15期 予想歴31年
◎エアスピネル
2着/2人気
○クルーガー7着/8人
▲レーヌミノル4着/10人
△ヤングマンパワー14着/12人
マルターズアポジーの逃げ濃厚でマイル戦では今迄どの様な「逃げ」をしてきたか確認すると、
新潟1000万 47.2-45.9で1.3秒スロー
中山1000万 46.7-46.7でイーブン
中山1600万 47.2-46.4で0.8秒スロー
関谷記念 46.6-45.6で1.0秒スロー
京成杯AH 45.8-45.8でイーブン
と、意外にもマイル戦では前後半差のハイラップは一度も踏んでいません。全5戦の内2F目に10秒台というのも前走京成杯AHの10.9が最速でこれも意外でしたが、スタートからハナを取り切るのが早い事を思えば争わない分だけ前の隊列確定も早いという事の証左かと思います。もう一つの特徴としては目視でも何となくわかるように道中の緩み幅が少なく、マイル全5戦で12秒台迄落としたのは新潟マイル古町特別の5F目の12.1のみであとは綺麗に11秒台が並ぶ格好となっています。タイプとしてはシルポートというよりはエイシンヒカリの様なタイプでしょうか。武士沢なので武のような正確無比な刻みは期待は出来ないかもしれませんが、G1でチャンスが無い事も無い馬に乗れるのは武士沢自身そうそう無い事なので頑張って欲しいところです。
ゴスホークケン（ストームキャット系）に母父オールドトリーステ（APインディ）、母母父サンシャインフォーエヴァー（ロベルト）、4代にND、ヴィグロス（エルバジェ系）で、スピードと持続力の父方にタフネス型の母方から血統的にも行けそうで、2010年13人気1着のエーシンフォワード、2011年5人気1着のエイシンアポロンもそれぞれ父がストームキャット系だった事からも京都は良さそうです。
◎エアスピネル
全マイル（4-2-1-1）で唯一馬券外は今年の安田記念5着で、進路が無かった事による追い遅れで勿論府中マイルではよくある光景ですがそれが無ければかなり際どかったかもしれないレースでした。マイルならどんなレースにも対応してきますが今年の金杯の様に全体的に速くなったほうが当馬にとっては良さそうです。血統的には歴代好走馬のように母方にもう少し厚みというか重厚な血が欲しかったところですが、朝日杯FS2着、皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着という世代上位レヴェルの安定した成績、当馬自身の能力から本命。
◯クルーガー
2度の故障を経ながらも確実に成長している馬で今年3戦目、ステップレースから臨めるのが何よりでそこそこシビアな流れでの差し脚と持続力はここでも通用しそうということで対抗。
父キンカメ、母父に2000年外国馬として安田記念2着のディクタット（マンノウォー系）、4代にサドラーズウェルズがあるのもよいですね。
サンデー系を持たない点、序盤があまり良くない点はありますが・・・
▲レーヌミノル
当日現時点での重、時計のかかる状況からシビアなペースでハイバランスになり追い遅く消耗戦ぎみに上がりがかかる様なら当馬にとってはかなりの追い風になるかもしれません。
トップスピード戦✖️、ロンスパ戦✖️な当馬にとっとはタフな状況でスピードを活かすしか好走の道は無いので、そうなるかもしれないここは狙っても良いところかもしれません。早いうちにスプリント路線へ行った方がいいんですけど、桜花賞が嵌ったばかりにオークス、秋華賞と絶望的な距離を走る事になったわけでソコは仕方ないことかもしれませんが。
△ヤングマンパワー
スタート決まればもしやとの望みから。この馬の良さは前に付けて最後まで長く良い脚を渋とく使って好走してきた点にありますがその殆どがスローバランスでした。しかしポジショニングさえ早めに固まればイーブン前後でも脚が続いているようにすんなり良い位置（3〜5番手位）をとれるかどうかが鍵を握りそうです。まだはっきりと時計のかかる馬場は経験していないと思いますが、父がデインヒル系のスニッツェル、母父サンデー、母母父ヌレイエフ、4代にリヴァーマン（ネヴァーベンド）と母方からは底力があって道悪は寧ろ良いのではないかと思わせる印象。積極的に行って欲しいですね。
以下は前日迄の予想
▲イスラボニータ
全マイル（2-4-1-2）で馬券外は昨年と今年の安田記念で今年はエアスピネル同様詰まりはありましたが、その後の脚色はさほどでもなくでした。
こちらもマイルならどんなペースでも対応、昨年2着、一昨年3着とコース適性も良いですがゴール前は少し物足りない感じで、序盤温存した方が最後の差し脚に繋がるようです。
△レッドファルクス
こちらも末脚確実で安田記念での走りからいいところまで来そうです。
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