10期 予想歴39年
◎サトノダイヤモンド
7着/3人気
○アルアイン3着/2人
▲スワーヴリチャード1着/1人
△ゴールドアクター16着/12人
×ペルシアンナイト
×シュヴァルグラン
「戸崎の実力が試されるレース」
自信度S...(馬単・3連単2点勝負)
◎=サトノダイヤモンド(戸崎圭太)
金鯱賞でラビット(サトノノブレス)がドスローで逃げても、叩き台に徹して完全に脚を量るように追い上げた同馬の巻き返しが最も好走の可能性が高いと判断。
最近不調気味の戸崎騎乗だが、今回は流れに乗って好走する戸崎に向くペースになる(=楽逃げさせないように他の先行勢がイヤでも動く)と推察できるため◎と決断。
…ある意味戸崎の実力が試される騎乗になるだろう。
○=アルアイン(川田将雅)
その気になれば自らペースを作れる馬だが、今回は僚馬サトノノブレスが先行してナンボの幸で行ってくれるので川田も戸崎と同じく流れに乗って競馬をするはず。
但し、その気になれば先行策ができる馬だけに川田がペースに巻き込まれる怖れがある点が減点材料のため○と決断。
▲=スワーヴリチャード(ミルコ)
皐月賞まだしも、右回りの有馬記念4着は距離を考えると物足りない結果なのでミルコの腕でも単穴までと判断。
△=ゴールドアクター(吉田隼人)
往年のG1馬という観は否めないが、G1馬の地力、本質的には先行脚質、馬をよく知る元主戦騎手、もう後がないので一戦一戦が全力出走、乗り変わりが多くて周りの方が不安が多い事などから穴の複勝馬に抜擢。
消し馬=ペルシアンナイト(福永祐一)
前走ミルコ騎乗なのにこんな騎手変更で好走したらそれこそ「ヤオ」。
きっと調教師は馬が潰されないかをさぞ怖れている事だろう。何しろ世界一の馬潰しの神様なので…(父は新馬勝ちの神様だったのにね)
消し馬=シュヴァルグラン(三浦皇成)
関東における福永のモノマネ版騎手でペルシアンナイトと同じく好走したら「ヤオ」の一語。
元々エセ騎手が乗ってたのにまたしても同類を乗せるなんて馬に何かあったらどうするつもりなのか…(もう先行競馬でしか好走出来ないエセ天才第2号にジャパンカップ馬を乗せるなんて暴挙だろ)
消し馬=ヤマカツエース(池添謙一)
得意の金鯱賞ですらドスローボンクラ追走で3着に成れなかった馬が好走したらそれこそ「ヤオ」。
消し馬=ダンビュライト(浜中俊)
いつ斜行するか知れない騎手に先行馬を任せて事故が起きたら主催者はどうするつもりか神経を疑う騎手配置。
ビビッて斜行を繰り返す心のケガ人は、危険を避けるため迷惑を掛ける前に先行も出来ず消えるのが当たり前。
以上、木曜日時点の前予想。
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10期 予想歴39年
次走狙い:サトノダイヤモンド
次走狙い:アルアイン
次走危険:ミッキースワロー
次走危険:サトノノブレス
レースレベル4…
ワザとスタートを遅らせ、日本人騎手がどんなペースを作るか確かめて遅いと診るや金鯱賞よろしく向こう正面から先に仕掛け、直線捲りになると追ってヨレる怖れがあるのを防いで勝つというこれぞ人馬一体の勝利。
こんな騎手力の違い顕著な騎乗をしてくれれば、右回り不安のスワーヴリチャードも全く問題なしで、これこそが馬の能力を発揮する騎乗という最好例。
但し、今回の勝ち方をされた他の騎手たちはお粗末すぎる部分が多々見受けられたので、これだけ良い馬が集まってもレベル4とする。
次走狙い馬=サトノダイヤモンド(戸崎圭太)
なぜ戸崎圭太がここ一番のG1で人気を裏切るのか判った。
百歩譲って今回はルメール不在による臨時騎乗だったので負けるのは仕方ないにしても、直線まで全く身動きの取れない位置に馬を進める事しか出来ず、結局直線まで横が空くまで待った挙句が後方4・5番手ではどんな馬でも掲示板に載れる訳がない。
つまるところ、戸崎の騎乗は基本的に馬の脚質に沿った流れに乗って好走を狙うオーソドックスな乗り手であって、流れの中で位置を確保するのが他の日本人よりちょっと上手いだけ。
だからここ一番では今回のような「何がしたかったの?」という結果しか出せないのだ。
したがって、今回のサトノダイヤモンドの敗戦は内枠で包まれた事を言い訳にするであろう鞍上の真の実力を晒した戸崎のせいでの敗戦で、馬こそが一番の被害者である。
