10期 予想歴14年
◎アンビシャス
5着/5人気
○マカヒキ4着/2人
▲キタサンブラック1着/1人
△ミッキーロケット7着/6人
今年からGⅠに昇格する大阪杯ですが、正直、GⅡ時代のメンバーと大差ないと思ってしまいます。
このメンバーの中でもキタサンブラック、マカヒキ、サトノクラウンはドバイ遠征も視野に入っていたわけで、この馬達が出走していなかったらと思うと……
GⅠになればメンバーも変わり、傾向も変わるのでしょうが、今年のメンバーなら今まで通りのデータが通用するのではないかと思っています。
【データ】
①4歳が強い
②サンデー系が強い。中でもディープ産駒は3連勝中
③前走GⅢ以下はほとんど来ない(4/30)
※GⅠ昇格により傾向が大きく変わる可能性も。
【馬場】
時計は平均か少し速いか。
内回りでは4角で内目を通った馬が上位を占めている。
脚質もやや前有利な印象だが、大阪杯の過去の傾向では差し・追い込みも決まっている。
【有力馬】
■キタサンブラック
昨年の年度代表馬で、実績だけなら抜けた存在。「枠に恵まれた」「ペースに恵まれた」と言われながらも、3歳秋以降は0.2以上負けることなく5歳の初戦を迎えた。
死角を探せば「去年、このレースでアンビシャスに負けている」「叩き2走目の方がパフォーマンスが良い」といったところだが、大きく評価は落とせない。
■マカヒキ
最強世代(?)のダービー馬。
近2走は精彩を欠いているが、3歳春のパフォーマンスは素晴らしかった。「昔の名前」で人気になるのは美味しくないが、ウリウリの全弟という血統から、凱旋門賞や時計のかかる馬場での京都記念は適性外だった可能性が高い。
良馬場と距離短縮で巻き返す。
■サトノクラウン
香港ヴァーズでハイランドリールを差し切り、京都記念ではマカヒキに完勝。
しかし、崩れるときは大きく崩れる馬。京都記念連覇はともに時計のかかる馬場でのもの。マカヒキとは逆に、良馬場と距離短縮でパフォーマンスを落としそう。
■ヤマカツエース
16金鯱賞→有馬→17金鯱賞と良い内容のレースが続いており、本格化を予感させる。
前走はメンバーはそれなりに揃っていたが、ヤマカツエース以外の有力馬は総崩れ。このレースの評価で、この馬の評価が変わってきそう。個人的にはタイムが優秀だったと思っているので高評価。
有馬記念もベストとは言えない距離で強豪相手に大健闘。GⅠには壁があるイメージだが、一皮剥けたのかも。
■アンビシャス
このレースを狙いすましたローテーションに好感。
去年の覇者であり、適性は問題なし。前走は内を回った馬が上位を占めるレースで外々を回るロスがあり、悲観する内容ではなかった。
こちらもGⅠには壁があるイメージだが、3歳時に天皇賞(秋)で0.2差の5着、去年の天皇賞(秋)も4着とサトノクラウンやヤマカツエースのように大きく崩れているわけではない。
安易にマイルを使わずに来た陣営のレース選択が、ここで吉と出るのではないか。
【結論】
◎アンビシャス
このレースに早くから標準を絞っていたと思われるアンビシャスは、他の馬を本気度で上回ります。折り合いに課題がある馬ですが、安易な距離短縮はせずに1800~2000にこだわって来ました。ドバイと迷って参戦してきた上位人気馬に能力で劣っていたとしても、このレースに一戦入魂のアンビシャスなら逆転できるのではないかと思っています。
〇マカヒキ
距離短縮で強いマカヒキが戻ってくることを期待します。去年の皐月賞はタイムが優秀で、その上位2頭が3歳秋以降精彩を欠いているのがとても残念です。皐月賞を速いタイムで好走した馬は、後にマイル~中距離で活躍することが多く、2000mならと思います。
▲キタサンブラック
死角が無いように見えますが、春三戦の初戦であり、究極の仕上げとはならないはずです。休み明けがダメというタイプではないですが、叩き2走目の方がパフォーマンスは上。4歳を全力で走って、迎える5歳というのも体力的、精神的な衰えがある可能性もあります。
それでも実績から見て外せない1頭です。
△ミッキーロケット
サトノダイヤモンドに肉薄し、シャケトラに勝っているというのは能力の証明でしょう。出遅れなければ勝ち負けしてもおかしくないと思います。
【買い目】
本命アンビシャスの単勝と、
アンビシャスから〇、▲、△に馬連を流します。
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