15期 予想歴31年
◎シャケトラ
4着/2人気
○キタサンブラック9着/1人
▲ゴールドアクター2着/5人
△レインボーライン5着/7人
3着以内馬の上がりが過去10年間で33秒台が皆無、最速が2015年のスローペースを追い込んで2着のデニムアンドルビーで34.0。だいたい早くても34秒代半ば〜昨年の様に流れて消耗戦で36秒代、ホーム引込みスタート下りから内回り2度の急坂とハードなコースでディクタス等のハンプトン系、リボー、ハイペリオン等のセントサイモン系、パーソロン等のヘロド系等等パワースタミナ型が活躍してきたレース。
今年は現時点で11頭の小頭数でハッキリと逃げたい馬がおらず、控えるようになったスピリッツミノル或いはキタサンブラックが自らイーブン位を意識してペースを作っていくのかというところかと思います。
父若しくは母父サンデー系、ノーザンテースト、サドラーズウェルズ、リボー、ハイペリオン、トニービン、ネヴァーベンド、グラスワンダー等
好走血統保有も意識しつつ
◎シャケトラ
父マンハッタンカフェは、(サンデー×リボー系×ハイペリオン系)でコース相性は良いですが重賞となると期待値は下がりがち。ですが母父シングスピール(サドラーズウェルズ系)、4代にファーノース(ND)と芯のある母方。
サドラーズウェルズ或いは全兄弟のフェアリーキングのラインは父方母方どちらに入ってもこのコースでは走って来ますし道悪も苦にしません。
阪神は3戦中内回は2戦で何れも外差しでの勝ち。日経賞も坂で良い伸びを見せており、少頭数戦でのマンハッタンカフェ産駒で内回急坂コースで好機とみて本命。
◯キタサンブラック
昨年は稍重馬場でペース流れ3Fの前後半(34.7-36.8)と明らかな消耗戦で3着に残る凄まじい粘着力。粘着力といえばノーザンテーストですが、宝塚記念とも相性良く、父方母方問わず毎年3着以内に1頭以上おり、2008年11人気3着のインティライミ(母父)以来昨年の1人気2着ドゥラメンテ(4代)、2人気3着のキタサンブラック(4代)迄9年連続で3着以内に来ています。本馬は母4代。
母父プリンスリーギフト系のスピード、母母父からボールドルーラー系の機動力&スピード、4代リファール(4×4)の持続力、ノーザンテーストの粘着力と当に場面場面で持てる血の良さを、その良さを理解し引き出してくる鞍上込みで強いの一言 。
馬場悪化が懸念されますが調子落ちさえ無ければここも普通に好走。
▲ゴールドアクター
一昨年、昨年と有馬記念で1、3着出来る馬ならここでも当然に有力ということで、近走下降ぎみの走りですがこのコース適性有りの可能性で改めて。
サイアーラインにあるグラスワンダー(シルヴァーホーク×ダンジグ)は父として2008年12人気5着、2009年3人気2着のサクラメガワンダー、2010年3人気3着、2011年6人気1着のアーネストリーを出しています。
ロベルト系×ダンジグの先行押し切りの推進力で単穴。
△レインボーライン
サンデーにディクタス、ノーザンテーストのクロス(4×5)と良さそうな血統背景。厳しい流れで浮上してくる差しタイプですが、後手を踏んで良い脚使えても届かずもありそうですが・・・。
他、
ミッキークイーンは最後の脚に魅力を感じますしコースも良さそうですが、母方にもう少し重い血が欲しいところ。
シュヴァルグランは全姉が8人気3着と好走していて、ここのところの成績が非常に堅実で良いのですが好位につけると伸びが良くないし、ハーツクライがあまりよくないレースなのが気がかりです。
サトノクラウンは昨年の様なレースにこそ適性ありと思ったのですが意外にもという感じでした。でも怖い一頭だと思います。
ミッキーロケットは4頭内に入れたかったのですが収まらず。キンカメに母父ピヴォータル(ヌレイエフ系)、母母父カーリアン(ニジンスキー)、ヌレイエフ(4×4)はハイペリオンを近づけた底力を持ち合わせている筈でこれも怖い一頭。
スピリッツミノルは相当に馬場悪化がすすめばというところ。パワー、スタミナは水準以上のものはあるはずですので。
ヒットザターゲットは血統だけなら最右翼。キンカメに母父タマモクロス(グレイソヴリン系)、母母父ニホンピロウィナー(サーゲイロード系)、4代にノーザンテースト、シャトーゲイ(ハイペリオン系)。近走と馬齢からはなかなか。
クラリティシチーはキンカメ×スペシャルウィーク以外どの面をとっても良いところが見当たらず・・・
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