日本ダービー2017予想
歴史を変えるアドミラブル

もんまっち
10期 予想歴27年

◎アドミラブル
  3着/1人気

○スワーヴリチャード2着/3人
▲レイデオロ1着/2人
△サトノアーサー10着/5人


「今年の牡馬は低レベル」と戦前に言われた皐月賞はレースレコードの決着。続く、青葉賞、プリンシパルSもレースレコードで、全体の評価が難しいままダービーを迎えた。

本来なら皐月賞組を中心に考えるべきだが、高速馬場で結果的に前々で回れたスピードタイプが上位を占めた特殊な展開。少なくとも、中盤が落ち着くダービーとは異なる展開で、直結性は低いと見た。皐月賞下位やトライアル組でも十分戦えるはず。

青葉賞は最も遅いラップが最初の1Fの12秒5というダービーでも見られないような淀みのない流れ。アドミラブルは前半はもっさりとした感じで最後方を進み、残り5Fから外を上がっていき、直線もそのまま突き抜けたレースぶりはインパクト大。数字面も見た目も過去の青葉賞1着→ダービー2着のシンボリクリスエスやフェノーメノと互角かそれ以上。しかも余裕残しの仕上げでこれなら、皐月賞組以上の評価をしていい。未勝利勝ち後はダービーを意識した連続中3週のローテーションで調整も予定通り。決して権利を取るために無理をしたわけではない。

キャリア2戦、前例のないローテでダービーを制したフサイチコンコルドがいる母系からも大一番に必要な底力は十分に備えている。大外枠はコースロスより、最後にゲートインするだけに出遅れが心配。青葉賞よりスローに流れ、33秒台を求められるような究極の上がり勝負になった場合は不安だが、オークスの結果からも前半5Fは60秒台で行くはず。史上初めて、青葉賞組からダービー馬が誕生する。

皐月賞は右回りがぎこちなかったスワーヴリチャード。共同通信杯を圧勝した東京での巻き返しで逆転まで。久々の皐月賞で上位馬で唯一後方から伸びてきたレイデオロも差なし。今回の想定される展開とは異なった皐月賞上位組は軽視した。


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