阪神JF2009予想
ラナンキュラスに大物感

マッサ
09期 予想歴17年

◎ラナンキュラス
  4着/4人気

○タガノエリザベート6着/3人
▲ベストクルーズ3着/6人


2歳牝馬女王決定戦。
馬場改修後の勝ち馬は次の年のクラシックで勝っている様に来年に繋がるレースになった。
大物感溢れる馬を狙いたい。

◎ラナンキュラス
○タガノエリザベート
▲ベストクルーズ
△アパパネ
☓アニメイトバイオ

◎ラナンキュラス
前走ファンタジーSでは4着に敗れているが、時計的にも持ちタイムより遅く自分の能力を出し切っている様には思えなかった。
前走内々で先行して揉まれた経験が今回生きてくると思うし、前走負けて一番人気にならない事もプラスに出そう。
内回りだが阪神コース勝利経験のある馬は、休み明けで出走のシンメイフジとこの馬だけ。
前走負けたが大物感を感じる馬で、デビューから上がり最速で2連勝したこの馬は見限れない。

○タガノエリザベート
ファンタジーSを上がり33,5の末脚でインパクトある勝ち方をした馬。位置取りの差もあるが上がりタイム2番目の馬と0,7の差は圧巻。
直線の長い阪神1600mはこの馬に持ってこいの舞台。
関係者の話では、掛かるような馬ではないらしく、距離延長も歓迎らしい。
あのインパクトに素直に従えば、対抗以下には落とせない。

▲ベストクルーズ
ファンタジー2着馬。
ファンタジーSでは勝ったと思った所で、タガノEにあっと言う間に差し切られて出し抜けを食らった格好。
好位からレース出来るように多頭数でも不利なくレースを進められそうなのも良いし、大崩れするタイプではなさそう。
ラナンキュラスを本命に評価してるので、デビュー戦でラナンキュラスとタイム差無しの力を信じたい。

△アパパネ
前走赤松賞をレコード勝ち。
2着馬に0,4差つける圧勝で、中団からレースを進め直線抜け出す脚は重賞でも通用しそうな印象を受けた。
大外発走だがうまく折り合ってレースが出来れば前走の様なパフォーマンスを見せてくれるかも。

☓アニメイトバイオ
京王杯2Sで後方から直線上がり34,0で2着に突っ込んできた馬。
評価できるのは直線馬込みを動じず伸びてきた事と、牡馬相手に2着好走した事。
現リーディングの内田騎手に乗り替わった事も能力を出し切ってくれる要素になりそうで心強い。


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阪神JF2009回顧
上位馬は桜花賞向き?

マッサ
09期 予想歴17年

次走狙い:シンメイフジ
次走狙い:アパパネ


本命に推したラナンキュラスは4着。
やや出負けして中団からの競馬。直線では斬れ味鋭いアパパネ、アニメイトバイオらに追いつけず、バテてはいないが伸びきれずのレース。
良血馬で過剰に期待してしまったが、来年に向けて馬体、精神的にも成長しないと上位勢逆転は厳しそう。

1着アパパネ
前走の走りの様に直線でトップギアに入った瞬間のスピードは驚異的であっと言う間に先頭にに立ちそのまま後続を抑えきった。
4角過ぎでの蛯名騎手の内を突く判断も素晴らしく勝つべくして勝った印象。
折り合いに課題があるらしいが今回はそれらしい所を見せなかったので、来年の桜花賞も女王としての走りを見せて欲しい。
母ソルティビットで距離適性は微妙で、距離が延びてどうなるかが今後注目。

2着アニメイトバイオ
この馬の能力は出し切った感はあり今回は勝ったアパパネが強かったと思うしかない。
この馬は今年初年度のゼンノロブロイ産駒で産駒の距離適性傾向は未知数だが、とりあえずマイルまでなら問題無いと思うので順調に行けば桜花賞も好勝負必至。

3着ベストクルーズ
いつもより後方に位置取り安藤騎手は一発狙って勝ちに行った乗り方をしたと思うが、斬れでは上位馬に敵わなかった。
勝ち切るにはこのままでは厳しそうでメンツ落ちのレースでは何とかなりそうだが、GⅠ級の相手では好走はするが勝ち切れないレースをになりそう。

5、6着のシンメイフジ、タガノエリザベートはさすがにあの位置からでは届かない。
シンメイフジは出遅れが響いて後方からになってしまって、道中上がって行ったがGⅠでスムーズさを欠くと勝つのは難しい。
タガノエリザベートは折り合い重視で後方から上がり最速を叩き出したが位置取りが後ろ過ぎた。
両馬とも力負けの印象はないので巻き返してくれるだろう。

上位馬はほぼ人気馬が来た様に順当と言えば順当な結果だが、1、2、3着馬はオークスより桜花賞の方がイメージがし易く今回の阪神JFは桜花賞向きのレースかもしれない。


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