09期 予想歴6年
◎クラウンプリンセス
7着/8人気
過去のスワンステークスを見るとけっこう上がりの掛かるレースが多いんですけど、逃げ馬がマイネルレーニア一頭で先行馬もチラホラ、という程度のメンバーの今年は、例年とは違ったレースになりそうな予感がします。
開催4週目といえど、京都芝はまだまだ高速。短距離でもラスト1ハロンが12秒を切ることも多く、先週の桂川Sでは母父SSと父SS系がワンツーを決めるなど、瞬発力の比重が高まっている馬場といえそう。スピード一辺倒のスプリンターよりも、ある程度の決め手を持っている馬を中心視するのが良さそうです。
本命はクラウンプリンセス。父が今の京都短距離で好調のスペシャルウィーク(SS×ND)で、母父がシアトルスルー。血統的な瞬発力、持続力、スピードのバランスが今の京都の馬場にぴったりな印象です。
レース内容に目を向けても、11秒台が続く高速ラップでマイネルレーニアを差し切った米子ステークス、ラスト1ハロン11秒台で瞬発力が求められたポートアイランドSでともに1着と、適性の幅は広い。
ゲートとダッシュも速いので追走に苦労することは無いでしょうし、終いが掛かる展開にならないかぎり大崩れはないと思うんですよねぇ。
◎クラウンプリンセス
スペシャルウィークが瞬発力に優れると言ってもピンとこない人もいるかと思いますが(というか僕がそうです)、横比較で「短距離向きの種牡馬たち」と比べると、断然スペシャルウィークのが瞬発力がある…というのが一つの血統的な考え方のようです。なるほどそういうのもアリかと、目からウロコでした。
ちなみに他馬で(単勝的に)怖いのは、終い掛かる展開でのフィフスペトル、あとレーニアの逃げ残り。とっちも人気無さそうなだけに相当迷いました。
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