阪神JF2017予想
ベルーガ離脱でサンデーR一色!

クライスト教授
10期 予想歴38年

◎リリーノーブル
  2着/3人気

○ロックディスタウン9着/1人
▲ソシアルクラブ8着/5人
△ラッキーライラック1着/2人
×マドモアゼル


【ベルーガ離脱でサンデーR一色!】
自信度A・・・
ベルーガ離脱でサンデーR一色濃厚の図式に。
ただし、抽選を関東勢が全てクリアしてきた事、ルメールが一人居残っている事、良血ソシアルクラブが際どい鞍上起用である事などから流れ次第で波乱も十分あると診てAとした。

◎=リリーノーブル(川田将雅)
鞍上は違っているがデビュー戦の勝ちっぷりとタイム、前走乗り変わりでもすんなり走った気性の良さから本命と予想。

○=ロックディスタウン(ルメール)
休み明けは心配も二ノ宮厩舎の仕上げとルメールの騎手力があれば関東馬の代表として十分勝ち負けできるため単穴と予想。

▲=ソシアルクラブ(福永祐一)
新馬戦で届かないと思われた位置から差し届いた能力は凄いと感じたが、この鞍上で道中を新馬戦と同じ位置で届くかと考えるとさすがに不安のため能力には期待するものの単穴と予想。

△=ラッキーライラック(石橋脩)
ルメール以外の騎手とは騎手力の差はそれほどないので鞍上面での心配は少ない。
ただし、リリーノーブルの新馬戦タイムと同日に行われた前走勝ちタイムを比較して不安になったため複穴と予想。

※結果うんぬんより「どうかソシアルクラブが無事で」と祈らざるを得ないためか、どうにも今一つ予想に気が入らないのが今年の同レースに対する正直な思い!
なぜソシアルクラブが福永祐一?
縁故が強ければまた馬が潰されても構わないのか?
たしかに厩舎だけ見ればいくら良血でも潰れてもおかしくはないけれど?


【サンデーRvsベルーガの図式と判断】
自信度A・・・
「馬主サンデーR軍団」にベルーガが挑む図式と判断。
ただし、サンデーR軍団が鞍上、ローテ、厩舎の面でそれぞれ見劣る部分があるためAとする。

◎=ベルーガ(Cデムーロ)
キンシャサノキセキの仔で1600mの距離未経験は心配であるが、前走の勝ちっぷり(末脚の凄さ)と騎手力の高さ(兄のいないCデムーロ)から唯一サンデーR軍団を負かす存在と診て◎に指名。

○=ラッキーライラック(石橋脩)
デビューから乗り続けている事で騎手力の低さは補えると判断。
前走で遠征競馬をクリアし、今回が地元競馬である点からここでのサンデーR軍団の代表は同馬と評価。

▲=ソシアルクラブ(福永祐一)
抽選対象のため本来であれば想定外の存在だが、デビュー戦で凄い脚を見せた良血中の良血のため選ばれたら◎を打つつもりでいた。
ところが、おそらく(建前は岩田不在でも)主催者の思惑により縁故調教師(池添学)が鞍上を岩田から福永祐一にする将来的愚挙に出たため▲まで落とすしかないと決断。

△=候補複数で敢えて指名せず。
コーディエライト(和田竜二)
・・・騎手力に左右されにくく大崩れしてない能力値を評価。
マウレア(戸崎圭太)
・・・騎手力問題なしも遠征競馬が不安。
リリーノーブル(川田将雅)
・・・厩舎実績は良いが、騎手力一息で能力値も不安。
ロックディスタウン(ルメール)
・・・騎手力最上位もローテと能力値に不安。

消し馬=スカーレットカラー(太宰)
過去結果から能力値での不安、騎手力の低さ、調教師のレベルの低さのため、馬主の良さも活かせないと判断。

消し馬=マドモアゼル(松田)
能力値は未知数で最大の伏兵と言えるが、続けての遠征競馬の上に根本的には騎手力が拙すぎるため同馬まで手が伸ばせないというのが本音。


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阪神JF2017回顧
石橋脩の優勝は良かったが・・・

クライスト教授
10期 予想歴38年

次走狙い:ロックディスタウン
次走狙い:ソシアルクラブ
次走危険:リリーノーブル


レースレベル3・・・
真面目な石橋脩の優勝には称賛を贈るが、人気のロックディスタウンが休み明けの上に大外枠でおまけに先に仕掛けて直線で後続の目標になって敗れた点とソシアルクラブのふざけた騎手起用の点が減点材料にて3と評価。

次走狙い馬=ロックディスタウン
懸念された休み明けでの人気という点がやはり負けに繋がった。
それだけにここを叩いての次走は鞍上さえ落とさなければ十分巻き返せると診て次走狙い馬と評価。

次走狙い馬=ソシアルクラブ
やはり岩田だったからこそ新馬戦で凄い脚が発揮できたのであり、天下の複勝王では満足に馬の能力も発揮できなかったのは残念でならない。
反面、道理に適った敗戦であると安堵し、それだけにこれだけの良血にはそれ相応の良い騎手をキチンと配せば必ず好結果は出るはずなので鞍上変更を大前提として次走狙い馬に指名する。
また、同馬をPOGで指名しなかったのは池添学厩舎だったからで、できる事なら厩舎も変えて欲しいと思ったほど。
親父の上に兄貴の縁故で調教師になった若い公務員にいくら良血を任せても所詮は縁故絡みではこんなザマになっても仕方ない。
まったくブエナビスタの仔がもったいない。

次走危険馬=リリーノーブル
福永や四位の同類で浜中が好敵手の川田程度ではこれが精一杯という事らしい。
2着で結果を出したと言っても、地元コースで石橋脩に完敗しているようでは「やはり内田博幸からの馬泥棒」としか言えず、こんな騎手に乗られた馬が先々まで活躍する事はとても期待できない。これはハープスターという実例まである。
よって、次走危険馬の筆頭は同馬と判断。

※石橋脩の優勝は良いけれど・・・
ルメールが良い引き出し役になってしまったのが一番残念だった。
人気に推されただけに、どうしても必要以上に先に動かねばならなかった点も展開的に厳しかった。
ぜひとも次走以降での巻き返しを期待する。

それにしても、石橋脩のインタビューは昨今の軽々しい輩と違って浮かれる様子など微塵もなく、淡々としていてとても好感を覚えた。
真面目な彼らしい態度こそ後輩たちは大いに真似て貰いたいと思った。
ぜひラッキーライラックも今後も活躍を続けて欲しい。


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