札幌記念2018予想
この馬で決まり

南川 麒伊知郎
17期 予想歴19年

◎ミッキースワロー
  13着/3人気

○モズカッチャン3着/4人
▲ネオリアリズム14着/5人
△マカヒキ2着/1人
×マイスタイル
×アイトーン


G2の中でも格の高いレースとして知られているが、レースの歴史を見れば、意外と格上が歴然としたG1実績馬が勝ちきれていない。近年でもブエナビスタ、ゴールドシップ、モーリスらが勝ち損ねている。小回りであり、また秋への始動戦というニュアンスも否めない一戦だ。

G1の舞台ではスピードや瞬発力に見劣ってしまう馬が、こうした設定を味方に勝ち負けするのがイメージ。これにぴったりなのが⑭ミッキースワローだ。

血統的にもピッタリ。父トーセンホマレボシは、2011年の勝ち馬トーセンジョーダンとは兄弟である。そしてトーセンジョーダンはジャングルポケット産駒だったが、ミッキースワローは母の父がジャングルポケット。トーセンジョーダンとは父母の入り方こそ逆だが、とても似た配合となっている。
さらに、父はディープ産駒としては、ディープブリランテ型の持続力に偏った珍しいタイプに出た。脚を長く使えてバテないいかにも小回り向きの血統といえる。

この馬も休み明けではあるが、苦にしない。他の人気馬に距離やコンディションなどの不安があるなら、セントライト記念に続く2つ目のG2制覇を期待したい。


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