エリザベス女王杯2017予想
クイーンじゃないクイーンを

ヨルゲンセン
16期 予想歴9年

◎ルージュバック
  9着/2人気

○マキシマムドパリ4着/12人
▲スマートレイアー6着/6人
△ヴィブロス5着/1人


ラップ適性解析評価

◎ルージュバック
○マキシマムドパリ
▲ディアドラ
★クイーンズリング
△ミッキークイーン





調教適性評価

◎トーセンビクトリー
○ヴィブロス
▲クイーンズリング
▼スマートレイアー
☆デンコウアンジュ
△リスグラシュー
△マキシマムドパリ
△ルージュバック



穴パターンの臨戦過程に該当するのは
★リスグラシュー
★マキシマムドパリ



データ的には
◎モズカッチャン
◎ヴィブロス
◎ディアドラ
○リスグラシュー
○スマートレイアー
○ルージュバック
▲トーセンビクトリー
▲クロコスミア



あとは血統だが
欧州型に注目したい。
しかし
問題は、どういう視点で見るか。
内包の具合とサンデーの血も含めて評価してみると

◎ヴィブロス
○ミッキークイーン
▲タッチングスピーチ
☆トーセンビクトリー
☆マキシマムドパリ

私的見解は以上のようになった。
他にも注目馬はいるが挙げるとキリがないので
印はココまでで。



マンカフェは、
GⅠにおいては、内枠での成績が良い。
逆に6番より外では勝利が無い。
さらに、一線級のレベルでは
若駒の方が成績が良く、
5歳以上では好走数も少なくGⅠ勝利は無い。
(1,7,17)

キングカメハメハは、
このレース注目のキングマンボの系統であり
産駒は、エリ女で(0.0.4.6)
連対はなくとも複勝率は高い。
(3,15)

サンデー系の好走は
3・4歳に集中しており
(サンデー系でなくとも だが)
5歳から上は一気に好走率が下がる
(3・4歳SS系は 4,6,13,16)

4歳以下のサンデー系の中でも 
ディープインパクト産駒は(2.2.3.6)
(13,16)


分かりやすい血統データとしては
こんなところか。




最後に
このレースで重要になりそうな
変速度数のランキングを。


順位 馬名 補正変速度数平均値 - 最大値


1. ルージュバック   20.6 - 27.2
1. ハッピーユニバンス 19.0 - 28.9
3. スマートレイアー  15.3 - 28.5
4. ミッキークイーン  15.3 - 26.5
4. タッチングスピーチ 18.5 - 25.2
6. デンコウアンジュ  19.5 - 21.5
7. ヴィブロス     17.6 - 23.7
8. クイーンズリング  12.1 - 26.9
9. マキシマムドパリ  12.3 - 22.4
10.ウキヨノカゼ    11.1 - 26.0
11.ジュールポレール  13.7 - 18.5
12.ディアドラ     11.2 - 20.0
12.エテルナミノル   12.0 - 18.8
14.トーセンビクトリー 12.4 - 16.1
15.リスグラシュー   10.2 - 20.4
15.モズカッチャン    9.6 - 21.3
17.クロコスミア    10.2 - 18.7
17.クインズミラーグロ 11.2 - 17.7



数値にそれほど差異はないので
アテにしづらいが
参考までに。



総合評価は

◎ルージュバック
○スマートレイアー
▲マキシマムドパリ
★ヴィブロス
☆リスグラシュー

とした。




ルージュバックは
第一印象では真っ先に軽視したい馬だったので
心情としてはココでは狙いたくなかったが
解析結果的には仕方がない。
あまりGⅠで狙いたいタイプの馬ではないが
持前の非根幹距離適性に期待したいところ。
マイナス要因としては
血統のところで書いた
マンハッタンカフェ産駒の傾向か。



スマートレイアーは
年齢的な部分と、
急遽の鞍上交替が不安材料。
その辺は世間的な見方も同じだと思われるが
それで人気が落ちてるならば
コレはむしろおいしい。
京都大賞典勝ちは
エリザベス女王杯での連対に繋がるので
(ヒシアマゾン
 スイープトウショウ
 メイショウベルーガ など)
思ったより人気が上がってこないココは
積極的に狙いたい1頭。


