が強く問われやすいこのレースなのでパフォーマンス的にはナイトバナレットの次点ぐらいで評価しているけど強くはというところ。ゲートが上手いので前に行くのは良いけどあまりにも前が飛ばすようならどこかで控えてほしい。
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