15期 予想歴23年
◎エアスピネル
5着/2人気
○マウントロブソン8着/3人
▲サウンズオブアース4着/4人
△サクラアンプルール1着/6人
夏競馬で最も格の高いレースである札幌記念。
2016年 香港マイルG1を連勝し中距離路線への挑戦の足掛かりとして参戦してきたモーリス
2014年 凱旋門賞へ参戦を表明していたゴールドシップ・ハープスターの2強対決
2009年 3歳牝馬で凱旋門賞挑戦への足掛かりとして参戦してきたブエナビスタ
思い返してみても、G2とはいえ競馬ファンとしてはワクワクするレースのひとつ。
個人的にも天皇賞・秋につながるレースということで注目しているレースであり、事実2年前のディサイファが勝った時の予想の能書きを読み返しても、このレースに対する自分の熱い気持ちが伝わってくるほどだ。
ただ、「ああローカルのG2だなあ・・」というメンバー構成の年もあり、残念ながら今年は後者。
トーセンジョーダンのように今後G1を勝つような馬が頭角を現すキッカケとなることもあり、この中から秋のG1戦線へ飛躍する馬がいるかもしれないので、今年は先を見据えた予想をしてみたい。
今年の注目は1人気のヤマカツエース。G2 3勝・G3 2勝と実績では明らかに格上。今年の充実ぶりからいきなり覚醒した2015年のラブリーデイとたぶるところはあるが、個人的にはこの馬が秋のG1で主役を張るほどの力があるとは思えないので、消しとまではいなかいがここでは軽視したい。
本命は、◎エアスピネル。
3歳時はクラシック路線ですべて掲示板という善戦馬。今年に入ってマイル路線に矛先を向けてきたが今一つ勝ち切れないレースが続いており、前走の安田記念は特にもったいないレースで、武豊騎手いわく「4コーナー手前でレッドファルクスに前に入られたのが痛かった・・あそこで先に入っていれば勝っていたかも・・・」というコメントが出てくるほど勝てる手応えはあったようで、直線は前が詰まって詰まってなかなか追えない場所に入り込んでしまったのは失態だったが、伸びてきた脚はG1でも十分通用するとは証明できた。このメンバーで天皇賞・秋で勝負できる瞬発力を発揮できる素質があると見込んでの本命。鞍上強化とはいえ今までずっとコンビを組んできた武豊騎手からルメール騎手への乗り替わりは残念だが、新味を出すいい機会と割り切って応援したい。今までの鬱憤を晴らすかのような快勝を期待したい。
本命にするか悩んだ〇マウントロブソンは、クラシック路線では上位に敵わなかったが、成長期を迎えて一皮むけた可能性に期待したい。スプリングSのレースぶりや、前走の福島テレビオープンの走りを見る限り小回りの適性もありそうで、好調モレイラ騎乗で鮮やかな走りがあっても不思議ではない。ただ、天皇賞秋への適性としてはエアスピネルに劣ると判断しての対抗評価。
単穴としては▲サウンズオブアース。札幌の芝は未経験だが、去年の勝ち馬ネオリアリズムと同じネオユニヴァース産駒なら心配はいらなさそう。なぜ中距離路線(大阪杯・宝塚記念・天皇賞秋)を使わないのか不思議だったのだが、小回りの適性もあり瞬発力もある馬なのでこの舞台で一変する可能性は秘めていると思う。
ヒモ穴として狙ってみたいのは、△サクラアンプルール。もともとこのレースは1800mの適性が高い馬が走る傾向があり、中山記念2着の走りができれば3着あたりなら十分チャンスはある。
少し上りのかかる馬場状態になっているようで、ダイワメジャー産駒やステイゴールド産駒は気になるところだが、ここは王道の血統決着とみて勝負したい。
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