マキシマムドパリは
2桁人気の爆穴激走パターンに該当する唯一の馬
解析結果も良好なので
素直に評価。


ヴィブロスは
調教や血統、その他データ的にも有力。
人気している分と、
解析結果が微妙な位置にある分
ある程度印を落としたいが、
コレ以上は下げにくい。


人気の3歳馬も有力だが
妙味では断然リスグラシュー。
人気がジリジリ落ちてきて
より買いやすくなってきた。
頻出する中穴の激走パターンに該当する
唯一の馬だし
ココでも持前の安定感を発揮できるかなと。


あとは、解析結果上位馬や
人気が上がってこない前年覇者なども
視野に入れて馬券を組みたい。


tipmonaとは?

エリザベス女王杯2017回顧
モズ勝っちゃうん。。

ヨルゲンセン
16期 予想歴9年

次走狙い:リスグラシュー





土曜日は、解析を信じて良かった日
日曜日は、自分の感覚を信じれば良かった日
だったなぁ
という感じ。


さて 
解析とレース結果の照会をしていく。


例年と比べてみると
傾向に比較的沿ったパターンだったと思うので
解析結果と実際のレース結果が
ある程度しっかり合致してくれないと困るところ。



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まず 
勝ち馬のモズカッチャンだが、

この馬はなんとも、、、
解析結果の一覧で唯一
表示が抜けていた箇所があった馬で
色々見落としていた。
キャリアが浅い場合や
好走パターンが複数ある時になる現象で
その場合はその馬の解析をよく確認すべきなんだが、
他に注目すべき馬がいてそちらに気を取られた感じ。
4重賞必死にやって気力が最後までもたなかったというのか
なんせ、
解析の信頼度というよりは
扱う人間のリテラシーの問題だったかなと。

ただ、
仮に、ちゃんと詳解できていたとして
重い印を打てたかどうかは
ちと微妙ではある。。


ラップ解析としては
オークスの好走
次いではフローラステークスの好走
コレらを見れば、ココの好走もよく分かる。

4,5番人気の馬が好走できる
臨戦パターンにも当てはまっていた。

あとは、エリザベス女王杯で
一番好走率の高い
位置取りタイプBにも該当。
(予想段階での位置取り指数でB
    実際のレースでもBタイプ)


今回のレースでの
補正機動力が  4.0
補正変速度が 22.1

自己キャリア中では
補正機動力最低値が 11.6 (フローラS)
補正変速度最高値が 21.3 (フローラS)

なので
それぞれ、
キャリア中の最低値と最高値を今回出したコトになり、
今までの好走レースの中で最も
自己ラップが後傾だったというコトを表している。

ちなみに
自己キャリア中で
中盤3Fタイムの最遅値は 37.2 (フローラS)
今回は
中盤3Fタイムが 37.3 で
ほぼ同じではあるが最遅値になっている。

※実際のレースの中盤が1Fでも12Fでも、
 比較しやすいよう3Fに変換して表示する仕様。


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2着のクロコスミアだが、、

コレは、
競馬で最も獲りやすい典型的な穴パターン。
前走重賞勝ちにも関わらず舐められての人気落ち。

最近の重賞では
タツゴウゲキなんかがそうだったが
このパターンは押さえ必至。

特にクロコスミアは
勝利したのがトライアルレースでもあったし
前に行ける馬でもあったし
穴の典型中の典型だった。

ただ、こういうのは、
色々と考えて練った時よりも
思考停止気味の予想の時の方が拾いやすい気はする。

自分の馬券的には
この、クロコスミアの複を押さえたのが
唯一の成果だった。



ラップ解析としては

加速度数30以上のレースが
クロコスミアの一番の好走パターンで

クロコスミアのキャリア中では
府中牝馬S、赤松賞、アルテミスS が該当

近年のエリザベス女王杯では
2017、2016、2014、2013年 が該当

※同じ好走パターンの馬は
 ハッピーユニバンス
 クイーンズリング
 デンコウアンジュ


モズカッチャンのところでも触れた
位置取りタイプBにも該当。
※予想段階での位置取り指数ではAタイプ(逃げ)

自己キャリアでの
好走時平均補正機動力は 24.3
今回の補正機動力は 22.1

自己キャリア中の
補正最大変速度数は 18.7 (府中牝馬S)
今回の補正最大変速度数は 20.1
この馬も今回が最大値。

今回の中盤3Fは 37.9
自己キャリア最速は 35.0 (北斗特別)
自己キャリア最遅は 38.7 (赤松賞)
 

