日本ダービー2018予想
結論。

アキ
14期 予想歴22年

◎ブラストワンピース
  5着/2人気

○キタノコマンドール12着/3人
▲ゴーフォザサミット7着/7人
△ダノンプレミアム6着/1人


◎⑧ブラストワンピース
○⑤キタノコマンドール
▲⑥ゴーフォザサミット
△①ダノンプレミアム
□⑨オウケンムーン・⑫エポカドーロ・⑮ステルヴィオ・⑰ワグネリアン

◎ブラストワンピース
一番欠点は少ない馬になる。まず距離に関しては2走前のゆりかもめ賞で経験しているし、ラップ的にも13秒を一度刻んだだけで割と流れた中で12.9 - 12.5 - 11.9 - 11.8 - 11.7の後半推移で、これを3F地点で一気に取り付いて差し切ったので決め手の質も見せた上での勝利。その上で、毎日杯は12.3 - 12.1 - 11.5 - 11.1 - 11.5を好位からあっさりの完勝でポジショニング面も良さを見せてきたというとこ。新馬戦でもドスローとはいえ10秒台に入る決め手の質も見せてきたので、ここまでのレースの合わせ技で考えれば死角はない。唯一言えば、毎日杯のレースレベルがどうかという点。NHKマイルCで中緩みラップの中、ギベオンが理想的な競馬で勝ち切れなかった。相手が朝日杯4着のケイアイノーテックで出負けして完璧な競馬でもなかったし、あそこでギベオンが勝ってればなあというとこ。インディチャンプも拙い運びとはいえアーリントンCでイマイチだったし、この辺がちょっと気になるとこだった。ただ相対的に枠はいいし、スローも考えられる中ではキタノコマンドールよりはこちらかなというとこ。

○キタノコマンドール
皐月賞組では一番評価したい馬で、後方の有力馬の中では一番しんどい競馬になっているし、その中でコーナーの最速地点でとりつく脚はさすが。そして最後も伸び切ってステルヴィオには迫っていた。末脚の持続力もあるが、やはりすみれSを見ても最大の武器は決め手の質かなと。後半の総合力を持っている上で決め手の質も高いというのは魅力だし、ポジショニングはネックにはなるけど、スロー想定で縦長になる可能性はそこまででもないし、まともに競馬できたらというとこ。唯一不安なのは左回りかな。キャリアは浅い馬だしここまで阪神内回りと中山なので東京の左回り+広いコースで同様のパフォーマンスを出せるかに限る。あと枠に関してはちょっと不安で、例年よりは高速状態を維持してきた馬場でCコース替わり。インが空く可能性は微妙だしこの枠で外へ持ち出すロスは考えたいところ。それでも相手には。

▲ゴーフォザサミット
青葉賞の競馬をしてくるとちょっと怖いというのはある。共同通信杯もスプリングSも位置取りを取れない事が大きな敗因にはなっていたし、前走のようにスタートさえ出て同じ感覚で競馬してくると後半の持続力はあるし、決め手の質も最低限持っている。しかも外目で脚を出し切るという蛯名だし、早めに仕掛ければ最速地点で多少見劣ってもしまいの持続力で盛り返す可能性はあるかなと。スタートはネックにはなるけど、幸いこの枠ならリカバーは効きやすいし、ダノンプレミアムやキタノマンドールを内に置いて競馬できるのも蛯名的にはいいかなと。枠順で他の馬より減点材料は少ないし、相手に上げた。

△ダノンプレミアム
まあ臨戦過程ではどう考えても不安にはなってしまう。弥生賞から皐月賞を回避したケースでも、ダービー前に1度使っているパターンが多いし、弥生賞から直行でのパターンは調教が良くても本番当日での折り合いがどうか。まあ今年は弥生賞は適度なスローからの2F戦でダービーのラップ推移に近い形にもなったのでそこまで苦労しない可能性もあるかなと。もう1つ重箱の隅を突く不安で言えば、11秒前半を2回刻める末脚の持続力があるかどうかかな。朝日杯では12.1 - 11.3 - 11.0 - 11.7と前半もそれなりに流れた中でこのラップを好位から刻んで圧倒しているけど、コーナーから惰性で勢いをつけれる阪神外回りというのもある。東京でこれを、2400mに伸びても維持できるかどうか?スピードの絶対値が高い馬の分高いレベルだが不安はある。僕の買い方的にこういうねじ伏せるタイプでスタミナ面・パワー面での不安のある馬は本命は打たないスタンスにしているので。あと、枠の並び的に逃げを打ちそうな馬が総じて外目で、内枠でこの馬ほどスピードの勝った馬がいない。この馬がスタート次第ではハナに立つ可能性はあるし、そこでスムーズに脚を使えるか?というリスクもある。今回は相手止まりで様子見したい。