よって、次走以降で元のルメールに戻せばこんなブザマこの上ない負け方はしないと判断できるため狙い馬一番手に挙げる。
…おそらくなぜ池江厩舎(=吉田牧場系お抱え)が戸崎をめったに起用しないのか誰もが納得した事だろう。
本物の一流騎手は馬を勝たせるのに流れ任せ運次第の騎乗などここ一番でやらない。彼も2流の武豊の同類である証拠。
次走狙い馬=アルアイン(川田将雅)
今回の日本人騎手の中で馬の能力を地力で発揮した唯一褒められる立派な騎乗。
着拾いの縁故騎手が戸崎と逆で流れが向いて2着になってしまったが、騎乗内容では自らの意識で馬を操作した点は着拾い(胡散臭い子)より1兆倍も価値がある。
これならミスもなく乗り変わりさせられた松山も不満は口にできないので、今後も同馬に騎乗しても十分信頼できるだろう。
よって、次走狙い馬に推奨する。
※次走危険馬一覧
1、いつ走るか解りにくい馬
ミッキースワロー…
菊沢厩舎に管理されてるため今回も初めから決め打ちの追い込み競馬をした。
横山典弘は確かに一発逃げや一発追い込みの両極端な競馬で勝ち星を挙げているが、これがハマる事の裏には「横山富雄の息子だから」であって、技術的には褒められる点など一切ない。
つまり、横山典弘とは「偶に一発やる取りこぼしの多い武豊」と思って間違いなし。
唯一褒められるとすれば、両極端を行えるだけの技術はあると言う事だけ。
2、終わった馬
サトノノブレス…
戸崎が今回のザマになった元凶が同馬に騎乗した幸の不甲斐ないスタート不発で、長距離逃げのヤマカツライデンが序盤から楽に先手を取るレースになったのでミルコが金鯱賞と同じ競馬で完勝した。
ラビットのくせに先手を取ろうとしないのでは、一体何のために前走2着にしてやったのかとサトノダイヤモンドのファンだけでなく池江師が一番幸にヤキ入れてやりたいはずだろう。
戸崎も酷かったが、今回の騎手の中で一番悪かったのが幸英明であり、これがベテランで騎乗数を保持しているようだから日本人騎手は下手ばかりなのだという証拠。
※外人と日本人の差が判った!
今回のミルコの騎乗でよく判ったのが、ミルコ・ルメール・その他名の知れた外人騎手は、ペースの早遅を体感で覚えているので騎乗馬の力量さえ把握すれば、レース毎に変化する流れに対応して馬を勝たせる騎乗ができるという事。
ところが日本人騎手は、所属制度は残っていても調教で馬の力量を把握するほど乗らない内にフリーなるため、調教に乗ってもタイムの感覚だけしか覚えられず実戦で乗ってみないとどこまで走れるか他馬との力差が見抜けない。
何より一番拙いのは、整備が整ってくるほどに牧場で馬が仕上げられて来るので馬の癖(特徴)を覚えられないで騎乗するようになっているため、今回のミルコのように臨機応変という騎手センスで最も求められるモノを身体で覚える事ができない。
オルフェーブルが2歳~3歳初春までポロポロ負けていたのも池添が馬の事を把握するのに時間が掛かったからで、しかも古馬になって本人は把握してるつもりでも、実際には特徴の一部しか把握できてなかったから凱旋門賞に乗せて貰えなかった。3冠ジョッキーなのにだ。
福永に至っては、それすら出来ないからと悉く良血馬を着拾いの差し・追い込み馬にしてしまう。だから彼が降りて大成する馬が他の騎手に比して以上に多いのである。
つまり、有名な外人騎手は数回乗ればどの位の力量の馬かを見抜くセンスを持っているが、日本人騎手はそれを持っていない。だから過去の脚質と位置取りを踏襲するしかできないである。
騎手を優遇するのは競馬発展のために必要な事だが、優遇=単に勝ち星が多い鞍上に安易に変える事は却って騎手の成長・技術・精神を低下させる因になってしまうし、実際に低下しているから今の中央競馬は2流外人までも必要となっているのである。
やはり、もう一度原点に戻って騎手育成のやり方を見直す事態にあると今回の金鯱賞のコピーレースを見て大いに感じた。
(ミルコが勝ち負けするなら福永が追従好走すると読んだ人はお見事。だけど、それが3騎手(武豊・岩田・ルメール)不在による数多の騎乗変更と幸のようなお粗末な騎乗の程度の低さによるモノだから今のままでは救いようがないのである!)
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