札幌2歳S2018予想

雨龍泥舟
08期 予想歴49年

◎ウィクトーリア
  7着/2人気

○アフランシール5着/3人
▲クラージュゲリエ3着/1人
△ナイママ2着/4人


週刊ギャロップで岡田牧雄氏がこのレースの予想をしている。
注目馬は大体同じだが、印は違う。
岡田氏の印と評価
◎ ナイママ:馬体的には関節のつくりがしっかりしていて、タフさがあるタイプ。筋肉も非常に繊細で、これだけ質のいい筋肉の持ち主はなかなかいない。 
○ クラージュゲリエ:キンカメ産駒が2歳のこの時期から走るイメージはないが、兄のプロフェットも早い時期から活躍した馬で、将来性はプロフェットより上だろう。
▲ ウィクトーリア:改めてブラックエンブレムは優秀な母親だと感じる。ただ、ヴィクトワールピサ産駒の牝馬であるこの馬は線の細さがあり、腹目も薄く、この時期で仕上がり過ぎている印象もある。 
△ ラブミーファイン:ジャスタウェイ産駒のこの馬は体があり、伸びしろを感じる。
△ アフランシール:現時点では緩さが目立ち、勝ち負けは難しいと思うが、将来的には牝馬戦線のいいところに行く馬。
△ ナンヨーイザヨイ:距離延長で巻き返しに期待したい。

雨龍の印と評価
◎ ウィクトーリア:前走、楽に逃げてレコード勝ち。札幌コースは瞬発力よりも持続力を重視すべきで、この馬には合っている。馬体もほぼ仕上がっている印象。ここを勝って暮れの大舞台へという青写真だろう。血統的にはクラシックタイプだが、現時点でも緩さは感じられない。番手の競馬もできそうで、極端な外枠でもない限り、マイペースの競馬ができそう。
○ アフランシール:前走は好位からの競馬で、直線あっさりと先頭に立ち後続を突き放した。コース適性の高さを感じるし、能力も十分だろう。馬体はウィクトーリアよりも長めで距離伸びて益々良しというタイプ。将来性がありそう。勝ち負けも十分だろう。
▲ クラージュゲリエ:この馬もかなりの大器。瞬発型だけに位置取りに懸念。鞍上に任せるしかないが・・・。
△ ナイママ:前走の映像を見るまでは話半分と考えていましたが、映像を見てなかなかの素質馬だと思いました。他馬よりはワンランク上。自在性もありそうで、アルママよりはかなり強い馬だと思う。
△ ラブミーファイン:函館1800mで新馬を勝ち、1200mの函館2歳Sで2着。このチグハグ感が気に入らないが、マイルを中心に活躍しそう。岡田氏は「体がある」といっているが、別の馬と勘違いか?平均よりやや小柄で、馬体減なければ・・・。短距離戦の後で折り合いが気になるが、ジャスタウェイ産駒は全体におっとりしているようだ。
△ ナンヨーイザヨイ:この馬も函館2歳Sに挑戦。いったい何を考えているのかと首をかしげてしまう。ナイママの勝ったコスモス賞からこのレースのローテを選ぶべきだっただろう。距離はいくら伸びても・・・というタイプ。


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