09期 予想歴6年
◎サリエル
15着/12人気
○アニメイトバイオ2着/5人
▲メイショウデイム16着/10人
×タガノエリザベート
…よく見るフレーズですが、本当にそうでしょうか?
08JF ショウナンカッサイ(10人気4着)
08桜花賞 ハートオブクィーン(16人気4着)
07JF エイムアットビップ
06JF アストンマーチャン、ルミナスハーバー
09米子S サンダルフォン(8人気4着)
09ストークS クリノビスケット(15人気3着)
09チューリップ賞 サクラミモザ(7人気2着)
09アーリントンC ダブルウェッジ((6人気1着)
08GホイップT マッチメイト(14人気2着)
…キリが無いのでこのへんで止めておきますが、阪神1600って意外にスプリント実績に偏ってる馬の激走が多いんですよね(後にそうなる場合も含めて)。
特に強調したいのは、小倉1200との関連性。アストンマーチャン・サンダルフォンは小倉1200重賞の勝ち馬ですし、マッチメイトも北九州記念4着。そしてこのマッチメイト、なんと今年の小倉2歳S4着のパリスドールの兄なんですぜ…ピンと来ない人もいるかと思いますが、今回密かに出走してます(苦笑)
なぜ、阪神1600はスプリンターの激走が多いのか?
これは推測ですが、残り600~200地点に存在する「長い下り坂」が、生粋のスプリンターとマイラーとの「瞬発力差」を埋めているのかもしれません。下り坂なら起ち型のコでも、ストライドが伸びて速い脚を使えるようになりますからね。
…前置きはこれくらいにして。
この阪神JFは改装以来、意外なほどハイペースになり、意外なほど持続力が問われるケースが続いています。
08 12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.3 - 12.4
07 12.5 - 10.6 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.7
06 12.2 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.9 (これは別格)
今年も、多数出走している1200先行馬の存在・未勝利とはいえ1200で1分10秒台掛かってる馬場を考えると、07年のようにテンから速いペースになり、終いは我慢比べというレースになりそうです。
…で、そのような「我慢比べ」に強い馬というのはどういうタイプでしょうか。
《12.2 - 10.7》 - 11.6 - 《12.0 - 11.9》 - 《11.3 - 11.5》
こういう緩急のある、終い1ハロンも速い時計が出るような流れで、殿から速い脚で差し切った馬なのか?
《11.8 - 10.2 - 10.8》 - 11.5 - 11.5 - 12.4
テンから一貫して速い流れで、終いは時計が掛かってるレースを前々で凌ぎきった馬なのか?
断然、後者でしょ!
◎サリエル
◯アニメイトバイオ
▲メイショウデイム
△ラナンキュラス
△タガノガルーダ
△アパパネ
△ベストクルーズ
今年のJFを難しくしているのは、ファンタジーSが特殊な流れになったことだと思います。
例年のファンタジーSはハイペースからの持続力が問われる展開になり、勝ち負けした馬には高いスピード・持続力が保証されます。ところが今年は(去年もそうでしたが)、終い1ハロンまで速いラップになる「上がり比べ」になってしまったため、我慢比べが想定される今回には全く繋がらない内容になってしまいました。
実際、勝ち馬タガノエリザベートは我慢比べになったききょうSて大敗を喫しており、ハイペースになっても同じ脚が使えるか?という点に関しては疑問が。
それならばむしろ、短距離実績しかない馬のほうが買える。という前衛的な結論に達しました…w
ま、ホームランは狙えるときに狙わなきゃ。
人気で拾うのは、どちらかというと我慢比べよりのレースに実績あるアニメイトバイオ・ラナンキュラス。血統的にはスピードタイプのアパパネ、ソラ使いベストクルーズ。
本命サリエルは、テン32秒台を前々で押し切った小倉1200の未勝利戦(2着ラブグランデー)を高く評価。時計も1000万クラスに迫るレベルでした。小倉2歳Sは近年にないスロー、外枠発走に影響されたもので、「我慢比べ」なら世代屈指のものがあると思ってます。
…PO馬だからといって贔屓してるわけでは決して無いです(苦笑)
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