□オウケンムーン
共同通信杯の競馬が出来れば十分面白いと思っている。12.2 - 12.4 - 11.7 - 11.5 - 11.6と3F戦で、これを大逃げ馬が刻んでいたラップなのでこの馬は3Fで33.5。ドスローとはいえ好位から総合力のある脚を見せてきたし、ダービーでこれをやってくると怖いかなと。ただネックは2つあって、1つは騎手。キタサンブラック・ダイワキャグニーと北村宏司はこういう一矢報う事のできる馬で一か八かという競馬をことごとく外しているし、オークスのパイオニアバイオも期待した位置取りよりは想定通り後ろでどうにもならんかったというとこ。当然前受すると目標にはされてしまうけどそこんとこのリスクをとって勝負してくれんと、馬自体決め手の質では少し足りないところもあるので後ろからではどうにもならない。それと、皐月賞でもそうだったが馬自体出足がいいかと言われればそうでもない。スタートは出るけどその後の脚は遅いので、今回スピード色の強い馬もいる中で好位まで取れるかというのも不安点。押さえには。

□エポカドーロ
今回はやっぱり決め手が足りないというのがネックにはなるし、逆にここは3冠で一番合っていない条件なので、ここを勝ってしまうと3冠にも可能性が出てくるかなというとこ。皐月賞は11.9 - 12.4 - 12.4 - 12.7 - 12.2というラップで2番手集団から抜け出したけど、上がりが35.1で1Fが12.2なのでじんわりペースを上げつつの3Fか2F地点での出し抜きといっていい。そこまで後続の突き上げは全く無かったのでかなりトリッキーな展開の中恵まれた面は強い。アイトーン・ケイティクレバーと除外でハナを意識しそうなのはジェネラーレウーノくらいで、これを自力で突く必要性は出てくるかなと。それとダノンプレミアムがやはりネックにはなってきて、一瞬の脚ではやはり見劣るのがね。縦長の隊列になれば段階的に脚を使って何とか抵抗できるのと、腹括って自力でペースを上げて逃げるか・・・それでもダノンプレミアムがやはり厄介にはなってくるが、ペースを上げきった時の能力はここでは随一だとあすなろ賞の内容からも思っているので、一応押さえたいかな。

□ステルヴィオ
ゴーフォザサミットと同じ印象で、スタートさえ出れればなあというところ。新馬戦以外はスタート後の出足が甘いし、後方勝負になると皐月賞はうまく立ち回ってはいるのでキタノコマンドール・ワグネリアンとは脚を出し切った時との差はあるかなと。逆転するには前目で同じパフォーマンスをとなるし、高速馬場の適性自体はサウジアラビアCや朝日杯でも見せているので悪くないかな?とは見ている。正直このメンツなら前目を取れちゃうかも?という事も考えているし、馬場も想定よりは現状は軽いので、押さえとこうかな?という評価。枠も外目は良かったと思っている。

□ワグネリアン
まずコース替わりについては明らかにプラスかなとは思っている。皐月賞の敗因は位置取りと展開かなと見ていて、後続もロンスパにはなり切れずの3F戦・及びコーナー最速にはなると。これを外目で受けてしまった事が敗因かな。弥生賞でそれなりに対応できたのは少頭数で前も開けていた分コース取りはスムーズだった。それでも最速地点とはいえ直線入り口ではもたついていたし、これが皐月賞で悪い通し方になれば致し方ない。ただ今の馬場では広いコースでもスローからのギアチェンジ・そして位置取りのロスは覚悟しておかないといけない。出し切れば最上位の決め手の質・持続力はあるが、今回は今のところ相手止まりかな。

3連複
◎―○―▲△□
◎―▲―△□
○―▲―△□で。


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