09期 予想歴26年
◎ブエナビスタ
2着/1人気
○エアシェイディ3着/11人
▲ミヤビランベリ11着/7人
今年の有馬は例年になく回避馬が多いので、どうしようか?
過去の10年ぐらいを見ると、秋天皇賞とJCのどちらかに出走し3着以内と好走して来た馬が高確率で優勝しています。
00年テイエムオペラオー
02年03年シンボリクリスエス
04年ゼンノロブロイ
05年ハーツクライ
06年ディープインパクト
08年ダイワスカーレット
名馬というべき名がズラリ。
この2レースに未出走からの勝利は
01年マンハッタンカフェ(菊花賞1着⇒有馬)
98年グラスワンダー(長期休養明け秋2戦後⇒有馬)
99年グラスワンダー(毎日王冠後の脚元不安⇒有馬直行)
この未出走の2頭にはローテーションや故障と立て直しによるものがあり、ここをパスするのはうなずける。
今年これに該当するのはブエナビスタ、アンライバルド、スリーロールス、セイウンワンダー、ミヤビランベリ、テイエムプリキュアは良しとする。
1レースに出走も敗退後の勝利は
07年マツリダゴッホ(秋天皇賞15着⇒有馬)
ローテーションで菊花賞後に1戦使ったイコピコ、リーチザクラウン、フォゲッタブル。
イコピコとリーチザクラウンは古馬とのレースに敗れた内容、フォゲッタブルは3000m以上の距離を連続で出走し好走して来た臨戦過程。
それぞれにいい個性があるだけに、この挟んだ1戦はマイナスになりはしないか。
しかし高確率で優勝している傾向も秋の天皇賞はドリームジャーニーの6着、JCではエアシェイディの5着が最高。
この2頭には注意するも、両レースの未出走組にも今年は目を向けて見なければいけない。
【本命:秋のウップンが爆発!ブエナビスタ】
この秋の歯がゆい小回りの札幌記念、内回りの内枠の秋華賞、大逃げを許したエリ女と敗因はあったことは確か。
不安な面はあるけども展開と傾向から確実な末脚が武器のブエナビスタに、横山典の騎乗も含めて期待する。
離した逃げが予想される時は、被った人気馬は動き出しが難しいが背負うのはいつものことで変わりはないか。
ドリームジャーニーの方が背負う人気は昨年よりも厳しいか。
【対抗:冬の有馬がマイホーム!エアシェイディ】
寒い時期の好走がデータからもこの馬の勝負の時、例年の夏休みを取らずに新潟記念への出走は秋G1へ仕上げをしやすくするためのワンポイント。
昨年とは違い2ヶ月を挟んで天皇賞からJCを経て、最大の目標寒くなる有馬へと
順調に来た。追い切りの動きも良く、寒波の襲来も運を味方につけた。
【候補:叩き上げの粘り腰!ミヤビランベリ】
今春中山金杯を3着に始まり、このステージに上がって来るとはなにかの序曲だったのか。
2500m3戦3勝は伊達ではなく、脚質にも幅が出て前を見れる立ち回り。
筋肉の盛り上がりはタフさの証、先行しての粘り込みこそこの馬の真骨頂。
好位でじっとタメられる位置取りは有馬の好走の道筋。
2年連続好走のダイワメジャーの再来に、ミヤビランベリを抜擢する。
暮れの有馬されど有馬、ダイユウサク~アメリカンボス~メジロデュレン~アドマイアモナークと幾度となく夢馬券をもたらしてくれた馬たちは数知れず。
「伏兵陣の大暴れ、中山有馬にチャンスあり」
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ちょいと有馬に触れましょう。
このままだと3歳牝馬が1番人気になることに・・・。
ホントにブエナを軸にしていいの?
春牝馬相手にクラシック2冠、夏のローカルG2をヤマニンキングリーの2着。
秋牝馬相手に2走続けて惜敗後、ここ目標に。
初めての中山コースと経験実績のない2500mの距離、乗り役の交代による初騎乗。
札幌記念よりも格段に上がる一線級の牡馬レベル、何を基準にダントツの人気になるのだろうか?
JCレッドディザイアの後押しとファンの脳裏に残っている直線の豪脚が、現サラブレッドのトップクラスへと祭り上げる位置づけに半分妄想?が入ったはいないだろうか。
2走前の京都内回りのゴタゴタを思うと、同じような中山小回りを初騎乗でどう乗り切るのか。横山典ならハーツクライのように先行策と意表を突く可能性もあるし、出方次第では中団から正攻法で仕掛けに入ることも・・・。
問題なのは読めない展開、また逃亡劇?のテイエムに抑えの利かないリーチをマクリ上がるマツリダ、粘り強いミヤビにスタミナ自慢のキッツ、フォゲ、スリーのタフネスランナーたち、古馬屈指の末脚を繰り出すドリジャニとタメれば弾けそうなバルドにイコピコと個性あふれる多彩なメンバー。
わたしもブエナが勝つんだろうと思う一人に入ろうか入るまいか。
一筋縄ではいきそうにない面々に、歯車の噛み合わない下半期の牝馬ブエナビスタが他を圧倒できるレースになるとは言い切れない。
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