10期 予想歴21年
◎ダブルシャープ
7着/4人気
○デルタバローズ13着/3人
▲エイムアンドエンド10着/5人
△コスモイグナーツ11着/8人
◎ダブルシャープ
この面子ならシンプルにこの馬でいきたい。朝日杯でも47.2-46.1とややスローではあるがこれについていって12.0 - 12.1 - 11.3 - 11.0 - 11.7のラップ推移で外から勝ちに行って甘くなったが速いラップを要求されたというのもある。サウジ戦も含めてマイルはちょっと短いなという印象で、札幌2歳Sが49.8-49.0とややスローからの12.6 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 12.4とL2最速戦だがゲートは悪くなくても進め方が下手くそで最後方近くから3角以降外から大外を回しつつ最後まで伸びてきたのがこの馬、というようにポテンシャルが非凡。クローバー賞もタワーオブロンドンに要所で前に出られてL1で減速せずに差し返している。この辺からも速いラップを要求されない方が良いポテンシャルタイプとみていいと思う。距離自体は延びていいと思うし何よりも速いラップを問われそうにない今の中山2000である程度各馬が色気を持ってくれれば出し切りやすい展開にもなるだろう。ポテンシャルではこの馬が一番だと思うので。
〇デルタバローズ
相手以降はどこをとっても何かに不満があるので純粋にパフォーマンス面か血統面での押上げで期待できる馬を評価した。デルタバローズの場合は血統はどちらかというとマイラー色が強そうなイメージだが、前走の新馬戦が底知れない。マイルで重馬場、終始雨が降っていたのでこの時点ではそこまで悪化してはいないが、それでも49.9-48.0と最低限には流れてはいて、そこに折り合わせつつも番手でコントロールしながら13.2 - 12.9 - 11.6 - 11.5 - 12.0のラップ推移で楽に抜け出しラストも流す余裕があってのもの。同日新馬戦のオブセッションが強すぎたのはあるが、ペースが現実的に流れた中でしっかりと良い上がり、ラストも余裕というのは評価できる。ギアの上げ下げも折り合い面で苦労はするがこなせていたと思う。
▲エイムアンドエンド
微妙に穴人気しそうな感じだが少なくともここ2走の過程を考えると基礎スピードをある程度問われた方が良さそう。新馬戦は重馬場でドスローからの13.4 - 12.8 - 11.6 - 11.3 - 12.0とL2最速戦で前に突き抜けられてこの馬は後ろからだがいまいち脚を使えずジリジリと3着確保まで。しかし前走はしっかりとゲートを決めて61.2-60.1とこの時期の2歳としてはそこそこ流れている中で2列目ポケットから直線ジリジリと脚を使ってラストで競り落としてきた。12.5 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 11.8と遅めのラップだがL1は落としていないということはまだ余力があったわけで、思ったよりもポテンシャルが高い印象。それに超高速というほどでもないのでこの時点で1秒台前半は結構速い時計。これなら中山2000でこの面子、ゲートを出て好位内目で立ち回れればチャンスも出てくるだろうと。
△コスモイグナーツ
ん~難しいところで馬券的妙味はあるしもう少し重く狙ってもと思ったが、やっぱりアイビーS組のレベルが微妙なのは気になる。前走の東スポ杯は46.5-48.0で1800でこの流れではちょっと難しかった感じだし、アイビーSが49.5-49.0と平均でも息を入れての12.9 - 12.9 - 11.8 - 11.6 - 12.7と3F勝負でL1は甘くなったがそれでも粘りとおしている。この辺からももうちょっと距離は合って良いかなという感じで2000は良いと思う。今回は同型のジェネラーレウーノが大外でこちらが最内。ハナを主張しやすいし平均までなら許容できると思う。ただアイビーSと未勝利勝ちが評価のポイントだともう一声欲しいな、と思ってしまうかな。重い印を打ちたいタイプなんだけど連下までにとどめたのはその辺。
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