08期 予想歴18年
◎スマートレイアー
1着/4人気
○シュヴァルグラン3着/1人
▲サウンズオブアース13着/2人
△カレンミロティック8着/9人
ここ2年はスローペースが続いていて、今年もメンバー構成からスローを想定。
馬場は日曜より更に乾いて高速馬場が予想されます。
昨年のように先行馬が上がり33.4~33.6秒でまとめるか、一昨年のように差し馬が32.3の末脚を繰り出す必要となるでしょう。
もっとも、キタサンブラックも絶頂期のラブリーデイもいない今年は、レースレベルとしてはやや落ちるでしょう。
先行して上がり33秒台後半、差して32秒台の上がりが使えれば勝負になると予想する。
逃げるのは恐らく△カレンミロティック。
2年前は番手から33.2でまとめて3着でした。
阪神1800でレコードを持っているようにスピードの持続力がある馬で、マイペースに持ち込めれば。
9歳でもあまり数は使っておらず、鉄砲も得意とする馬。
天皇賞春でシュヴァルグランに先着した地力が残っていれば。
一番人気○シュヴァルグランは不安な点もあるので対抗まで。
2400以上の距離だと、内有利の馬場で外を回してしまった有馬記念以外は複勝圏内を外していない安定したステイヤー。
アルゼンチン共和国杯のように、ある程度の位置から33秒台の脚を使える馬なので、先行さえすれば馬券になるのは確実かと。
ただ、32秒台の脚は使えるかわからないので、位置取りが後ろすぎると危険です。
そこで不安になって来るのは今回テン乗りのデムーロ騎手。
昨年のサウンズオブアースのような位置取りなら届かないんじゃないかと。
デムーロ騎手はあくまで今回だけのピンチヒッターなんでしょうか。
本番見据えて脚を測るような騎乗をされたら危ないと思いますが。
距離はともかく、超高速馬場は必ずしも最適とは言えないでしょうし。
一昨年2着、昨年4着の▲サウンズオブアース。
昨年ももう少し前目で競馬をしていれば、2着まであったと思います。
一昨年は絶頂期のラブリーデイに32.3の末脚を使われてしまっては、さすがにどうしようもなかったですかね。
何をするかわからない鞍上ではありますが、さすがに今の馬場で内枠でポツンはやらないと思いますので、無難に上位争いに食い込んでくると思います。
今回、古馬になって初めてGI以外を叩き2戦目に使ってきて、確実に重賞勝利を狙いに来たかと思ったのですが、その割に陣営が弱気に思うので三番手評価まで。
ミッキーロケットは切れ味鋭いタイプじゃないので、今の馬場は不向きじゃないかと。
目黒記念勝利のフェイムゲームも、差して32秒台の脚は使えないでしょう。
穴人気しそうなハッピーモーメントは、早春Sで3番手から33.1でまとめていますが、ペースが遅すぎたのであれならせめて32秒台の脚を使って欲しかった。
あれがこの馬に使える限界の末脚だとすると、ここでは絶対的に地力が足りないと見る。
同じく穴人気しそうなトーセンバジルは、先行を意識した併せ馬の追い切り内容から、前目の競馬をして来そう。
新潟記念は外を回しすぎたロスがあり、内の通ったフルーキーに先着を許しましたが、差し馬としては一番頑張ったかと。
ただ、オクトーバーSが差して上がり33.1、過去には白百合Sで32.7の上がりを使うも勝負にならず。
今回、先行した時に33秒台半ばでまとめられるか、差した時に勝負になる位置から32秒台の末脚を使えるかというと、かなり迷いましたが怪しいかなという結論になるかな。
阪神大賞典から天皇賞春で着順を落とすタイプのステイヤーなので、適正はアルゼンチン共和国やステイヤーズSにあるんじゃないですかね。(アルバートのようなタイプ)
各馬見渡して、消し材料が1番少なく思ったのが◎スマートレイアー。
先行して33秒台半ば、差して32秒台の末脚、どちらも実績がある。
もちろん2400でそれができるかというのはありますが、香港ヴァーズで外々の競馬でバテてないですし、距離は不問でしょう。
枠・馬場ともに香港ヴァーズよりプラスだと思います。
海外含めてずっと掲示板を外していないように、7歳でも全く衰えは感じられない。
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