10期 予想歴28年
◎レイデオロ
2着/2人気
○サトノクラウン10着/3人
▲キタサンブラック3着/1人
△ヤマカツエース8着/12人
◎2番レイデオロ
〇12番サトノクラウン
▲4番キタサンブラック
△16番ヤマカツエース
△8番ソウルスターリング
△5番サウンズオブアース
△1番シュバルグラン
馬連2番流し1-4-5-8-12-16、BOX2-4-12-16
三連複2頭軸2-4から1,5,8,12,16
3連単F2,4,12→2,4,12,16→2,5,8,12,16
田んぼの中でレースをした秋の天皇賞組が多い今年のジャパンカップ。海外勢は小粒なので、逃げ宣言のギニョールは申し合わせたように内枠と絶好も良い標的か。騎手も日本の競馬場を熟知しているとはいえない面々なので軽視、目もくれなくて良いだろう。
キタサンブラックもあと2戦と思い残すことなくレースをこなしてほしいものだが、やはり前走は心配だ。雨の不良馬場の中他馬をちぎった2頭に関していえば、サトノクラウンは堀厩舎でキタサンブラックは清水久厩舎と後のケアを考えると、厩舎実績がどれほど今回のレースに影響を及ぼすか想像できない。キタサンブラックは当然強いが、テイエムオペラオーのように秋1戦毎衰退していくようにも思える。勝って当たり前の番付けがすんだ相手と連覇をかけての大勝負絶好枠を引けたことには運も味方につけているのだろうけど、前走のダメージを心配する。
本命はレイデオロだ。藤沢厩舎の悲願ダービー制覇を成し遂げた。ぶっつけ本番だった皐月賞も5着と敗れたが、アルアインからは0.4秒差と僅差。まったく恥ずかしくない。かえって唯一負けたのがそのレースというのが奥の深さを物語る。前走神戸新聞杯で後の菊花賞馬キセキを寄せ付けていない内容からも今年の3歳で最も強い馬である。ローテーションはいまさら藤沢調教師に文句をつけも始まらない。同厩舎のソウルスターリングがここで秋3戦目なのに対して、レイデオロが2戦目でかつ間隔を少し空けたというのも有馬記念まで見越してのダメージの少ない効率よいものと見る。ソウルが毎日王冠で初の古馬との戦いを経験させたのに対して、レイデオロはここが古馬との初対戦となるが、それも計算とおりなのか。シンボリクリスエスが母の父であるのも思い入れか。ここで世代交代を果たしそうだ。
対抗はサトノクラウン。ダメージの回復はこちらが上手と判断した。鞍上のMデムーロが10戦連続でG13着以内と離れ業なのでこれについても素直に、ここは激走の予感しかない。今年に入ってまだ4戦でこれが5戦目とフレッシュ。ドゥラメンテのダービー3着は上がり最速でもあった。
▲キタサンブラック。飛びそうな気配。先にも書いたけど、雨の中秋の天皇賞でアグネスデジタルに差されたテイエムオペラオーは徐々に衰退しジャパンカップでもジャングルポケットに差しきられてしまった。とはいえおつりが残っていれば、当然最有力。
△ヤマカツエース。この馬は今年G1に手が届くと思っていた馬。もっとも秋の天皇賞は同じ不良馬場の中を走ってしまったが札幌記念からのローテーションと他と比べて、比較的使い込まれていない。鞍上はおととしこのレースを8枠から勝利しているので、そこを警戒したい。
△ソウルスターリングはどうか。牝馬には過酷なローテーションに見える。それでもオークスを勝利し、その後は牝馬同士の対戦ではなく果敢にチャレンジャーをしている。毎日王冠の結果は少し気にかかるが、このあたり3歳と古馬の境がなくなるところでもあり、軽ハンデ。ジャンティルドンナよりは強くないだろう。
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