安田記念2017予想
安田記念はイスラボニータから・・・

下彦
15期 予想歴31年

◎イスラボニータ
  8着/1人気

○ロゴタイプ2着/8人
▲ヤングマンパワー16着/11人
△ビューティーオンリ6着/9人


昨年は少頭数戦ロゴタイプが先手を取り、落として引きつけつけ離すという手玉にとるような見事な競馬。ああいう形も良いですが、ロゴタイプと言えば、ベゴニア賞府中マイル(高速馬場)で圧巻の走りを見せ、朝日杯FSでは2秒以上のハイペースを先行集団から力強く抜け出して押し切り、皐月賞も力を最後の最後迄絞り出すような走りで勝ちをもぎ取る強さが印象的です。マイル実績は(3-0-1-2)でG1を2勝、昨年の様には行かずともスローからのトップスピード戦以外ならまだまだ強さを見せられる筈・・・しかしながら感覚が空いて順調さは欠いているようなので対抗◯。

◎イスラボニータ
マイル成績は(2-3-1-1)と安定、唯一の馬券外が昨年の安田記念の勝ち馬から0.3差5着。
どんな形、ペースになっても上位争い必至で、府中の直線はフジキセキ産駒にとって実績十分のコース。

▲ヤングマンパワー
マイル実績は(5-1-4-7)とまあまあでG1となると少々足りないイメージですが、過去何度も穴を開け、人気以上の走りをしているデインヒル系サイアーを父に持っており、グイグイ引っ張る逃げはいなくともフルゲートでソコソコは流れそうというところに好走ポイントがありそうで、穴を開けるならこの馬かなと思われます。

△ビューティーオンリー
輸送、多走で調子は果たして・・というところですが、血統的には過去の好走馬のラインを結構持ち併せており面白いかもしれません。
父はホーリーローマンエンペラー(ディンヒル)、ディンヒルと言えば大分前になりますが、2000年10人気1着のフェアリーキングプローンの父、2001年15人気2着のブレイクタイムの父、1999年10人気4着のツクバシンフォニーの父であり、その他多数人気以上の走りを見せていました。馬場の変遷とともに日本ではサンデー系に圧倒されていますが、ラインとして、ハービンジャーやリダウツチョイスもそこそこ走ってます。
母父はアリロイヤル(ロイヤルアカデミーII←ニジンスキー)。ロイヤルアカデミーIIの産駒として2006年ブリッシュラックが当レースを勝っており、言わずもがな母方に入ればスタミナ、底力のアップに繋がります。2013年ロードカナロアの制したレースは前3F33秒台の早い流れで底力を問われ、ニジンスキーを持つ馬が、12人気3着、15人気4着、16人気5着と頑張りました。
母母父にマリノウスキ(サーゲイロード系)。キレるスピードならサーゲイロード系で、ディープのスピードの源泉もサーアイヴァー(サーゲイロード)。大分前の勝ち馬ニホンピロウイナーもそうですね。ニホンピロウイナーの子ヤマニンゼファーは1992年、1993年と連覇しているし、その翌年2着のトーワダーリンもニホンピロウイナーの子。最近で言えば2015年2着のヴァンセンヌはディープに母父ニホンピロウイナーで、あの激流の中をスイスイ伸びてきた様は父方母方から受けたスピードの非凡さを感じたものでした。
父母父はセクレタリアト(ボールドルーラー)だし、血統面からは文句なしで、あとは状態と芝が合うかどうかだけ。

△ブラックスピネル
マイル実績は(1-1-0-3)ながら成長と共にマイルで良さを出してきており、連覇を遂げているウォッカと同じタニノギムレット産駒というのも良いですね。

クラレントとディサイファの8歳勢が府中マイル〜1800功者でベース流れて渋とい脚を繰り出してくる可能性がありますが・・・G1に昇格した1984年以降全33回のレースにおいて8歳馬が馬券になった事は1度もありません。「1996年のトロットサンダーは8歳」でしたが、2000年迄は生まれた年を1歳としていましたので今の馬齢で言えば7歳ということになります。


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