予想段階で
ラップ適性からこの馬をピックアップするコトは十分可能だったが
今回は、上位評価した馬が少なかったので
ラップ解析から敢えて高評価するのは難しかった気も。



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3着のミッキークイーンだが

コレは予想段階での
ラップ適性解析の上位5頭の中の1頭に入れた。

この馬は 
予想段階での位置取り指数がDタイプで
(実際のレースの位置取りもDタイプ)

このレースは

B > C > D = E 

というのが傾向なので
その分 評価が落ちていた。

(過去のエリザベス女王杯のDタイプ好走馬は
 クイーンズリング、アロマティコ
 スノーフェアリー、メイショウベルーガなど )

今回の
補正機動力は -12.4
中盤3Fは   37.0
補正変速度は  26.1

自己キャリア中の
補正変速度1位は 26.5 (忘れな草賞)
補正変速度2位は 23.4 (エリ女2016)

これを見る限りでは
今回は、自分の末脚を出し切れているかな
という印象。




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次に 自分の印の馬で

まず ルージュバック。。
予想で書いた通り
第一印象では 真っ先に軽視したかった馬。
あまりGⅠで狙いたいタイプの馬ではない。
というか
そもそも、この馬を人気で嫌うコトで
今までおいしい穴を拾ってきた立場だったので
前走快勝に加えて、鞍上ムーアという
嫌でも人気が加速する今回は
本来的には非常に狙いづらいハズだった。

ただ
解析結果を踏まえても
この馬に合っていないレースだったとは思わない。

このレースに関する論評を多数見たが
鞍上と合っていない。
あるいは、もう少し言えば
この馬の強みを引き出せなかった
というのが大きいかな と。
あまり騎手がどうこうというのは言いたくないが。
あとは、
馬場が多少向かなかった可能性はあるかな
といったところ。

解析結果から、上位評価で狙うのは良いとして
私のスタイル的には
◎を打つ馬では無かったかな
という 

結果論。



-------------------



4着 ○マキシマムドパリ

今回の自分の予想で唯一光ったのがココかな と。

私のスタイルを考えれば
ココに◎を打つ豪胆さが必要だった。
それができていれば、
まだスッキリしたかなと思う。


ラップ解析では2番手に評価。

クロコスミアのところで書いた
加速度30以上のレースでは
フローラS、衣笠特別 で好走(古いケドも…)

位置取りタイプは B
(予想段階での指数はCタイプ)

このレースの頻出ラップパターンに
自身の好走パターンが綺麗に合致したのは
この馬とディアドラだけだった。
(ディアドラは位置取りタイプがEで評価を一段下げた)

割と分かりやすく合っていたので
迷わずピックアップできた感じ。


コレが残れてれば
2日連続のワイド万馬券だったが…
残念。。



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最後に
リスグラシュー


予想では 
最後の最後に、
妙味があるというコトで評価すると書いたが

ラップ適性自体は 
かなり合わない方だったと思われる。

馬場なり 流れなりが
もう少しタフな場合に
より力を出せるかと。


この馬は 好走時の
自己中盤3Fタイム平均が 35.6で
これが今回のメンバー中最速になっている。

自己中盤3F最速は 34.7 
(阪神JF と 桜花賞)
※桜花賞は稍重
阪神JFは位置取りタイプがEなので後方からだが
桜花賞は後方からまくったという感じではなく
位置取りタイプはCなので
それなりの位置で追走してのタイム。

秋華賞も
前傾ラップで位置取りタイプC
自己中盤3F 35.3 での好走。

その上で
どのレースも 
上がりは比較的上位のタイムを出せている。


それらを踏まえれば
適性が合うところに出てこられた際は
他馬が潰れる中、
この馬の本領が発揮できそう。


個人的には
牡馬との混合戦に出してみる 
なんてのもイイんじゃないかと
思ったりしている。

もしかしたら
まだ発揮できていない底力を見せる可能性も?
というのは期待しすぎだろうか。

少なくとも
なかなか勝ち切れないこの馬が
勝ち切れる舞台は
どこかにあるハズ。


tipmonaとは?

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