08期 予想歴19年
◎キセキ
5着/2人気
○レイデオロ2着/1人
▲モズカッチャン8着/4人
△パフォーマプロミス14着/7人
阪神Cが当たって今年の収支は黒で確定なので、オジュウチョウサンの単勝でも握りしめながら観戦するのが正しい楽しみ方な気はしますが、でもやっぱり有馬は当てたいですね。
土曜のレースを見る限り、内有利前有利の傾向は確かにある印象。
グレイスフルSはイン差しをした馬が2着、外差しが3着で、僅差の4着に逃げ馬が粘っていました。
天気も良馬場で間違いなさそうで、予想を確定させます。
馬柱を見ると、武豊騎手、デムーロ兄弟、岩田騎手と、インコースにこだわりそうな騎手が内に揃っていて、外の馬や追い込み馬がインを突くのは難しい気がします。
ジャパンカップで上がり最速のミッキースワローや、流石に人気が落ちすぎのシュヴァルグランなどはどうしても内で進路がなくなるか、外外を回さざるを得ないのではと予想します。
◎キセキは変えず。
逃げられれば経済コースを通れるので問題ないでしょう。
秋3戦はずっと印を打っていますが、見えない疲れやコース適性を考えると、惨敗するとすればここだとは思います。
ただ、秋古馬三冠を皆勤して結果を出せる馬というのも少ないですが確かに存在しますし、この馬がそうだと信じたい。
(というか、秋古馬三冠を皆勤したのがこの馬だけとは、なんとも。。。)
○レイデオロも変えず。
ですが実は死角がないように見えるこちらの方が不安を持っています。
距離も心持ち長い印象があり、ミッキーロケットやブラストワンピースに邪魔されて外外を回されるようだとどうでしょうね。
ルメール騎手なので、そこは信頼していますが。
▲モズカッチャン
ミルコ騎手は昨日の阪神Cは悔しかったんじゃないでしょうか。
ペースが落ち着いてしまって内の馬だけで勝負が決まってしまって、大外枠じゃなければ勝ったのはジュールポレールだったと思いますしね。
この大一番で掴んだ内枠で、やってくれそうな気がします。
叩いたほうが良い馬で、エリザベス女王杯を叩いた上積みは期待できるでしょう。
昨年のクイーンズリングよりも、距離適性は高いはず。
△パフォーマプロミス
ある程度先行力があり、キセキのペースに対応できそうな持続力もある馬。
枠にも恵まれましたし、調子で言えばメンバー随一ではないですかね。
クリンチャーはテンが早い馬ではないですし、付近の騎手を見ると最内に入れられなかったりハナを押さえられたりしそうで、どうも不安ですね。
ダービーの時のように、馬群に包まれてそのまま、ということは有り得るでしょう。
また、凱旋門賞に挑戦した後でここを制した馬は過去にいますが、ヴィクトワールピサもオルフェーヴルもすでに中山でG1を勝っていた馬で、遠征の成績もクリンチャーより全然上で、と考えると一緒にはできないですね。
オジュウチョウサンは武豊騎手なので、一回は観客を沸かせようとしてくると思うのですが、ここまでの人気はさすがに予想外ではないですかね?
馬主さんも本気で勝負に来ていると思うので、テレビ馬のようなことをしたらさすがに叩かれそうです。
向いてるとは思えない東京2400で勝ったのは本当に立派だと思いますが。
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当日の馬場傾向次第で予想は変えるかもしれませんが、とりあえず枠順はあまり考えないでおきます。
昨年はゴリゴリの一番人気のキタサンブラックがマイペースで逃げられましたし、今年もキセキがマイペースで運べると想定します。
キセキのこの秋3戦の内容をラップから見ると、11秒台を8ハロン連続で叩き出していることがわかります。
東京1800の毎日王冠は3着でしたが、これはこの条件では11秒台で8ハロンを走り続けることは突出しているわけではない、ということだと思います。
東京2000の天皇賞秋では、2ハロン目から9ハロン目まで11秒台のラップ、ラスト1ハロンは12.0と、さすがに垂れてしまいました。
2ハロン目でもし緩めることが出来たら勝っていたんじゃないかとも思いますが、いずれにしても東京2000という条件でも、キセキの総合スピードは突出していないと言えるでしょう。
東京2400のジャパンカップでは、最初の4ハロンを48.2、つまり平均12.0以上の緩やかなペースから、残り8ハロンを平均11秒台で走り続けてレコードを演出、川田騎手は会心の騎乗だったのではないでしょうか。
そして、2400という距離で初めて、スピードで他馬を圧倒できたと言えるでしょう。(規格外が1頭いたので勝てませんでしたが。。。)
ラストは12.0と脚を使い切っていますので、ここももし加速を1ハロン遅らせていたら、結果はもっと際どくなったかもしれません。
東京と中山の馬場差があるので、11秒台を8ハロン連続というのは無理かもしれませんが、12秒前後で走り続けることは可能でしょう。
ジャパンカップでは4コーナーのある地点で11.0のラップを出していて、コーナリングが苦手な馬ではないと言えますし、脚質的に他馬より有利になるでしょう。
菊花賞のような極悪馬場でも長い脚を使って上がり1位になる馬で、今後2400以上の距離では絶対に買わなきゃいけない馬なのではないかなと。
というわけで、◎キセキとします。
そして超ロングスパート戦で後ろの馬が脚を使わされるので、ジャパンカップのように差し馬は基本届かないと予想します。
よって、相手はある程度の位置で競馬できる馬を。
○レイデオロ
ある程度前で競馬をできる馬。
中山適性は高く、キセキの作る淀みのない流れで問題ないのは天皇賞秋の通り。
ただ、この距離ではキセキに譲るかな、ということでこの印。
▲ミッキーロケット
宝塚記念はワーザーが本調子だったら圧勝されていたメンバーだと思っているので、別に評価はしていない。
ただし、一線級の末席、ないし二線級の中では筆頭各の地力は持っていると言えると思います。
天皇賞秋の上位馬がレイデオロとキセキしか居らず、アーモンドアイもスワーブリチャードもいないのであれば、出番が来てもおかしくないかな、というところ。
天皇賞秋は小差の競馬で、レイデオロ同様キセキのペースで競馬が出来る馬。
距離が伸びるのも中山に変わるのもプラスだと思います。
△パフォーマプロミス
目黒記念が12秒前後と11秒台が8ハロン連続するレースで、キセキの作るペースに近かったと言えます。
3着でしたが、枠順とハンデを考えれば一番強い競馬をしたと言えるでしょう。
昨年のグレイトフルSをカラビナ相手に勝っていることを考えると、この条件も悪くはないか。
前目で運べる内枠も良く、穴馬として押さえておきたい。
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