09期 予想歴15年
◎レッツゴードンキ
6着/6人気
○レーヌミノル10着/9人
▲ラビットラン13着/12人
△アエロリット4着/3人
土曜の京王杯SCでレコードが記録されたように、東京芝は例年通りの高速馬場。
昨年のヴィクトリアマイルは、スロー逃げを好む川田騎手がペースを作ったことで(ソルヴェイグ9人気5着)、スローの切れ味勝負となりましたが、下記のとおりこれはイレギュラーなケース。
ヴィクトリアマイルレース上がり3F
2017 33.8
2016 34.3
2015 35.0
2014 34.3
2013 34.2
昨年の上位馬が何頭か出ていますが、あまりアテにできません。
私の持論ですが、競走馬には距離適性とは別に“ラップ適性”というものがあって、同じマイル戦でも
・スローの1600
上りが速くなるので、中距離馬でも走れる
・ハイペースの1600
上りの遅い消耗戦になるので、短距離馬でも走れる
かなり端折った説明ですが、おおよそこうした法則があると感じています。
ステイゴールド産駒で、馬体重430キロそこそこのアドマイヤリードは、名マイラーというよりは中距離の切れ者。昨年のようなスローか、雨馬場でなければ苦しいと見ています。
カワキタエンカとアエロリットがどのようなペースを作るのかは不明ですが、私は短距離馬が速い時計で勝つマイル戦が大好きなので(配当的にも荒れやすい)、そちらに決め打って馬券を組みたいと思います。
◎レッツゴードンキ
超スローの切れ味勝負となった昨年こそ11着に敗れましたが、1200GⅠ2着3回の実績は、ストレイトガールと比べても遜色ないもの。スピードの絶対値はここでは最上位です。
土曜の東京芝は、キングマンボ系が8頭出走し(2-2-1-3)、6頭が人気以上の着順に好走。
ドンキが出走馬中唯一のキングマンボ系というのが分かりやすすぎですが、単勝を一番買いたいのはこの馬。
〇レーヌミノル
小倉2歳Sで2着馬を1秒千切ったこと、ハイペース消耗戦となった桜花賞を勝ったことが示すのは、マイル適性というよりは短距離の適性。スピードの絶対値は相当高いと評価しています。
冬場の1200重賞ではパッとしない成績に終わりましたが、牝馬らしく冬に弱いタイプで、競馬ブックの馬体写真でもデキが悪く映っていました。
暖かくなった今回はかなりデキが上向いていますし、人気落ちの今回は買い時と見ます。
▲ラビットラン
タピット産駒らしいパワー溢れるストライド走法で、しかも右回りでは内にモタれる面も見られますから東京はぴったり。
1:45.5の高速決着となったローズSで、カワキタエンカ・リスグラシュー以下を撫で切った末脚が発揮されれば頭まで。
△アエロリット
クロフネ産駒のスピード型で、エリザベス女王杯では絶対買えないけれど、安田記念でも頭が狙えるタイプ。
スローになるとキレ負け必至なので、戸崎騎手のレースメイク次第と見ています。
好勝負は間違いないでしょうが、ハイペース消耗戦の桜花賞でレーヌミノルに敗れているのは気になるところ。
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