08期 予想歴18年
◎プロフェット
8着/4人気
○タイセイサミット1着/3人
▲アストラエンブレム2着/1人
△マイネルラフレシア9着/7人
4Rと5Rを見る限り、かなりの高速馬場と言って良いでしょう。
なにより、騎手が高速馬場を意識してペースも早くなっています。
東京1800はスローになりやすいコースですし、少頭数で確たる逃げ馬がいないのでいかにもスローになりそうですが、極端に遅いペースにはならないでしょう。
総合的なスピード能力が求められるかと。
◎プロフェット
昨春から振るわない成績でしたが、今年初戦の白富士Sは次走GⅡで上位争いしたスズカデヴィアス・サクラアンプルールに次ぐ3着。
大阪城Sでは直線包まれて挟まれてと散々ながらも、最後まで脚を伸ばして5着。
前走谷川岳Sでは初マイルながら、前残り展開を差しきれず4着。
距離延長になる今回は先行しやすいでしょうし、先行できなくても頭数が多くないので大阪城Sのように包まれる危険はぐっと下がる。
大阪城Sの勝ち馬アストラエンブレムとは斤量関係が逆転することを考えれば、逆転は充分可能でしょう。
近走の安定性と、不利があっても最後まで脚を使えることから、上位争いは確実にしてくるでしょう。
○タイセイサミット
武庫川Sの勝ち時計1:33.1、上がり33.4はこの馬の高いスピード能力が発揮されたレースだったでしょう。
1マイル1:33.1といえば、京都金杯でのアストラエンブレムの走破時計と同じですが、京都と阪神の違い、道中のペースの違いを考慮すれば、武庫川Sの方が価値の高いと言えるかと。
とはいえ、昨年からずっと掲示板を外していない安定性の高い馬ですが、東京コースは中京・阪神と比較して成績がよろしくない。
ダイワメジャー産駒らしい成績と言えます。
ですがそれも2000を中心に使われていたからで、マイル戦の前走を見る限りは1800で見直せると見ます。
上述しましたが、騎手が高速馬場を意識していることもプラスで、超スローからの上がり勝負では32秒台の上がりが使えるアストラエンブレム優勢でしょうが、そこまでペースは落ち着かないはず。
最内枠、差し馬が多いメンバー構成で、マイルからの距離延長なので楽に先行できることも期待できる。
スピード能力という意味ではプロフェットより上だと思っていますが、信頼性という意味では分が悪いと思い、対抗までに。
▲アストラエンブレム
逃げ切り勝ちも差し切り勝ちもしたことがあるぐらい脚質に自在性があって、上がり32秒台の持ち時計も持っている。
それが重賞以外では連を外していない安定性に繋がっているのでしょう。
ただ、外枠になったことと近走で後ろからの競馬ばかりしていること、そこまで重くはないものの初めて背負う斤量という点から、ハンデが軽い先行馬相手に切れ味が鈍ることは充分有り得るかなと。
△マイネルラフレシア
逃げるのはこの馬でしょうか。
東京コースは非常に相性が良く、特に2勝している1800はベストでしょう。
白富士Sこそ惨敗しましたが、前後半に5秒以上の差がある超超スローペースが向かなかったことと、調教から明らかにデキが落ちていたことも影響したでしょう。
前走谷川岳Sは特に見るところのない競馬でしたが、休み明け初戦と前残り馬場ということを考慮すれば充分な上がりを使えていたかと。
ベスト条件のコースと前残りの馬場、叩いた上積み、展開次第ではワンチャンスあるでしょう。
2番人気のナスノセイカンは、キャンベルジュニアにこの条件で勝っていることを考えると非常に気になるところですが、距離短縮の差し馬なので今の馬場はちょっと良くないかなと。
勝ち負けしているレースは全てスローペースで、今の馬場でスローなら前が止まらないでしょうし、ペースが早くなった時に脚を溜められるかという懸念はある。
東京1800といえば、昨年毎日王冠の3着4着馬も気になるところ。
ロンギングダンサーは最低人気はさすがに舐められすぎではという感じもしますが、年齢的な意味でもこの高速馬場は良くないでしょうね。
これは東京に限らず1800のスペシャリストであるヒストリカルにも言えることで、メイSは2014年の高速馬場の時にも切れ負けして5着までという結果。
ただこちらは、2走前小倉大賞典のようにハイペースの消耗戦にも強い馬なので、もしハイペースになれば突っ込んで来るかもという不安はある。
とはいえミドル以上にペースが早くなるとも思えないので、掲示板までではないかと。
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