10期 予想歴20年
◎ヤングマンパワー
5着/8人気
○マカヒキ6着/2人
△リアルスティール1着/3人
土曜のサウジアラビアロイヤルカップに関してはあれはダノンプレミアムが圧倒的だった可能性もあるので何ともだが、それでもかなり高いレベルで高速状態にあるとみていいだろう。明日はこれ以上悪化というのはまずないので恐らく土曜ぐらいのイメージでいいかな。Aコースで雨上がり、という点で内が回復した時にどうなるかというのは気になるところではあるが、基本は内外フラットとみておく。外差しも結構来ていたし、内から抜け出す馬もいたし、まだ何とも言い難い。
展開予想だが、恐らくソウルスターリングが様子を見ながらハナを狙う形。ただあくまで行く馬がいるという前提で進めると思うので、外から行く馬とすればやはりヤングマンパワーかなと。これを行かせてソウルスターリング、ダイワキャグニーが進めていく。ダイワはもしかしたらハナを狙う可能性もあり、場合によってはヤングマンとダイワがペースを作って少し離れた位置にソウルスターリング、というパターンはあると思う。府中の馬場が軽いというのはある程度土曜で認識できると思うので、そうなるとペースも幾らか上がってくる意識が強くなりそう。ただソウルを目標に各馬が進めることを考えると、仮にソウルと逃げ馬との間にスペースが生まれるとソウルは早めに動いてくる可能性が高くなるので、そのパターンだとやはり東京1800らしいTS持続をメインに考えたいところかな。基礎スピードも最低限は必要だとみているが、3~4角での立ち回りとTS持続力、トップスピードの質の高さも含めて総合的に判断したい。
◎ヤングマンパワー
この馬に関しては最初から割と決めていた。まず前提としてこの馬はマイルで高いレベル相手だと前半の基礎スピード面でそこまで強気になれない。ただ、別に基礎スピードが足りないわけでなく、後傾バランスを前目で進める、というのが重要だと思っているのでマイルではそれがなかなか難しい。関屋記念ではフラットのペースで勝っているんだが、あの時は離れた好位で進めていたのもある。ベストバウトは富士Sでこれを見た時に府中の中距離で見たいな、と思った。ペースバランスが48.1-45.9とかなりのスロー、ラップ推移的には11.8 - 11.7 - 11.2 - 11.2 - 11.8と中盤以降は結構遅くなくて、そこから仕掛けが早いL3最速戦という中で2列目から直線しぶとく抜け出しての勝利。L2の地点ではイスラボニータが内からじわっと来ていたんだがL1では全く寄せ付けなかったし、結構強敵が揃っていた中で前目からトップスピードを長く維持してきているというのは大きな材料かなと。1800なら平均に近いペースで入ってもやれると思うし、前目から長く脚を使って粘り込めるというイメージは割とエイシンヒカリに近いところがある。流石に東京新聞杯みたいに馬鹿スローに落としてしまうとキレ負けするけど、その辺りのバランスを上手く取ってくれれば。メンツ的には面白い面子だけど、みんなソウルスターリングを意識すると思うしそれより前に行って主導権を取って、3角までにリードをある程度取りつつ3~4角でもじわっと引き離す感じで緩めず進められればチャンスはあると思う。理想は前半はじわっと、中盤以降で離していきたい。イスラを正攻法で楽に撃破できたならGIレベルでもいい勝負ができるはず。
〇マカヒキ
相手はこの馬にした。というよりも、この馬は基本的にはペースに関係なく直線勝負向き何だろうと思う。皐月賞でもコーナーの地点では動けていなくてディーマジェに先に動かれていたんだが直線でジリジリと伸びてL2の坂の上りでグンと来ていた。58.4-59.5とややハイで12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8とコーナーでは緩んでいるのに3~4角で動きが鈍いところからもあまり得意ではない気がする。ダービーでは逆に60-58の2秒とかなりのスローだが13.1 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 11.6と2段階加速でL2の坂の上りが最速。ただコーナーではそこまで速くなってないしここで中団馬群の中で進めながら直線で狭いところを突いてL2の坂の上りで馬群を割ってグンと来ているように坂の上りでしっかりと加速ができていた。直線勝負が合っている感じはする。京都記念ではそもそもポテンシャル戦としては最強クラスのサトノクラウン相手にタフな馬場で正攻法で外外では難しいが今思えば健闘したレベル。前走の大阪杯に関してはコーナーでキタサンブラックが動いていったので実質的には3~4角にかけて脚を使いながらのTS持続戦になってしまっていると思う。あの位置から差し込むのは難しいし、コーナーで脚を使わされたパターンでもある。府中が合うのはその辺もあると思うし、今回はソウルスターリングを見ながらの競馬も出来そう。ある程度いい位置を取れると思うので、あとはしっかりと進路を確保してくれれば最後は鋭く伸びてくると。期待している。
★[最強]競馬ブログランキングへ(日曜00:00更新予定、10位前後にあります)
ちょっと不安はある。この馬の場合本質的には本当にいい脚は一瞬でこれを使うと甘くなってしまうという感じ。ただポテンシャル区間では長く走れる馬なので、じわっと加速しながら一番上のギアを取っておいて直線でもう一段、という競馬ができれば面白い。マイルでは基礎スピード的に不安があったが1800ならもうちょっと楽だと思うし、前半はもしかしたら鞍上も強気にポジションをとってくるかもというところ。理想はGIを制した時の進め方で、スローの段階で前目を取ってしまって仕掛けを待ちながら直線でという状況が作れるかどうかかな。3走前に見せているように60.8-58.5とかなりのスローからの12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 11.7とL2最速戦で坂の上りの地点で後方外からグンと伸びてきているし、軽い馬場で最速地点でのキレというのは十分勝負になるはず。この馬もコーナーで分散されるより直線で勝負できる方が合っていると思うのでその点も踏まえて注目したい。
tipmonaとは?