14期 予想歴34年
◎ソウルスターリング
3着/1人気
○ライジングリーズン8着/9人
▲ミスエルテ11着/5人
×アドマイヤミヤビ
今回は、主役が勝ちをもぎ取りに動いて来るタイプなだけに、おそらくは超どスローの上がり勝負というのは考え難い。
スローに持ち込もうとしようものなら、逃げて自身の都合の良いようにペースを振り回し、マークしている後続馬に脚を使わせる…そういう事が出来る馬がソウルスターリングなのである。
鞍上ルメールもその事は重々承知の上で騎乗してくるはずで、展開がこの馬中心に動き、後続馬もこの馬の豊富な体力勝負に付き合わされる羽目になる。
土曜日の雨で重馬場にまで悪化。
本日は晴れ予想も、かなり湿度が高くなる模様で、馬場も稍重まで回復するかどうか？…という感じになりそう。
馬場状態も体力消耗の激しいものになりそう。
そんな事から、おそらくはＧ１らしいタフさの求められるレースになるだろう。
体力を温存させるような生ぬるいレースに適応した馬ではなく、消耗戦に適応出来る馬に注目したい。
ソウルスターリング中心視で良い。
卓越した体力と強固な意志の持ち主で、物理的にも精神的にも "勝ちにいく競馬" に適した構造となっている。
おそらくは、今回もチャンピオンとしてのパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
相手は、消耗戦に特化したライジングリーズン。
超どスローだったアルデバランＳでは良いところが全く無しも、ここ２戦はキレが殺がれる競馬で最高のパフォーマンスを見せている。
前走はＯＰ特別で比較的負荷の低いレースを選んだのも良い。
素直にタフさが求められる競馬になれば、上位に浮上してくれるはずだ。
ミスエルテの前走は、実に勿体無い競馬。
勝ち馬がサトノアイレスだっただけに、阪神1800㍍質の競馬が十分に通用するしたはず。
本来のこの馬の競馬をしていれば、かなり際どい競馬になったはずだ。
変に流れに乗せて競馬をさせたのはマズかった。
自分の競馬から掛け離れた競馬を強要されて牡馬相手に0.4秒差の４着。
ならば、牝馬限定戦で自分の競馬に徹すれば当然パフォーマンスアップが見込めるはず。
アドマイヤミヤビは府中でのキレ勝負に特化したイメージが強く、今回の競馬に対する適応性に疑問が残る。思い切って切り捨てて予想を立ててみたい。
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