14期 予想歴35年
◎ウスベニノキミ
6着/8人気
○ヴェロニカグレース8着/11人
▲ノーブルカリナン11着/7人
△サトノワルキューレ1着/1人
適度に摩擦があり差し有利だが、やはり開幕馬場という事でイン差し出来る馬に馬券的な旨味がありそうだ。
5Rでは外枠のサクラレイメイが勝ったが、横山典はインを突いて差して来ている。
6Rも横山典が内枠を生かしてイン差し。
ミッキーバードを勝利に導いている。
横山典は、非常にコースバイアスに対してかなりシビアな騎手。
イン差し有利の馬場という事で良いだろう。
注目は、③ウスベニノキミ。
前走フラワーCの勝ち馬のカンタービレ、2着のトーセンブレスは共に馬場の外目を突いて伸びて来たのに対し、この馬は後方から最内を突いてスルスルと伸びて来た内容に、今回の競馬に対する適性を感じる。
外伸び有利の物理条件だっただけに、勝馬と同等の評価を与えても良いだろう。
⑬ヴェロニカグレースは、最近出始めている "異色のハービンジャー産駒" 。
モズカッチャンやペルシアンナイトと同様に、集中力の高さを感じる馬だ。
2走前は勝負所で勝馬オウケンムーンに被され、外に持ち出すタイミングを逸したものの、その直後に後の重賞勝馬をしっかり追いかけた内容は非常に評価出来る。
高い力量を感じるし、決して1勝馬で終わる馬ではない。
わがままを言うなら、もうちょっと内目の枠が欲しかった。
内枠ならば、ウスベニよりも高い評価を与えていただろう。
人気の④サトノワルキューレは、前走のスタートの悪さ、レース中盤での位置取り、更にはレース後半で捲って来た内容から、ちょっとステイヤー色が強い感じがする。
そもそも、何故牝馬が2400㍍の下級条件を立て続けに使わなければならないのか?
おそらくは、陣営がこの馬の持つ "モッサリ感" を認識しているからに違いない…と私は考えている。
力量の高さは評価するが、中距離での反応が問わるレースで、勝負所で遅れを取る公算も十分考えられる。
そんな理由で評価を△にとどめておきたい。
狙うなら菊花賞かな?…(笑)
⑤ノーブルカリナンの前走はスタートで後手を踏み、ジ・エンド。
最後は大外をぶん回して伸びて来ているが、先行馬が追い込みに回ったところで、あんなものだろう。
広いコースにプラス距離延長と、先行しやすい環境になり改めて巻き返しに期待してみたい。
2走前のエルフェンSは、堂々勝ちに行く内容の競馬だっただけに、ここまで評価が落とすのはどんなものか?と思う。
⑮パイオニアバイオは、未勝利戦を勝ち上がったばかりだが、もうちょっと上を目指せるだけの力量はある。
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