秋華賞2017予想
彼女は何ゆえ無敗なのか?

夏影
14期 予想歴34年

◎リカビトス
  10着/9人気

○ポールヴァンドル9着/11人
▲モズカッチャン3着/5人
△ディアドラ1着/3人


昨年よりシャッタリングやエアレーション作業が横展開され、京都競馬場でもこの作業が行われるようになった。
本来持続性脚質に有利だった秋華賞だったが、昨年は様相が変わり、力で捩じ伏せに掛かったパールコードをヴィヴロスがキレ味を見せて差し切る競馬となった。
おそらくはエアレーションやシャッタリングにより、長時間脚を持続させてしまうと消耗しやすい馬場状態なのではないか?と推測出来る。
そんな訳で、瞬発力や上がりを重視してみたい。

◎⑬リカビトス
この馬のレース間隔を見てみると…
2戦目は4カ月半の休み明け。
3戦目は3カ月の休み明け。
今回は3カ月半の休み明け。
とにかくレース後のダメージが大きく、使い込めない。
何ゆえダメージが大きいかといえば…
この馬は走る気持ちが非常に強く、毎回レース後半で膨大なエネルギーを消耗しているからである。
これまでの3戦全ての2~4着馬は全て先行馬。
すなわち、本来前残りになるはずの競馬を全力全開で大外から差して勝利してきた訳である。
着差こそかなり微妙な着差だが、どのレースを見ても1頭だけ次元の違う脚を見せているのがわかる。
陣営もこの馬の事は理解しているようなので、休み明けであっても今回勝負色を出して究極の仕上げ見せてくるはず。
エリザベス女王杯をパスし休養に入れるつもりで、一発勝負で挑んでくると見る。
そう見越して、この馬を本命に推してみたい。
イメージ的には、レッドリヴェールに心身的な構造が似たタイプだと思っている。

○⑰ポールヴァンドル
元々先行脚質の馬だったが、前走差し競馬にチャレンジしてみると最速上がりをマークし見事出走権をゲット。実は意外にキレる馬だったという事が判明。
最後ディアドラに力で捩じ伏せられ差し返されたが、今回ワンテンポ仕掛けを遅らせる競馬が出来るようなら非常に面白い。

無敗馬でも、何故皐月賞圧倒的1番人気のファンディーナを無印どころか自信満々の×印にし、今回何故人気薄の無敗馬リカビトスを本命に推すのかといえば、ファンディーナはこれまで楽をして競馬を勝たせてもらった感が強いのに対し、リカビトスは不利な競馬を克服して勝利した感が強いからである。
ただでさえ攻防の激しくなるG1、特に内回りコースなだけに自分の競馬が不利を受けたり自分の競馬が出来なくなるのはむしろ必然。
私が不利を克服する力を重視するのは、そんな理由からである。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >