10期 予想歴20年
◎マイネルアウラート
4着/3人気
○キャンベルジュニア2着/1人
▲シベリアンスパーブ7着/12人
馬場は読みにくい。今週からBコースに替わるので正直これでどうなるか。先週を見ると時計は掛かっていたが前は結構残っていた印象だし、Bコースに替わって特段傾向が変わるかどうか。ただ例年この時期から高速化する傾向が強いので難しいなあ。とはいえ先週までの馬場だと時計はかなりかかっているわけで、普通に考えれば時計が一気に出るなんてことは考えにくいかな。ややタフな馬場想定、この面子なら流れて47-47で1:34.0ぐらいを意識しておく。
展開だが恐らくマイネル軍団競馬になるんじゃないかなと思う。ちょっと近走コスモソーンパークの出脚が安定しないので何ともだが、ハッキリした逃げ馬が不在なので番手競馬が理想の大知のペースメイカーとしてコスモソーンパーク丹内がハナを切る可能性が高く、それを目標に番手外につけるのがマイネルアウラートかな。内に切り込んでくる形でこの2頭が主導、そのあとに中目からシベリアンスパーブ、ダイワリベラルといったところがじわっと先行しつつ、内からはキャンベルジュニアがポケットを狙っていく形でいいと。恐らく前がある程度コントロールすると思うが馬場も重いし渋っている状況下、47.5ぐらいでコントロールしても後半46.8前後まで出せればいい方だと思う。ペースはそこまで遅くならないと思うが、この馬場で仕掛けの意識が遅れると思うし、レースの傾向からもL2最速率は上がってくるとみて、基本的には基礎スピードはそこまで問われないと思うが、ある程度持っている馬で要所である程度動ける位置にいる馬、総合力を重視したい。
◎マイネルアウラート
個人的に厄介なパターンは、馬場がBコースで高速化してそれに合わせずスローに満足してのTS持続負けのパターンだった。なので雨が降ればそれだけ極端なペースにはなりにくいし、コスモとマイネルアウラートのマイネル軍団が主導していきやすいメンバー構成、ゴリゴリのハイペースで飛ばしたい逃げ馬はいないわけなのでオーバーペースにもなりにくい、適度な平均~ややハイ程度で収まる可能性が高くなったのがまず一つ。それと、前述に掛かる所もあるが、この馬は本仕掛けでトップスピードに乗ってから使える脚は限定的。なのでいかに仕掛けを待てるかがポイントで、全体のペースをある程度引き上げて縦長気味にペースを引っ張る、そこから仕掛けを待ちながら直線入りで加速で出し抜く競馬を狙いたい。今回は雨の影響、馬場も読みづらいBコース替わりで各騎手の仕掛けの意識も遅れる可能性が高い。前走の東京新聞杯は後半特化にしすぎた酷い騎乗。今回はイメージ的に3走前のリゲルSで、少し渋っていて馬場も時計が掛かっている、そんな中で上手くペースをコントロールして47.6-47.2と平均に持ち込みながら11.9 - 12.1 - 11.1 - 11.2 - 12.8とコーナー最速に持ち込んでここで脚を使わせることができたので仕掛けが早くても踏ん張り切れたという形。なので中山1600なら仮に多少仕掛けが早くなったとしてもコーナー最速なら外からの各馬も脚を使わされる分だけこちらにメリットもある。この馬場で総合力を問われる可能性が高くなったこと+やはりタフな馬場適性が高いという点で見てもここは迷わず本命にした。大知の弱点が出にくいだろうと。
〇キャンベルジュニア
逆に実力的にはキャンベルジュニアが一番じゃないかなとは思っているんだけどね。前走は個人的には成長をかなり感じさせる競馬になっていて、中山マイルで46.0-47.3とハイペース、若干離れていたがそれでもこの馬の位置でもまず平均ペースには入っていたし、その流れの中から11.4 - 11.7 - 12.1 - 11.5 - 12.0と中弛み気味の中で外からじわっと取り付いたのはあるが、それでもL2最速11.5の地点で1馬身差から突き抜けているので11.3辺りとみても馬場とペースの割に最速が速い。厳しい流れの中から加速して動けたというのも大きいし、厳しい流れでパフォーマンスを上げてきたのはまず間違いないだろうと。個人的には3走前の豊明Sの様に内ポケットで我慢して包まれて11.6 - 12.0 - 12.0 - 11.3 - 10.9 - 11.4とL2最速の地点でやはり置かれてというパターンを危惧していて、実際内枠を引いてちょっと嫌だなと思ったんだけど、まあ馬場も渋ってちょっと置かれるぐらいなら前々からなら何とか対応できると思う。それに前走でその部分、ギアチェンジ面でもある程度高いレベルにまでは引き上げてきたから、能力を評価しつつ適性面でもそこまで不安視しなくても良いかなとみて対抗に。出来れ対マイネルアウラートを考えれば1秒程度のハイペースぐらいになってほしいね。
▲シベリアンスパーブ
両軸が結構堅めなのでこの枠で穴を狙う。実馬券ではマイネルとこの馬両軸に3連複で印の馬を拾ってやろうかなと。良馬場では浮上させなかったけど、この馬場で浮上させる。まず先週までの段階で時計も掛かっていてBコース替わりも雨が降って高速馬場というのはまずないだろうと。幾らかは時計が掛かるし雨が降ったことでパワー型、良質な基礎スピードは問われないし1800ベストのこの馬でも問題ないだろうというのがまず入り。そのうえで前走の東風Sは50.1-46.6と糞スローでスローは良くても結局12.5 - 12.4 - 11.9 - 11.1 - 11.2と2F勝負でキレ負けでは仕方ない。スローでかつ極端なトップスピードを要求されない中での粘りがこの馬の身上で、引っ掛かったのが洛陽Sの6着。重馬場でイマイチ、と判断するのは早計だろうというのがメンバー構成で、上位はかなりハイレベル。3着ケントオー4着トーキングドラムと上位勢がかなり手ごわかった。48.8-46.9とスローからの12.4 - 11.9 - 11.5 - 11.6 - 11.9とL3最速戦なのでこの馬には良い展開ではあったと思うが、中団外々からジリジリで4着争いとは僅差。ただ位置取りは本来もうちょっと前を狙える馬だし、この馬場で前がペースをコントロールする中で好位外ぐらいから前を向いてじわっと入ってこられれば一発まであり得るメンバー構成かなと。この時期の少し時計が掛かる馬場がこの馬にはベストだと思うので、中盤少し緩んで中弛みに外から取り付ければ怖い一頭。チャレンジC3着時のパフォーマンスが良いし、マイルではちょっと短いぐらいの馬で今回は良いと思う。
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