17期 予想歴3年
◎キタサンブラック
1着/1人気
○ゴールドアクター7着/5人
▲アドマイヤデウス4着/10人
△ラブラドライト17着/13人
【馬場】
土曜の10Rは一雨降った後の競馬で2:23.9と1.5秒近くも速い時計。9レースも雨の影響がある中で1秒近く速い時計が出ていました。土曜の時点で高速状態であったことに加えて、おそらく昨日の午後の雨の影響で土曜夜の散水は行われないのではないかと判断。日曜は超高速馬場を想定します。
土曜の段階でも内での立ち回りが勝敗に直結していましたし、トラックバイアスはフラット。
京都芝外回りは構造的にインが有利なコースですが(参照:コースの特性〜「なぜ」その傾向になるのか)、例年以上に「内・前(好位)」を意識して予想を組み立てたいところです。
【展開】
外から切り込んでヤマカツライデンのハナ。3角の下り坂でリードを広げ、大逃げの形をひとまずは想定します。番手にタマモベストプレイ、やや離れた3番手集団にキタサンブラックで、例によってこれが実質的にペースを握る展開か。
キタサンブラック武豊騎手のレースメークについては大阪杯の展望記事でも触れた通りで、展開の上ではキタサンに逆らわず、キタサンの作り出す展開に対応するというスタンスが吉かと考えます。
そしてこのレースのカギは内にキタサン、外にサトノという2強の位置関係で、前に壁を置きたいサトノダイヤモンドが外枠から積極的に出してくる展開は考えにくいところ。となれば、勝負どころの3.4角ではキタサンが外から押し上げてくるサトノに脚を使わせるべくペースを引き上げる流れが濃厚。4角出口のラスト3ハロン目あたりに最速ラップをぶつけてくる可能性が高く、当然外の馬にはキツい展開が見込まれますので、ここをインの前目、理想はキタサンブラックの直後あたりで立ち回れる馬に展開利かと考えます。
道中インでロスなく→勝負どころ、4角出口から直線入り口でひと脚使える、という中距離的な器用さを重視。反応の遅いステイヤータイプはここではやや軽視したいと考えています。
【予想】
◎キタサンブラック
◯ゴールドアクター
▲アドマイヤデウス
☆ラブラドライト…大穴
△シュヴァルグラン
△ファタモルガーナ…大穴
△シャケトラ
△アルバート
△サトノダイヤモンド
◎キタサンブラックは、実は僕自身初の本命。今まで散々嫌って返り討ちにあって来ましたので、さすがに観念します 笑(逆にここで飛ばれたらおぉ…もう…)
もっとも頭で狙うつもりは全くなくて、しっかりと3.4コーナーで外にロスを作らせて、あわよくば内の人気薄を連れて来てくれ、という役回りを彼には期待しています。文字通り「軸」としての信頼ですね。
◯ゴールドアクターが対キタサン最終兵器か。横山典騎手の意味深な発言からして、おそらくキタサンの前を狙ってくるのでは…という感じ。枠は中目ですが、高速馬場の中しっかりとインで立ち回って持ち味のコーナーリングと加速性能を3.4コーナーで発揮できれば非常に不気味な一頭。前走日経賞は12.2 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.6という超ロングスパート戦で、この馬の持ち味である要所の加速が活きない展開。ここは展開的にハマる可能性が高く、頭まで狙いたいところです。
▲アドマイヤデウスも高速馬場のキレ勝負なら非常に妙味ある一頭。キタサンを追い詰めた昨年の京都大賞典では13.0 - 11.9 - 11.1 - 11.1 - 11.5と急加速からの11.1というトップスピード戦で鋭さを引き出して来ていますし、どこかで内に入れればここでも一発あっていい。岩田騎手に は道中インへの意識を強く持って、代名詞のイン強襲を春の淀で爆発させてもらいたいところです。
☆大穴でラブラドライト。…言いたいことはわかってます、…斤量ですね 笑。
ただ、そこを考慮してもなお展開的にはこの上なく向きそうな一頭で、イン・前の先取特権を確保。高速馬場を味方につけた粘りこみに警戒です。
△以下、穴目では同じく内を取れそうなファタモルガーナやシャケトラにも要注意ですが、いかんせんゲートが遅いと位置どりが後ろになりがちで、ここは印を一段落として評価した形になりました。
△サトノダイヤモンドは個人的には大好きな馬ですが…展開的には割りを食う可能性が高く、ここではあわよくば飛んでくれ!とのスタンスでいきたいところです。
買い目は
1列目◎
2列目◯▲☆
3列目総流しの3連複フォーメーションに、
3列目◯▲☆△のフォーメーションを重ねる形。
さらに◎から◯▲☆と△ファタモルガーナとシュヴァルグランへの馬連、3連複流し。
そして◯ゴールドアクターの単勝で勝負。
拙ブログ「事例から競馬を考える」
http://jireikara.blog.jp
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