16期 予想歴3年
◎タマモベストプレイ
13着/14人気
○シュヴァルグラン2着/4人
▲キタサンブラック1着/1人
△サトノダイヤモンド3着/2人
【予想】
◎8.タマモベストプレイ
○6.シュヴァルグラン
▲3.キタサンブラック
△15.サトノダイヤモンド
まず予想する前にデータ分析していきます。
データは過去7年を使用します。
まずは枠の分析から。
枠番 複勝率 複回値
1枠 42.9% 425
2枠 21.4% 335
3枠 14.3% 126
4枠 14.3% 39
5枠 0.0% 0
6枠 21.4% 57
7枠 15.0% 123
8枠 9.5% 33
このように圧倒的に内枠有利。
開幕2週目の京都なので軽馬場だし
コーナーを6回まわるので
インで脚を溜める馬は有利ですね。
一方で外枠は
最初のコーナーまで距離が短いので
ポジション取りに脚を使うし
終始外々を回されるのでツライ。
このレースはポジション取りも大事で
4角5番手以内(6-4-4-26/40)
に対して
4角6番手以下(1-3-3-78/85)
と、追い込みは厳しい。
だからある程度の先行力と
スタミナロスを少なくするか
がポイントになってきます。
あと血統傾向ですが
ハーツクライという馬も母父がトニービンなんですが
このトニービンの血を持つ馬は強いですね。
カレンミロティック、フェイムゲーム、
ウインバリアシオンなどはハーツクライ産駒、
トーセンジョーダンやジャガーメイルは
ジャングルポケット産駒、
ビートブラックは父母父トニービン。
あとハーツクライと同じく
スタミナ型サンデー系の
ステイゴールド産駒も優秀。
フェノーメノとゴールドシップが該当。
ただし最近の長距離GⅠは
高速馬場で行われるようになったので
スタミナよりスピードが
求められるようになってきました。
菊花賞でなかなか優勝しなかった
ディープ産駒もついに去年勝ちましたしね。
このレースの血統傾向的にも近年は
スタミナ血統が入っていることは大事ですが
そのうえで母方にはスピード血統が入っていると良い。
キタサンブラックは母父サクラバクシンオー、
母母父ジャッジアンジェルーチだし
カレンミロティックも母父エーピーインディ。
フェノーメノも母父デインヒルだし、
ウインバリアシオンも母父ストームバード。
このように米国血統や短距離血統も
同時に持っている馬が近年は良いわけです。
つまり
スタミナ血統とスピード血統を
を両方持つ馬をチェックして
そのうえで枠や脚質を見て
買う馬を決めていけばいいのかなと思いました。
では予想を。
天皇賞春は毎年荒れるレースなので
積極的に穴馬を本命にしたいと思います。
本命は◎タマモベストプレイにしました。
まず内目の枠に入ることができたのと
脚質が逃げ・先行なのはめちゃくちゃ良い。
そして血統ですが父フジキセキ。
フジキセキといえばストレイトガールや
キンシャサノキセキなどを出した短距離血統。
なので長距離戦は一見無理に見えますが
近年の長距離G1はこういう短距離血統が
大事になってくるので傾向に合致します。
そしてスピードだけでなく
母方にはスタミナの血がある。
母父ノーザンテースト、母母父ディクタス、
さらに3代母はロイヤルサッシュ。
これはスタミナにあふれて
このレースの好走血統でもある
ステイゴールドに配合が似てるんですよ。
ステイゴールドは父サンデー、母父ディクタス、
祖母がノーザンテースト×ロイヤルサッシュ。
タマモベストプレイも父サンデー系で
ノーザンテースト、ディクタス、ロイヤルサッシュ
が含まれていますから
天皇賞春とかなり好相性な血統なわけです。
もちろん能力は足りませんが
それでも今年OPで勝ってるし
前走は2番手追走して4着なので
3着くらいなら来れる能力はあるはず。
もともとこの馬自身
シンザン記念、きさらぎ賞、京都大賞典、万葉S
で好走しているように京都得意だし
兄弟のタマモホットプレイも
シンザン記念、スワンS、シルクロードS、京阪杯
で好走しているわけですから京都得意な一族。
15番人気は舐められすぎなので
ここは激走を期待して本命です。
対抗は〇シュヴァルグラン。
ハーツクライ産駒ですから良いですね。
とにかくこのレース走りますから。
母父マキャヴェリアン、母母父ヌレイエフなので
スピードの血もちゃんとあるから
好走血統の傾向に合致します。
この馬自身、ハーツクライ産駒らしく晩成型で
去年の春から徐々に能力発揮してきましたが
キタサンブラックやサトノダイヤモンドといった
強い馬に負けているおかげで人気落ちてる。
もしかしたら成長している可能性があるなか
その成長にまだ皆が気づいていないかもしれないので
馬券的には美味しい馬だと思います。
ジャパンカップも展開合わないなか追い込んできたし
前走の阪神大賞典もサトノダイヤモンドが強すぎただけで
勝ちに行く競馬をして食らいついて粘って2着だから
能力上位なのは間違いない。
3番手は▲キタサンブラック。
血統はブラックタイドがスタミナあって
母方は短距離血統なので血統傾向に合う。
まぁ血統を語らなくても
去年勝っているし能力も衰えていないし
内枠という絶好枠をゲットしたので
他馬にまくられない限り
安定した走りを見せるはず。
たとえハイペースになったとしても
去年の宝塚記念のように
3着に粘れる能力あるので
複勝圏は堅いと思います。
4番手は△サトノダイヤモンド
に一応印をつけておきましたが
馬券は買いません。
このレースで相性悪いディープ産駒だし
母方は南米牝系なので血統からは
スタミナや疲労に対する裏付けがない。
しかも魔の8枠となると
決して期待値が高い馬とは言えないので
今回は買わなくてよいと思いました。
今回無理して買わなくても
天皇賞秋やJCで買えばいいと思います。
もっとも、
菊花賞でも素晴らしいキレを発揮したし
前走阪神大賞典ではタフな条件にも拘らず
差し切り勝ちしたわけですから
能力だけなら1,2番手であることを認めますよ。
でも期待値を考えて馬券は買わないというだけです。
3着以内には来る可能性高いと思います。
最後に
レインボーラインはステゴ産駒でスタミナあるし
母父フレンチデピュティのスピード血統なので
好走血統に該当するので
穴馬として注目してましたが8枠なので断念。
【買い目】
単勝 ◎、○
複勝 ◎
ワイド ◎-○▲
枠連 ○-▲
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