08期 予想歴20年
◎ルヴァンスレーヴ
1着/1人気
○ケイティブレイブ11着/2人
▲オメガパフューム5着/4人
△サンライズソア3着/3人
★傾向分析★
2014年 タイム1’51”0 (良) 1FAve=12.33 3FAve=37.00
テン37.5-中盤37.0-上がり36.5 『加速』
1着ホッコータルマエ・・・キングカメハメハ×Cherokee Run=キングマンボ×レッドゴッド 〔9-e〕 2ー2
2着ナムラビクター・・・ゼンノロブロイ×エンドスウィープ=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔7-c〕 4ー4
3着ローマンレジェンド・・・スペシャルウィーク×Awesome Again=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔20〕 2ー2
2015年 タイム 1’50”4 (良) 1FAve=12.27 3FAve=36.80
テン35.5-中盤37.0-上がり37.9 『前傾』
1着サンビスタ・・・スズカマンボ×ミシル=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔16-h〕 8-6
2着ノンコノユメ・・・トワイニング×アグネスタキオン=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔6-a〕 15-15
3着サウンドトゥルー・・・フレンチデピュティ×フジキセキ=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔22-b〕 16-16
2016年 タイム 1’50”1 (良) 1FAve=12.23 3FAve=36.70
テン36.3-中盤36.1-上がり37.7 『前傾・ハイレベル』
1着サウンドトゥルー・・・フレンチデピュティ×フジキセキ=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔22-b〕 14-13
2着アウォーディー・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔13-c〕 6-5
3着アスカノロマン・・・アグネスデジタル×タバスコキャット=ミスプロ×ストームバード 〔2-d〕 3-2
2017年 タイム 1’50”1 (良) 1FAve=12.23 3FAve=36.70
テン36.2-中盤37.7-上がり36.2 『中弛み』
1着ゴールドドリーム・・・ゴールドアリュール×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔5-h〕 11-11
2着テイエムジンソク・・・クロフネ×フォーティナイナー=ヴァイスリージェント×フォーティナイナー 〔6-a〕 2-2
3着コパノリッキー・・・ゴールドアリュール×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-o〕 1-1
14年から阪神D1800m→中京D1800mへとコースが変わり、JCD→チャンピオンズCと名称も変更になったレース。
中京D1800mでの開催ということで、コースの傾向をまとめてみました。
コース形態は、スタンド前の直線から発走して、グルッと1周してくるコース形態。急坂の途中あたりからスタートし、坂を上った後は、向正面までほぼ平坦で、そこから緩い坂をちょっと上り、向正面半ばから4コーナーにかけて下ってくるコース。
このコースは東海Sで使用しているが、14年・15年・16年・17年・18年と過去5年の結果は、下記の通り。
2014年 タイム 1’50”4 (良) 1FAve=12.27 3FAve=36.80
テン36.2-中盤36.3-上がり37.9 『前傾・ハイレベル』
1着ニホンピロアワーズ・・・ホワイトマズル×アドマイヤベガ=リファール×サンデーサイレンス 〔22-d〕 4-4
2着グランドシチー・・・キングカメハメハ×ブライアンズタイム=キングマンボ×ロベルト 〔12〕 9-6
3着マイネルバイカ・・・ロージズインメイ×フォーティナイナー=ヘイロー×フォーティナイナー 〔4-p〕 8-9
2015年 タイム 1’50”9 (良) 1FAve=12.32 3FAve=36.97
テン36.7-中盤36.7-上がり37.5 『前傾・一貫』
1着コパノリッキー・・・ゴールドアリュール×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-o〕 2-1
2着グランドシチー・・・キングカメハメハ×ブライアンズタイム=キングマンボ×ロベルト 〔12〕 10ー8
3着インカンテーション・・・シニスターミニスター×Machiavellian=エーピーインディ×ミスプロ 〔22-a〕 14ー13
2016年 タイム 1’51”9 (良) 1FAve=12.433FAve=37.30
テン37.8-中盤37.3-上がり36.8 『加速』
1着アスカノロマン・・・アグネスデジタル×タバスコキャット=ミスプロ×ストームバード 〔2-d〕 2-2
2着モンドグラッセ・・・アグネスデジタル×ラグビーボール=ミスプロ×ノーザンダンサー 〔4-d〕 1-1
3着ロワジャルダン・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔3-l〕 5-5
2017年 タイム 1’53”2 (良) 1FAve=12.58 3FAve37.73
テン38.1-中盤38.0-上がり37.1 『加速』
1着グレンツェント・・・ネオユニヴァース×Kingmambo=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔25〕 6-6
2着モルトベーネ・・・ディープスカイ×アフリート=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔14-b〕 3-4
3着メイショウウタゲ・・・プリサイスエンド×フジキセキ=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔A31〕 9-9
2018年 タイム 1’51”8 (良) 1FAve=12.42 3FAve=37.27
テン36.7-中盤37.0-上がり38.1 『前傾』
1着テイエムジンソク・・・クロフネ×フォーティナイナー=ヴァイスリージェント×フォーティナイナー 〔6-a〕 1-1
2着コスモカナディアン・・・ロージズインメイ×With Approval=ヘイロー×グレイソヴリン 〔5-f〕 4-4
3着モルトベーネ・・・ディープスカイ×アフリート=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔14-e〕 4-5
テンは36秒台前半、中盤も締まった流れで、上りは37秒前後と『前傾』になりやすいコース形態と思われる。
『前傾』の流れだと展開的には、
