16期 予想歴24年
◎アルバート
5着/6人気
○キタサンブラック1着/1人
▲トーセンバジル8着/9人
△シュヴァルグラン2着/4人
<見解>
現状の天皇賞春で最も注目したいのが
母方にスピード持続力に長けた血を持つ馬
昨年の勝ち馬キタサンブラックが
サクラバクシンオー×ボールドルーラー系
昨年・一昨年と穴を演出したカレンミロティックが
母父エーピーインディでボールドルーラー系
もちろん3200mなんで
スタミナ(欧州)血統も重要ではありますが
馬場が高速化してる現状からも
まずはこの血を持つ馬をアドバンテージとして捉えたいです
サンデー系種牡馬ではハーツクライ
産駒は勝ち馬こそ出てませんが
過去5年で【0.3.3.7】と好走率が高し
ハーツクライはトニービンを内包してますが
ミスキャスト、アドマイヤベガといった
トニービン内包種牡馬が馬券になってますし
トニービン直系のジャングルポケット産駒も
複数馬券になっておりこれも注目血統の一つ
ブラックタイド、マーベラスサンデー、
ミスキャスト、ヤマニンセラフィム
サンデー系種牡馬でも
いわゆるリーディング上位からズレた馬が活躍傾向
従って本家本流のディープインパクト産駒が
過去5年で【0.1.0.9】と苦戦してるのも納得か
13年にトーセンラーが2着あるのみですから
データ的には前走着順が良い馬(3着以内)=つまりリズムの良い馬が
意外とそのまま好走する傾向
着順が悪い馬が巻き返すなら
前走で先行競馬の経験は欲しいところ
あとはこのクラスになると
近走重賞を使ってる馬ばかりにはなるんですが
そんな中でもシュヴァルグランやホッコーブレーヴなんかは
近3~4走で条件戦を使って好走
こういった馬は少ないと思うんでもし居れば注意したいとは思います
<予想>
◎はアドマイヤドン産駒のアルバートにしました
アドマイヤドンはミスプロ系種牡馬ですが過去10年では【0.2.1.22】
過去5年では【0.0.0.13】と1頭も馬券になっておらずかなり苦戦傾向
それでも評価したのが
アドマイヤドンがトニービン内包種牡馬である事と
母母父ノーザンテーストがスピード持続力に長けた血である事
この2つで厳しいデータを相殺してくれへんかな??と思いました
2年前のステイヤーズステークスでは内から抜けてきましたが
この枠なんで基本的には外を回さないでそんな競馬を希望
(昨年も内を通ってインを突きましたが)
その昨年よりサトノダイヤモンドが居る分だけ
もう少し圧が前に掛かれば食い込み可能かと
○は昨年の勝ち馬キタサンブラック
菊花賞の勝ち馬でもあるんでもはや解説不要(笑)
母方は先程挙げたようにサクラバクシンオー×ボールドルーラー系で
スピード持続力に長けた配合
前走大阪杯はG1に格上げされたとはいえ
過去最高馬体重で勝利とまだここへの余裕は残してそう
その大阪杯からの臨戦は昨年と全く同じですが
違うのは大阪杯がG1に格上げされたという点
G1好走後にガッツリ延長臨戦になるのはダービー以来2回目
(昨年の有馬も延長ですが100mだけ)
ダービーが14着で有馬が1番人気2着で
しっかりG1を走った後の延長を苦に感じるなら??
まあこれ位じゃないですかね?突ける材料としては
▲はハービンジャー産駒のトーセンバジル
父はダンチヒ系ながら代を経ての欧州ノーザンダンサー系
はっきり言ってノーザンダンサー系種牡馬は
近年苦戦しておりますが
かつてはダンチヒ系種牡馬を父に持ってた
マイネルキッツが2年連続で好走
そして何と言っても魅力なのが母方の血統でありまして
ますは母母父がスピード持続力に長けたノーザンテースト
3代母がクラフテイワイフでこの一族は
カンパニーとトーセンジョーダンが京都でG1連対実績
ダークメッセージ、トーセンスターダム、
レニングラード、トーセンホマレボシ
他の一族も京都重賞で走りまくってるので
よっぽどこの一族は淀に適性があるはず
△シュヴァルグランの父はハーツクライで昨年の3着馬
母父Machiavellianはミスプロ系ですが自身は欧州で走った馬
母母父ヌレイエフは欧州ノーザンダンサー系で
母方はやや欧州色が強い印象
昨年より近走の鮮度には欠けますがそれを父がどこまで相殺出来るか!?
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