08期 予想歴48年
◎キタサンブラック
1着/1人気
○シュヴァルグラン3着/3人
▲スワーヴリチャード4着/2人
△サトノクラウン13着/4人
【確定】
◎ キタサンブラック 好枠を引いた半面、調教が軽すぎる。と思っていたら、異例の最終追い切り翌日の坂路調整を行った。ちぐはぐ感を感じざるを得ないが、微調整と解釈することもできる。ここは調教師の判断を信じるしかないだろう。
○ シュヴァルグラン 状態は文句なし。前走の勝因を展開に恵まれたものと見れば買いづらいが、負け癖がついていた相手に勝ったことで自信を付けるとも考えることもできる。
上下関係にシビアな群生動物である馬にとって、一度の勝利で関係が逆転するということはあり得ることだと思う。キタサンをマークしながらレースを運べる利点もあるだろう。
▲ スワーヴリチャード 上昇度に魅力を感じるが、外枠すぎる気もする。中山向きの器用さにも疑問。ただ、とてつもなく強い競馬をするかもしれない。そんな期待感を持てる馬ではある。
△ サトノクラウン 能力的にはTop3、いやTop2といえる馬だが、如何せん難しい馬である。
以下、能力的には、ミッキークイーン、レインボーラインの順。
枠順では、ヤマカツエース、クイーンジリング、ブレスジャーニーあたり。
3歳馬3頭のBox馬券も少し買っておきたい。
(月曜)
1.キタサンブラックは枠順が影響するだろう。たとえば16番枠など引いたら印は変えなければならない。
2.アルバートが出てくれば密かに狙いたいと思っていたのだが、回避の模様。
3.ABC-XYZ方式なら、XYZはヤマカツエース・サクラアンプルール、・シャケトラ辺りか。
4.3歳馬にも注目している。
(1週前)
結果に納得がいき、気分爽快というレースもあれば、納得がいかずモヤモヤ感一杯のレースもある。
これまで見てきた有馬記念で、結果に大いに納得がいったというレースを選んでみたい。
1位は、テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラスで決まった第22回(1977年)
2位は、シンボリルドルフ、カツラギエース、ミスターシービーの第29回(1984年)
3位は、オグリキャップ、タマモクロス、サッカーボーイ(3着入着はスーパークリークだったがこう着)の第33回(1988年)
逆にモヤモヤ感一杯だったのが、トウメイが勝った第16回(1971年)。
トウメイが勝ったことに不満があったわけではなく、朝、スポーツ新聞を買った時の驚きが原因である。
当時の状況をWikipediaから拾ってみると、「第16回有馬記念競走も出走表の段階では9頭立てであったが、出走すれば1番人気が確実だったメジロアサマの他、アカネテンリュウ、カミタカの計3頭が出走を取り消し、実際に出走出来た6頭によるレースとなった。なお、有馬記念優勝馬は清水英次騎乗のトウメイであり、当日の1番人気だった横山富雄騎乗のメジロムサシは5着と敗れた。そして、週明けの21日には中山競馬場の厩舍群でも感染馬が確認され、22日からは馬の運動が全面的に中止された」。
「それから2ヶ月間、中央競馬の関東地区では1971年6回中山競馬7、8日目、1972年1・2回東京競馬の述べ9週にわたり全日程が開催中止のやむなきに至った(関西地区は平常日程通りの開催だった)。最終的には南関東公営競馬4場と中央競馬の関東地区の在厩馬は、ほとんど全てが感染したとも言われる」。
「1972年のクラシック戦線は、牡馬で例を挙げればロングエース・ランドプリンス・タイテエムの『関西三強』が中心軸となるなど、インフルエンザの影響を受けなかった関西馬が全体的に優勢な状況となった」。
「この馬流感騒動は、競走馬の生産(繁殖)部門にも大きな影響をもたらした。
一例を挙げれば、メジロアサマは引退後種牡馬になったものの、無精子症に近く受胎率の低さに悩まされる事になったが、これは馬インフルエンザ治療で使用した抗生物質の副作用といわれている。その為、種付けをしても思うように受胎成績が上がらず種牡馬として廃用寸前に追い込まれたほどである。馬インフルエンザの影響でメジロアサマ同様に種牡馬及び繁殖馬失格に追い込まれた馬もいたと思われる」。
昔のレースばかりだが、新しい記憶はすぐに消えるが、古い記憶はいつまでも鮮明というのが高齢者の特質なのでいたしかたない。
◎ キタサンブラック
おそらく大半のファンが想定しているのが、キタサンブラックが勝ち、テイエムオペラオーのもつ歴代最多収得賞金額を更新して引退するという大団円だと思うが、そうはならずに、モヤモヤ感一杯でおけら街道を家路につくというのが競馬らしいかもしれない。
○▲△は後日。
ところで、第16回の有馬記念。取消騒ぎがなかったなら、メジロアサマを本命にしていたと思う。
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