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
しかし、過去5年の東海Sの結果をみると、好走している馬は4コーナーで10番手よりも前に位置した馬が多い。追込馬は割り引く必要があると思われる。また逃げ粘った馬も少なく、逃げも割引が必要と思われ、先行・差しが中心とみるべきと考える。
血統の傾向としては、中京D1800mの種牡馬ランキング上位は、1位シンボリクリスエス、2位マンハッタンカフェ、3位クロフネ、4位スペシャルウィーク、5位キングカメハメハ、6位フジキセキ、7位アグネスタキオン、8位スズカマンボ、9位ブライアンズタイム、10位ゴールドアリュール。
スタミナが問われるコースのようで、ロベルト系やスタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多い傾向。
またキングカメハメハ産駒は好走は多いが、2・3着が多い傾向。
★予想
◎ルヴァンスレーヴ・・・シンボリクリスエス×ネオユニヴァース=ロベルト×サンデーサイレンス 〔9-f〕
前走南部杯MCS1着(=盛岡D1600m)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(1-1-0-0)。
シンボリクリスエス産駒はロベルト系で、本格化前までは詰め甘で、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮するが、意外にあっさり強敵相手に凡走する淡泊さも持ち合わせている。2歳~3歳春の時期のロベルト系は全般的に詰め甘なことが多いが、クラシック春シーズンを終えると本格化を始める。またロベルト系は緩い流れよりも、ペースの締まる流れで底力を問われると好走しやすくなる特性もある。特にレコード決着など時計が速くなる厳しい流れで覚醒する。叩き良化型でさらに上昇中はロベルト系の好走ポイント。母父ネオユニヴァースはスタミナ型サンデーサイレンス系で、中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。上がりの速いキレ味勝負より、平均ペースに乗って短い直線でぐいっと出る競馬に抜群の適性を有す。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多い(=アンライバルド、ミクロコスモス、ヴィクトワールピサなど)。また産駒はパワータイプの馬も多く、ダート中距離で好走も多い。芝馬は最初から能力の高さを見せるが、旬は短く、ゆっくりクラスを上がって強くなるのはダート中距離型。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなるが、人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
○ケイティブレイブ・・・アドマイヤマックス×サクラローレル=サンデーサイレンス×レッドゴッド 〔1-s〕
前走JBC(=京都D1900m)。中京Dコースは(0-0-0-2)、D1800m戦は(3-3-3-1)。
アドマイヤマックス産駒はサンデーサイレンス系で、平坦向きの軽いスピードを備えていて、好位や中団から差させると見所のあるレースをするタイプ。ローカル短距離ならクラスはともかく狙っていけるが、中距離は差して届かずが目立つ。これが突き抜ける脚を使うと本格化の兆しで、父母父ノーザンテーストの成長力によるものと思われる。ノーザンテースト系は丈夫な体とミラクルな成長力を有すが、アドマイヤマックス産駒の成長力も父母父ノーザンテーストによるものと考える。また芝のやや重も得意で、この点も父母父ノーザンテーストの特性によるものと思われる。母父サクラローレルはレッドゴッド系で、欧州スタミナ型血統。芝・ダートとも中距離以上を仕事場としている。安定感はないが、時計のかかる馬場やハイペースの消耗戦といったツボに嵌ると高い能力を発揮し、格上相手でも引けをとらない。騎手の乗り替わりや芝・ダート替わりなどで刺激を与えると隠れていた能力を発揮し、穴をあける。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。
▲オメガパフューム・・・スウェプトオーヴァーボード×ゴールドアリュール=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔14-c〕
前走JBC2着(=京都D1900m:0.1秒差)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(3-0-0-0)。
スウェプトオーヴァーボード産駒はフォーティナイナー系で、2歳の夏から軽快なスピードを武器に、芝もダートも短距離で活躍する。フォーティナイナー系の中では、芝向きの産駒が多いタイプで、古馬になっての成長も期待出来る。距離延長に対しては限界を示す馬も多いが、好位差しの安定感のある競馬ができる馬はマイルでも走れて奥が深い。穴は短期休み明け・ローカル替わり・距離短縮など。人気馬の信頼性は低いので、基本的には穴馬を買うべき血統と考えるべし。逃げバテの続いている馬が、短期休養のリフレッシュ明けで逃走を決めたり、休み明けで走らなくても2戦目に走るなど、休養から数戦が勝負。母父ゴールドアリュールはサンデーサイレンス系で、芝なみのハイペースで飛ばしてもバテず、スピード化の進むダートに向く“芝も走れるダート血統”。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても安定している。どちらかといえば叩き良化型で、淀みないペースに向き、パワーとスタミナに富む。弱点は小刻みなギアチェンジが苦手なこと。
No.〔14〕の牝系は、早い時期にも活躍する馬もいるが、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
△サンライズソア・・・シンボリクリスエス×スペシャルウィーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔4-r〕
前走JBC3着(=京都D1900m:0.3秒差)。京都Dコースは初で、D1800m戦は(1-0-1-1)。
シンボリクリスエス産駒はロベルト系で、本格化前までは詰め甘で、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮するが、意外にあっさり強敵相手に凡走する淡泊さも持ち合わせている。2歳~3歳春の時期のロベルト系は全般的に詰め甘なことが多いが、クラシック春シーズンを終えると本格化を始める。またロベルト系は緩い流れよりも、ペースの締まる流れで底力を問われると好走しやすくなる特性もある。特にレコード決着など時計が速くなる厳しい流れで覚醒する。叩き良化型でさらに上昇中はロベルト系の好走ポイント。母父スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始める。分枝記号rは、あらゆる条件を平均的にこなすタイプ。様々な経験が活きやすいタイプでもある。
tipmonaとは?