10期 予想歴21年
◎テトラドラクマ
6着/1人気
○プリモシーン1着/2人
▲レッドベルローズ3着/7人
△サヤカチャン12着/5人
◎テトラドラクマ
大外枠を引いてう～ん…どうしようと思ったけど、この馬から入りたい。単純に総合的に見て一番だと思っている。仮にハイペースになったとしても前走の東京マイルで見せたように46.7-47.2と平均の流れ、12.0 - 12.4 - 11.7 - 11.6 - 11.5と道中で息を入れれば直線最後まで伸び続けてＬ１最速のレースラップを刻んで突き抜けたわけで、かなり高いポテンシャルと基礎スピードを見せていると。２走前にはプリモシーンに敗れはしたんだが、47.9-46.3とかなりのスローで落ち着いてしまって12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.6と中弛みからのＬ３最速戦で先頭列で仕掛けを待っているうちに一気に外からプリモシーンに取り付かれてしまった。それでもＬ２で前に出られてからＬ１は食らいつけていたし、この馬自身も長く脚を使っている。瞬間的な切れ味で勝負するタイプではなく、厳しい流れから脚を使える馬なので全体のペースが上がった方が良い。中山マイルは最近の傾向では中弛みが起こりやすいので、そこで取り付かれて差し込まれるリスクはあるが、それでも流れてしまえば強いと思うし仮にスローになっても前目からしぶとく脚を使ってくるので今の中山の馬場なら。総合的にこの馬から。
〇プリモシーン
相手はこの馬にした。個人的にテトラドラクマの評価が高いので、観点としてはテトラが勝ち切れないパターンを考えると中弛みで外から取り付いてＬ２での切れ味で勝負できるタイプだろうと。前走の勝ち方が良くて47.9-46.3とかなりのスローからの12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.6と３Ｆ勝負、３～４角で外から取り付いて勢いに乗って直線半ばで先頭に立つ。Ｌ１では２着馬に食らいつかれたがそれでも競り落とした。新馬戦がちょっと物足りないが内で包まれて馬群を割っての一足を使わざるを得なかったしパトロールを見てもそこで窮屈になってから直線左に刺さっていた感じだった。流れた時に対応できるかだが、前走の様に前半無理をせずに入って３～４角の中弛みで取り付ければそれが理想だし、割と軽めの馬場なのでそういうチャンスはありそう。
△サヤカチャン
しっかりとペースを引き上げられればチャンスは大きいかな。アルテミスＳで47.5-47.4と平均ペースを刻んで12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.5 - 12.2と中弛みからのＬ３最速戦、Ｌ２でキレ負けしてラッキーライラックに前に出られたがＬ１で踏ん張って差を広げられなかったのは好感。ただし、今の中山は思ったより馬場が軽いイメージ。騎手の意識も少し低い感じなので、ゆったり入ってキレ負けするリスクはあるかもしれない。ペースは速いぐらいで良いと思うし、アルテミスＳの時は雨が降って少し時計がかかっていたと思うので、48秒ぐらいで入ってしまうと後半勝負で少し不安がある。この辺りをきっちりと鞍上が意識して作って行けるか。
△レッドベルローズ
完全な上がり勝負だった前走だが、それでも内容的には結構面白い。東京マイルで49.5-46.8と超スローからの12.7 - 12.7 - 11.8 - 11.2 - 11.1と３Ｆ戦でＬ１最速。後方外々から４角でじわっと動いて勢いに乗って直線鋭く伸びた。Ｌ２地点で先頭に近い位置、Ｌ１でしっかりと伸び切ってエルディアマンテを競り落としたし、３着以下は千切っている。素材としての高さは間違いないが、後は中山マイルで流れた時がカギ。ディープ×ミスプロ系、母母父にストームキャットとなる。個人的には距離はもうちょっとあった方が良いと思うので、この馬も対抗馬同様前半は無理せず３～４角で緩んでほしいかな。
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