10期 予想歴20年
◎シャルルマーニュ
12着/9人気
○ジャンダルム2着/4人
▲トライン
△タイムフライヤー1着/1人
◎シャルルマーニュ
本命は凄く悩んだ。というのも馬自体は恐らくここで本命を打っても良いぐらいの実力は示していると思う。アイビーSでも負けはしたんだが49.5-49.0と平均、12.5 - 12.9 - 12.9 - 11.8 - 11.6 - 12.7と中弛みからの再加速でしっかりと外からしぶとく伸びてL1でコスモイグナーツに肉薄している。中弛み顕著で息を入れてそこからのポテンシャル戦、内外の馬場差は読みにくいが4角のコーナーワークで出し抜かれたところもある。自身と同じように外を通した馬に対しては内容的に完封できているし、良い位置から前半速い、中盤遅い、後半速いの競馬に対応。前走の東スポ杯は逆に46.5-48.1とかなりのハイで12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.0と淀みのない基礎スピード戦、そこで直線にこのペースでも鋭く脚を使ってきたワグネリアンには完敗もルーカスとは差は小さく粘っていた。1800で軽い馬場での基礎スピード勝負ではちょっと距離が足りない感じで、2000でタフな馬場でキレ負けしづらく息を入れやすい流れは合うと思う。後は鞍上が心配で今の武豊なら迷わず本命なんだけど、何といっても今年はGIでことごとく結果を出せずにいる伝説のリーディングジョッキー戸崎さん(カープの新井さん的な敬称)ですからねえ。最後ぐらい流石関東No.1って言わせる騎乗をしてほしいけどそこだけ超絶不安。ただし、今回は他の馬も不安だらけだし、いちいち気にしていられないか。出来れば好位の外ぐらいで前を追いかけすぎず、内に拘らずに進めてほしい。
〇ジャンダルム
この馬もハッキリ言えるのは不安は距離。ビリーヴの仔なわけで2000が長い可能性は産駒傾向からも否定できない。それでもデイリー杯の内容は良かったし距離延長は個体で見れば問題ないと思う。京都マイルで良でもある程度時計がかかる馬場状態、48.7-47.6とややスローからの13.0 - 12.3 - 12.4 - 11.6 - 11.3とL1最速の流れで、L2の地点で好位内から直線インパクトのある切れ味で一気に先頭に並びかけているしこのギアチェンジは正直かなり意外なほどに動いたなという感じ。トップスピード戦で良さが出ているし、中山2000で基礎スピード面やポテンシャルで分散されると同かだけど、この枠なら豊も様子を見ながら入っていくと思うし向こう正面での淀みで我慢しながら3~4角で早めに動いていくとしたらミルコか豊か。ミルコが上がっていくのを後ろから進めてという形で末脚炸裂させてくれれば。2000は不安だが末脚は底を全く見せていない。対応してきても。
▲トライン
適性面には極端には拘らず、単純にこのメンバーの中で強くて伸びしろがありそうなパフォーマンスをしてきたのはどの馬?と考えた時にこの馬にした。前走は49.8-47.1と3秒近い超スローだが、ポンと出て13.2 - 12.4 - 12.2 - 11.1 - 11.4と中弛みに持ち込んでそこから2F戦でグンと突き抜けL1は流しているので減速したという感じ。恐らく今回は前走よりもう少し後ろから進めていくと思うが、要所でのギアチェンジの性能が高いし前に行って自身でスッとコントロールできていたので2~3列目の内目で進められそう。中弛みが起こっても対応できているし動けるので内からでも対応できる可能性は高いと思う。ある程度タフな馬場の2000でペースが上がってどうかはあるけど前走時も標準ぐらいの馬場ではあったからね。今の中山なら問題ないと思う。
△タイムフライヤー
実力的に見てもこれが一番信頼しやすいんだが、枠の並びを見た時に欧州特にフランス競馬がなじんでいるクリスチャンだと中団内内で包まれて中弛みでスペースがなくなって動けないってケースはあり得るんじゃないかと。ミルコとの違いを感じたのは中山での動き出しがやっぱりミルコより2段ほど遅い。これは慣れてこないとってのもあるし、欧州では早仕掛けを嫌うところがあるからその辺も。馬自体は前走の京都2歳Sは強いわけで61.7-59.9と2秒近いかなりのスローから13.0 - 12.3 - 11.6 - 11.3 - 11.7と3F勝負でスッと出て2列目内から4角出口で外に出してスッと反応して突き抜けた。世代トップレベルの一頭ではあると思うが、末脚の絶対量はそこまででもないと思うので中団ぐらいで包まれて上手く捌けなければ微妙。今回は微妙な逃げ先行馬が多すぎて最序盤で内に入り込むとリスクがある。
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