10期 予想歴20年
◎エピカリス
3着/1人気
○タガノカトレア10着/7人
△サルサディオーネ2着/12人
土曜を見ても感じとしては時計が掛かっているイメージ。先週通りややタフなダート想定で。展開だがひとまずはエピカリスが先行策、この内からタガノグルナがハナを主張していくので恐らくエピカリスはこれを目標にしながら進めていく。その外からサルサディオーネやノーブルサターンがどこまで絡んでいくかで、サスサは２走前からも結構速い感じはあるのでこれも逃げを主張してくるかもしれない。ノーブルサターンも兵庫ＣＳの感じなら逃げて良さが出るとは思うしやはりハナを主張しきりたい。結構先行争いが激しくなりそうで、ハイペース想定で48-50ぐらい。
◎エピカリス
状態だけかな、というところで追い切りも不安が無かった。これなら本命にせざるを得ない。ドバイのUAEダービーではスタート計測の違いを勝手に補正した日本式で見て大体47.2-50.3(ラップでは48.20-50.33)ぐらいなので超ハイでは流れていたがそれでも向こう正面でコントロールして直線で出し抜いて最後までしぶとく抵抗、サンダースノーに差し込まれたものの３着以下は完封している。基礎スピードが高い。そのうえでヒヤシンスＳみたいに49.0-48.8と前にコントロールされての12.9 - 12.9 - 12.3 - 11.6 - 12.0とギアチェンジ戦で２列目ポケットからスッと動いてきた。ギアチェンジも基礎スピードも持っているし、Ｌ１まで長く脚を使ってきていて心配はない。人気だし面白い馬もいるけど、この馬がまともなら勝っちゃうと思う。この馬を本命にするしあんまり書くことはない。
〇タガノカトレア
相手はこれ。現時点でも10番人気でやはり人気が上がってこないししめしめ。前走のユニコーンＳではしんどさという点では１番で、46.4-49.5と３秒前後の超ハイ、ラップ推移的には11.5 - 12.3 - 12.8 - 12.7 - 12.1 - 11.9と中弛みが酷い中でのＬ１最速戦。こういう形は前半無理せず緩い中盤で取り付いていくのが理想なわけで、この馬は逆の競馬をしながらもＬ２の地点までは加速ラップに対応してきていた。これでもオーバーペースではなかったが、単純に末脚を削ぐことなくロスなく取り付けた上位差し馬との差はいかんともしがたかった。先行勢では最先着で、３着好位辺りにいたサンライズソアがＪＤＤでノヴァに逆転しているように、あのレースはトリッキー過ぎるので着順よりも中身を重視した方がいい。この馬が一番厳しい競馬をしているのは間違いない。後は1800への延長がカギだが、この馬は基本的には仕掛けが遅い方がいいタイプなのでハイペースの新潟1800で好位ぐらいでついていっての一足、というのは噛み合いそう。1400を勝った時も４走前の500万下勝ちでは12.1 - 11.1 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 12.4 - 12.2と中弛みで好位から取り付く感じでＬ１加速で終えているし、緩い流れからの加速そのものは結構得意そうでギアの上げ下げは上手い方。1800でも京都や阪神みたいにコーナーで速い脚を問われると微妙かもだけど、減速が入る新潟1800ならこなせるかなと。この面子ならエピカリス以外とはいい勝負できると思うし、エピカリスも万全とは言えんからね。
★サルサディオーネ
単穴は打てなかった、というなかで注目の連下筆頭がこの馬。新潟1800ってのは基本的には厳しい流れになるので基礎スピードが重要。そのうえで３～４角でどうしても息が入るので緩んだ地点から直線で加速する、というギアチェンジ面の適性が問われると。前走は中京1800だが12.6 - 12.4 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 12.9とコーナーではそこまで速いラップを踏まず、直線前半でスッと加速ラップを踏んで突き放している。まあペース自体が50.1-49.7と平均ではあったので厳しい流れに入って行けるかがカギだが、一応４走前の未勝利戦は50.5-51.8とハイペースで完勝している。それと今の新潟ダートは比較的タフで時計が掛かっているので、前走の少し時計が掛かる中京1800でやれているのも好材料。
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