日本ダービー2017予想
東京優駿(GI) 2017 予想

浪花の赤い彗星@クワトロ
17期 予想歴26年

◎スワーヴリチャード
  2着/3人気

○アドミラブル3着/1人
▲レイデオロ1着/2人



年 Time テン-中盤-中盤-上り 4F 5F 前後差
'12 2:23.8 35.6-35.2-36.9-36.1 47.3 59.1 +2.2
'13 2:24.3 35.0-37.2-36.9-35.2 47.5 60.3 △0.1
'14 2:24.6 34.9-36.8-38.5-34.4 47.1 59.6 +1.2
'15 2:23.2 35.4-35.9-37.3-34.6 47.1 58.8 +0.6
'16 2:24.0 35.6-37.3-36.9-34.2 47.7 60.0 △1.8
──────
Ave 2:24.8=35.4-37.0-37.3-34.9 47.7 60.0 △0.2

3歳でこの距離のレースなので、前後半差スローになりがちですが、ラスト5Fまではそれなりに流れ、そこからラスト3Fまで少し弛んでの瞬発力勝負。
後方の馬は、緩んだところでどれだけ勝負できるポジションが取れるか?

◎④スワーヴリチャード
東京替わりは明らかに条件好転で、内枠に入った理もあります。
共同通信杯では内枠から先行した経験もあり、外枠に入った有力馬に比べればあまり注文がつかないでしょう。
ダービーは運の強い馬が勝つレース。
素直に内枠に入った有力馬から勝負したいと思います。

〇⑱アドミラブル
能力は認めつつも、大外枠を割引します。
青葉賞馬は最高でも2着のデータもありますが、1コーナーまでの位置取りが難しく、そこで脚を使わされると直線で甘さがでないとも限りません。
初のGⅠでフルゲートの大外枠をぶち抜かれたら、今回が単勝の最高オッズになりそうですが、ディープでもなければそうはいかないでしょう。

▲⑫レイデオロ
東京替わりと叩き2走目の伸びしろを考慮して。
皐月賞後はこの馬を本命にと考えていましたが、やや外目の枠に入りましたので割引しました。
前走は向かない流れで持続力のある末脚で5着は、休み明けでは上々で、やはり東京の方が向いているでしょう。

これ以下は、
⑥サトノアーサー
⑦アルアイン
スローペースの時の⑬カデナまででしょうか?

基本は◎の単複で、上記3頭を中心にどこまで買うかは直前まで悩みます。

良いレースを期待します。


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日本ダービー2017回顧
東京優駿 2017 回顧

浪花の赤い彗星@クワトロ
17期 予想歴26年

次走狙い:アドミラブル
次走狙い:レイデオロ
次走危険:カデナ


'17 2:26.9 = 37.1-38.6-37.4-33.8 4F=49.9 /5F=63.2 前後半差=△4.5
LAP=13.0-11.2-12.9-12.8-13.3-12.5-12.1-12.6-12.7-11.5-10.9-11.4

⑧トラストか⑤クリンチャーの逃げと読んでいましたが、③マイスタイルが逃げてうしろに⑧トラストとスタートの良かった⑦アルアインが付けて1コーナーへ。
向こう正面では平均ラップよりやや早めに進みましたが、結局3F以降から4コーナーまでは11秒台を刻むことなく、ラスト3Fの瞬発力勝負となりました。
弥生賞で逃げたときは前後半差△3.2秒。マイスタイルは超スロー瞬発力勝負タイプの逃げ馬となりそうです。

1着△⑫レイデオロ 12-14-2-2 33.8(8位)
(キングカメハメハ/シンボリクリスエス)
スローで流れたレース中最大の見せ場となった、2コーナー出口から直線にかけてのポジション取り。
正直捲っていった時には馬券内を諦めました。
このレース中最も遅いラップの13.3を刻んだところで捲っていったのは、ルメール騎手の好判断でした。
私自身は馬体や走法はわかりませんが、首の高いピッチ走法であるこの馬より、トビの大きなスワーヴリチャードの方が枠の差もあり、注文がつかないレースになると読んでいましたが、適性の差を馬本来のポテンシャルを引き出すことによって制したといえるでしょう。

2着◎④スワーヴリチャード 7-7-7-5 33.5(3位)
(ハーツクライ/Unbridled's Song)
予想どおりのポジショニングから、直線ではスムーズに外に出して末脚を発揮しました。
残念ながらレイデオロには及びませんでしたが、能力は充分に発揮したといえるでしょう。
四位騎手も枠なりにレースができる騎手ですので、この着順は仕方なかったと思います。
成長力も見込めるので、皐月賞でケチがついた右回りで能力を発揮できるかが問題でしょう。

3着〇⑱アドミラブル 17-17-13-12 33.3(1位)
(ディープインパクト/シンボリクリスエス)
多頭数・外枠での超スローペースは、予想どおりハンデがありすぎたようです。
しかし、この展開で3着にとどいたのは、やはり能力が高い証明でしょう。
レイデオロが捲っていった時に、ついていかなかったことは結果的には残念ですが、デムーロ騎手が道中を大外をまわるリスクを避けたかったということなので、勝機はその分だけ失ったのでしょう。
しかし、馬の能力自身には期待できるので、秋以降の条件替わりで充分期待に応えてくれそうです。

レース結果を受けて、上位3頭は充分に満足がいく走りはできたように思います。
適性と条件の差を、レースでいかに克服するかを見せられたようで、とても楽しめたレースでした。

ただ、スローペースでこそ末脚に期待したカデナやサトノアーサーは、成長力の差や能力の絶対値で3頭には及ばないという結果ですので、秋以降の成長力を見極める必要がありそうです。

もう一つの問題点は、当時レースタイムが超スローの結果で物議をかもした、2010年のエイシンフラッシュが勝ったレースと同タイムということ。

'10 2:26.9 = 36.1-39.0-38.4-33.4 4F=48.8 /5F=61.6 前後半差=△3.3

前後半差で比較すれば、今年の方が断然のスローです。
'10年は2~3ブロックが相当遅いラスト3ハロンの瞬発力勝負。
今年は1~2ブロックが遅く3~4ブロックがやや加速していく持続よりの瞬発力勝負の違いといったところでしょうか?

この後エイシンフラッシュは、スローの瞬発力戦専用から、持続力戦へ適性を広げていった馬。
2着はローズキングダムで3着はヴィクトワールピサでした。

世代間の力差はわかりませんが、能力は牝優位と評価されていた今年のダービーですが、過去レースとの類似を考えるなら、上位3頭の秋以降の成長には期待できそうです。


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