08期 予想歴40年
◎スリーロールス
○マツリダゴッホ7着/3人
▲ブエナビスタ2着/1人
【展開】逃げるのはリーチザクラウン、おそらく抑えが利かないでしょう。番手にテイエムプリキュア、スタート自体がしれほど速くない上、前走で成功しているので、あえてリーチを追おうとはしない。エリザベス女王杯と似た縦長の展開。違うのはプリキュアとリトルアマポーラの間に何頭かがいるということ。
ミヤビランベリは好枠。
◎スリーロールスもまずまずの枠。スタート直後、両隣のドリームジャーニー、イコピコが下げ、その外のリーチ、プリキュアが行くので、その後を追走すれば、容易に好位はキープできそう。
マツリダゴッホがリトルアマポーラの位置か。
【バックミラー現象】
仮面ライダーザビーさんの予想で「バックミラー現象」という言葉を知ったが、今年の有馬記念ではこうした現象は起きないと思う。
理由は、おそらく1番人気はブエナビスタだが、実際にレースでマークされるのはマツリダゴッホだと考えるから。
ブエナビスタは横典への乗り代わり、好枠ということもあり、最後方からの競馬を選択せず、内ポケットで脚をためる競馬をするだろう(このあたりのことはいずれ関西=武豊流と関東=岡部幸雄流の対比ということで書いてみたい)。
ブエナはマツリダゴッホをマークする形。
問題は追い込み勢。
騎手のタイプから「決め撃ち」派と「臨機応変」派に分けてみたい。
エアシェイデイ=後藤、ドリームジャーニー=池添、イコピコ=内田、を決め撃ち派に、
アンライバルド=デムーロ、セイウンワンダー=藤田、フォゲッタブル=ルメールは臨機応変派。
レースの鍵はマツリダがどこで動くかであり、おそらく早めに動き出す。ブエナも同様。
そのとき、決め撃ち派の追い込み勢はどうしても反応が遅れると思う。当初は対抗と予想していたドリームジャーニーの評価を下げたのはそういう理由から。イコピコも魅力のある馬だが、同様。
一方、臨機応変派に分けた3頭は、アンライバルドは本調子にはないようだし、一時は○▲と考えていたフォゲッタブル、セイウンワンダーは外枠過ぎた(ただ馬券は買うつもり)。
伏兵は6歳のベテラン、ミヤビランベリ、ネヴァブジョン。
馬券は3連単フォーメーションで幅広く。
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良、重両方の予想が必要かもしれないが・・・
とりあえず良で予想
重の場合は◎と☆を入れ替え。
△アンライバルド どうも本調子にはないようだが鞍上魅力
▲ブエナビスタ 一般の評価とは逆だが内枠で評価したい馬。内で脚をためることができれば伸びるはず、横典マジック炸裂か
☆ミヤビランベリ 好枠を引いた。馬場が渋ればなお良し
マイネルキッツ 乗り代わりがどう影響するか。平凡な騎乗で終わりそうな予感
コスモバルク 狙えない
エアシェイディ 後方一気も届かず
○マツリダゴッホ どこで動き出すか。他馬のマークはブエナビスタではなくこの馬
△リーチザクラウン 逃げるのみ
△ドリームジャーニー 後方一気、タイミングを外すと届かず
◎スリーロールス 始め良し、中良し、終い良しを期待。ただ、馬場悪化はマイナス
△イコピコ 鞍上がどう乗るかだが・・・差すも届かずの予感
△テイエムプリキュア 後ろから早めにこられると・・・
シャドウゲイト 苦しいだろう
△セイウンワンダー もう少し内なら・・・
△ネヴァブション 中山得意、休み明け2走目の上昇、侮れない
△フォゲッタブル 内枠なら高評価したかったのだが・・・鞍上魅力
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だんだん考えが変わってきました。ドリームジャーニーの○は撤回。
枠順が決まらないと予想はしづらい。
以下の文章はスリーロールスが勝ったときに回顧の中で書こうと思っていたことですが、そんなことをいっていたら結局書けなかったという可能性が強いのでここで書くことにします(笑)
少し前の信じる♪さんのブログに「始めよし、中よし、終いよし」ということばは死語になったという発言がありました。原因はサンデーサイレンスの瞬発力。
この言葉は、テスコボーイ全盛時代に、テスコボーイ産駒、例えばトウショウボーイとかテスコガビーに対して言われたもので、スピード競馬を象徴する言葉です。
おそらく言い出したのは大川慶次郎氏かナベショウ氏。私は後者ではないかと思うのですが・・・。
ナベショウ氏は、皐月賞3連覇の偉業を達成した往年の名騎手で、私が競馬をはじめたころは解説者でした。なかなかの名調子で人気が有りました。氏の競馬哲学から生まれた言葉ではないかと思うのですが・・・。詳細は不明。
私はそろそろ時代が回り始めているという感じがしています。
サンデーサイレンスはすでに亡く、その産駒で父を越える種牡馬はでないでしょう(ディープの仔がめちゃくちゃ走れば話は変わってきますが)。
サンデーサイレンス的後方一気の競馬の限界もすでに出てきています。
その時代の転換をスリーロールスに賭けてみたい。
もっとも、ダイワスカーレットからスリーロールスと続けばその転換もサンデーサイレンス系から始まったということになりますが。
話は変わり、1月ほど前の新聞に吉田勝己氏が「気がついたら長く走っているのはダンスインザダーク産駒だった」と発言していました。ダンス産駒の丈夫さをいったものですが、それにしてはノーザンFの2009年のダンス産駒の頭数は1頭のみ!グループ全体でも7頭のみとは、これ如何に。(笑)
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ファン投票上位10頭のうち5頭が回避。やや寂しさを感じますが、秋のG1戦線にジャパンCが加わった影響で、やむを得ないですね。
テイエムプリキュアが逃げ、ミヤビランベリが追走するという展開でしょうか。
あっ、リーチザクラウンがいましたね。武騎手はどう乗るのでしょうか?
逃げればリーチの方が早いと思いますが。何か工夫をしてくるかもしれないですね。
本命はスリーロールス。菊花賞で本命を打ち取らせてもらったからというわけではなく、又、ダンスインザダークの産駒だから本命を打ったというわけでもなく、この馬は強いと思います。
脚質的にも中山向きでもありますし(内枠希望、重は多分ダメ)。
伝説の新馬戦の上位4頭が出走する今年の有馬記念。買うなら勢いに乗っている馬からでしょう。
ドリームジャーニーは去年までのこの馬からは突き抜けるイメージはまったくわかないが、今期の充実ぶりから無視できない。上位は必至。
注目のブエナビスタ。安勝騎乗なら無印だが、横典騎乗でどう変わるか。特に内枠を引いたときに注目している。カンパニーのようなレース(2008年中山記念)になリそうな予感。
ただ、鞍上のこれまでとは違う要求に馬が応えられるか?期待半分不安半分というところ。印は△。
△リーチザクラウン
やはり逃げるのでしょうね。いつか大仕事をするだろうと負け続けてもなかなか無印にはできませんが、中山はねらい目でしょう。
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