中山牝馬S2018予想

ビートブラック
17期 予想歴8年

◎フロンテアクイーン
  2着/2人気

○ワンブレスアウェイ11着/4人
▲シャルール13着/12人
△キンショーユキヒメ7着/8人



大外のカワキタエンカは逃げたいと思いますが、内からトーセンビクトリー、エンジェルフェイス、ワンブレスアウェイもある程度前のポジションをとりにくると思うので、あっさりハナ、とまではいかないのではないでしょうか。結局ハナを切るのはカワキタエンカで、中盤ペースが緩んでから徐々にスパート開始。3~4角で勢いをつけられる馬を狙います。ペースはスロー~平均を予想します。


◎フロンテアクイーン

善戦マン脱出のチャンスだと思います。
器用さとタフさを持ち合わせた総合力の高い馬です。前走のターコイズステークスでは直線で進路が無くなり苦しい展開でしたが、前が開いてからはいい脚を使っての2着でした。フロンテアクイーンの直後で同じく進路を探していたミスパンテールにはキレ負けてしまいましたが、十分力は示せたと思います。
降級後の準OP3戦はすべて上がり3F33秒前半の切れ味勝負で2、3着止まり。ヴィクトリアマイルは後方&キレ負け。タフさを見せたのはその前の福島牝馬Sです。
12.4 - 11.1 - 11.4 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 12.1 - 12.2
というロングスパート戦を3~4角で動いていき、最後はウキヨノカゼに差されての2着でした。ラスト12秒台を連続するようなタフな展開でも力を見せました。
昨年の中山牝馬Sのラストは11.8とあまり落ちておらず、中団外からではキレ負けてしまいました。どちらかというとタフな展開のほうが得意だと思います。今の馬場、今回のメンバーなら頭を十分狙えます。中団で進めて、4角で上手く進路確保できれば。



○ワンブレスアウェイ

2走前の出遅れを見ているので、この枠はひとまず安心です。
前走は外差し馬場を先行して6着でしたが、0.5差と大きく崩れたわけではありません。2走前は出遅れなので度外視、3走前は完全にキレ負けてしまいました。それでもすべて大敗というわけではありませんでしたし、このクラスでもやれるだけのものは見せています。
4、5走前のように徐々にペースアップしていく展開に非常に強く、5走前にはゲッカコウを楽々交わしています。
短縮なので中団前くらいになると思いますが、差しに回ってもやれるので期待しています。



▲シャルール

小回りかつ外から動ける条件は、実は16年のクイーンステークス以来になるんですね。
前走の内容は非常に良く、伸びない内を立ち回っての0.5差でした。
クイーンステークス、福島牝馬ステークスはともに3~4角で徐々にペースアップする展開で、今回想定している展開にぴったりです。また、ピッチ走法なので今の馬場も合うと思います。



△キンショーユキヒメ

頭は相当ハマらないときついと思いますが、圏内は十分に狙える馬です。
6走前のマーメイドステークスでは直線序盤はじりじりとした伸びでしたが、12.5まで落ちたラスト1Fでグイっと伸びて1着のマキシマムドパリと0.1差の4着でした。斤量に恵まれてはいましたが、それは今回も同じです。
前走の負けは絞れていなかったのが原因、府中牝馬ステークスはキレ負けと考えると、このメンバーなら足りてもいいかなと思います。上手く捌ければ。


△エンジェルフェイス

△トーセンビクトリー、マキシマムドパリ、カワキタエンカは怪しい部分が多くて重い印を打てませんでした。


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