天皇賞(春)2018予想

とりおやこ
15期 予想歴29年

◎アルバート
  8着/6人気


アルバートは、ステイヤーズS3連覇中という日本屈指のステイヤーですが、
春の天皇賞では、ここ2年出走して6着と5着。

ステイヤーズSは勝てても、一線級には届かないというのが、
着順に表れまくっているという感じだし、
アルバートは、実際、そういう馬だと思っています。

「G1では足りない馬」、それがアルバートです。

それでもここでアルバートを買うのは、
今年は、そもそも天皇賞で主役になれるだけの馬がいないと思うので、
アルバートでも十分足りるんじゃないかと思うから。

かつて、トウカイトリックというステイヤーがいましたけど、
トウカイトリックも、春の天皇賞では全然足りなかったのに、
一度だけ3着に食い込んだ年がありました。

それが、アイポッパーが1番人気になった年なんですけど、
「アイポッパーが1番人気になる天皇賞ってどうなん?」っていうのは、
エース不在の天皇賞の象徴として、今でも深く刻み込まれていて、
イメージの強さは、イングランディーレやマイネルキッツが勝った年以上です。


アルバートは、いつでもキッチリ実力を出し切るけど、
一方で、額面以上の走りもしない馬なので、
エース級に馬相手になると、まず勝負にはなれなかったと思うんですけど、
今年のメンバーなら、互角以上のレースができると思います。

一歩間違えれば、アイポッパーの立ち位置でもおかしくなかったけど、
現状は、G1では足りない馬に甘んじているからこそ、
G1という舞台で買いたいと思うのです。


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