10期 予想歴21年
◎シャイニービーム
15着/11人気
○テイエムジンソク1着/1人
▲タガノエスプレッソ11着/8人
△ディアデルレイ9着/2人
◎シャイニービーム
結構面白い、とは思っている。これまであんまり右左に拘ってなかったんだけど、この馬は左回りでの要所の反応が良い。そこからは一瞬しかいい脚を維持できない感じだけど、例えば5走前の丹沢Sなんかはスローロンスパで12.7 - 11.9 - 11.7 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.9という流れ、そこで中団馬群の中で進めてしまって直線では後ろ目、そこから半ばで鋭く伸びてきて先頭列に近いところにいてL1で甘く。これは中京の1900m戦、中京スポニチ賞でも面白い競馬でタフな馬場で時計がかかる中12.9 - 12.3 - 12.1 - 13.0 - 12.6 - 13.3とL4最速のロンスパ、L3で大きく緩んでL2再加速の流れを好位の外々からL3の緩みで取り付いていったのはあるにせよ直線で2列目からグンと加速してここでドラゴンバローズを置き去りにしている。L1では甘くなっているように、右手前でスッと加速するのが得意なんだろうと。それとポテンシャル自体は持っていて、2段階加速的な競馬があっているというのはある。力の要る馬場で質的な基礎スピードが問われることもないし、内枠でスッと先行してそこから2列目を確保できてしまえば、というのも枠の並び的に良い。包まれてもいいしロンスパでも良い、前走のベテルギウスSで49.3-50.3でついていって一定のパフォーマンス、ある程度流れる程度なら問題ない。府中だと結局使える脚が短いのが痛い印象だし、ポジションを取って一瞬の脚を引き出して坂の上りで出し抜く、という脚を使えれば面白い。もちろん勝ち切れるかどうかは相手が手ごわいので何ともだが、総合的・期待値的に3連系で本命で狙いたいと思ったのはこの馬。
〇テイエムジンソク
相手はテイエムに…。正直に言えばぼんやりとした不安があって、まずどう考えても夏の余勢を駆ってチャンピオンズカップで頑張って2着。これ自体はもちろん強いし何なら48.9-48.5とコントロールして12.7 - 12.7 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.4とL2最速でコパノリッキーの流れをキッチリと捕えたところにゴールドにキレ負けしたが、平均で後半要素も問われてやれたのだから評価しないといけない。ただし、やはり気になるのはその後。夏場使ってきて、一息入れてからの3本の追い切り。直前は気配自体は良かったと思うんだけど、やっぱり過程としてここでガタっと来る可能性はあるんじゃないかなあ。とはいえ能力的に抜けている馬を頭で狙わないというのも難しい。対抗には据えておきたいが、過程での心配はどうしてもあるかな。
▲タガノエスプレッソ
穴目で狙うのはこの馬。まず前走は悪くない脚で突っ込んでの6着。49.3-50.3と前半の基礎スピードが問われた中で大外枠、少し追走に苦労して12.2 - 12.4 - 12.2 - 12.3 - 12.4 - 13.4とポテンシャル特化で中団外目から追走しながらジリジリバテ差し。決定的な伸びではなかったがL1のバテで来ているのがこの馬らしいところかなと。ただ1800でも悪くはないんだが、4走前の内容が面白く、京都1900で47.2-50.4と超ハイからの12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.9と消耗戦で上がりが掛かる中で最内を通してロスなく立ち回って直線しぶとく差し込んできた。内で少し待たされる形でもやれたし、個人的にはこれぐらい距離があった方が良いのかも、という感じ。なので力の要る馬場で消耗しやすいのも合うと思うし、後半速いラップを要求されなそうというのも良い。4走前でジリジリと伸びてきていたし、噛み合えば不気味かな。ペースというより速めのスパートでL1が落ち込んでくれば。
△ディアデルレイ
力の要る馬場だった中山1800で強い競馬、師走Sで49.7-49.7と平均で流れてそこからの12.6 - 12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.7とL2最速の形で逃げてコントロールして出し抜き圧勝。もともと力の要る中山1800のマーチSで結果を出した馬なんだが、コントロールしてしっかりと脚を使ってきたのは大きいし、2走前の福島民友Cでもそうだがある程度ポジションに幅があるのも魅力。テイエムジンソク相手となると流石にもう一段欲しいけど、この面子ならもちろん無視はできない。
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