14期 予想歴11年
◎エアアンセム
7着/4人気
○ブラックバゴ10着/12人
×マウントゴールド
×タイムフライヤー
コース形状などから上がりだけ早い一貫ラップにややなりやすく、好位から長くいい脚を使える馬の期待値がやや高いレース。
前年の有馬記念と期待値の高い血統が似ること...などに注意。(枠順確定前・木曜現在の予想)
◎ エアアンセム [多くの馬場・展開で]
○ ブラックバゴ [差しの効く馬場・展開で]
買い目はなるべくシンプルに。
単勝:◎○
エアアンセム
今年で8歳ですが、自身の成績や母系の血統から晩成傾向が感じられ(※)&近走でパフォーマンスを落としていないことから高齢もマイナス評価にならないはず。
※ 晩成の母系?
エアアンセム自身は2歳戦で2連勝も、重賞初制覇は7歳7月の18'函館記念。
おじ:エアシェイディも2歳戦で2連勝も、重賞初制覇は7歳1月の08'AJCC。9歳3月の日経賞でも4人気2着に好走。
---------- 以下、プレ予想 ----------
中山金杯はコース形状などから上がりだけ早い一貫ラップにややなりやすく、好位から長くいい脚を使える馬の期待値がやや高いレース。
中山金杯の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
結果から考える狙い方「中山芝2000m・古馬G3~OP」
[期待値:±F-?]=展開の幅広さに注意。
▲+:好位から長くいい脚を使える馬
→ 先行力:E-~F? 底力(=ハイペース耐性):E~E-? キレ:F~F-↑? 持続力:E~E-?(2つ以上)
(≒ OP~準OP実績上位馬。
期待値は「持続力≧先行力 > キレ」。
→ 該当馬≒人気上位馬。 中山金杯の連対馬は6人気以内(路盤改修後・2015年~)。
先行力:F-~G+?以下の場合、信頼性ダウン
→ 後方から差すには、前後・内外の不利が大きくなりやすい)
注:枠順の影響=内枠やや有利・外枠不利
(馬場の耐久性向上から傾向が弱まりづらい。 雨中の競馬以外では弱まらず?
注:斤量差の影響=±やや小さい?
(キレ・先行力とも重要度が低いため)
注:前年の有馬記念 or ホープフルSで人気以上に好走した馬の種牡馬・血統
(中山金杯の期待値アップ要素。 該当週の馬場がコース変更などで若干回復すること、
ホープフルSはタフな血統に偏りやすいこと...などに注意)
コース形状(急坂前からスタート、急坂→上りながら小回りの1角、1・2角中間から向正面にかけて一気に下る、平坦かつ小回りの3・4角、短い直線と急坂)などから上がりだけ早い一貫ラップにややなりやすく、好位から長くいい脚を使える馬の期待値がやや高い条件。
中山金杯の連対馬は6人気以内(路盤改修後・2015年~)であること...などに注意。
ステイフーリッシュ
短評:
やや持続力優位の末脚のバランスに優れる千八巧者~中距離馬??
ここでの不安は、位置取りの不利。
やや持続力優位の末脚のバランスに優れますが、それを発揮しているは控えたときだけ(注:京都新聞杯2018は超高速中弛みラップで、持続力の要求度はやや低かったと推測)。中山金杯(≒好位から長くいい脚を使える馬の期待値が高い)では前後・内外の不利から期待値が低くなってしまうと思われます。また、他馬がバテる展開でないと末脚が目立たない印象があり(小柄な馬体から、パワーやトップスピードを裏付ける筋力不足をイメージ)、人気に見合う勝率は期待しづらいのでは。控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:18'チャレンジC 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。直飛節気味。 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の1900m前後◎?? 荒れ馬場・道悪▲+??(血統からプラス修正) 先行力:F-~F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):F?? キレ:F(甘め)?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力でE-(甘め)??相当 斤量注(小柄) おじ:ブラックホーク、おば:ピンクカメオ
マウントゴールド
短評:
持続力・底力に優れる中距離馬??
ここでの不安は、急坂。
首の可動域がやや狭く、急坂ではパフォーマンスを落としている印象があります。血統的にキレ(=トップスピードと急加速力)に優れるタイプでもないため、能力の全開が叶うのは直線平坦でのロングスパート勝負だと思われ、昇級初戦の小倉記念2018がそれに近いレースでした。中山金杯では持続力を発揮できても、中山芝2000mの急坂(=阪神内回りより負荷が高い)でパフォーマンスを低下させてしまうのでは。人気なら期待値が低くなっていると思われ、控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさに注意。 最終更新:18'チャレンジC 56.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の中距離◎?? 荒れ馬場・道悪?? 先行力:F(甘め)~F-?? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:F?? 持続力:E(甘め)?? 総合力でE-↑??相当 斤量少注(小柄、スタミナ指向) 急坂▲+~▲??(首使い△?)
タイムフライヤー
短評:
底力・持続力に偏った中距離馬??
ここでの不安は、トップスピード不足。
おじ:タイムパラドックスという血統通り走破時計の遅い決着(あるいは長距離)で強さを見せている一方、キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が高い条件では苦戦しています。中山金杯(≒上がりの早い一貫ラップになりやすい)ではトップスピード不足から先に抜け出した馬たちを捉えるのが難しいと思われ、人気なら期待値が低いと思われます。ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:18'菊花賞 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通~やや太い、角度普通。標準飛節。 標準~重めの芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の中距離◎?? 荒れ馬場・道悪○-??(レース内容からプラス修正) 先行力:G?? 底力(=ハイペース耐性):F? キレ:G+~G+(甘め)?? 持続力:F? 総合力でF??相当 斤量少注(やや小柄) おじ:タイムパラドックス
エアアンセム
短評:
総合力に優れる中距離馬??
ここでの不安は、特にありません。
函館記念2018で重賞初制覇。有利な位置取りを取れる先行力と、やや持続力優位の末脚を兼備していて、その後の2戦でも安定したパフォーマンスを発揮しています。福島記念2018よりテンが大幅に緩くなりやすく(テンが下り→上りへ替わる)&斤量差の影響が小さくなり(テンのスピードの重要度が下がる条件替わり)、オールカマー2018よりトップスピードと持続力の要求度が下がる(時計レベルの低下+距離短縮)ため、中山金杯は能力を発揮しやすいレースだと思われます。人気でも上位に評価したいです。
適性チェック:(晩成の母系? 最終更新:18'福島記念 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通~やや長い?やや太い、角度普通(蹄は寝る)?標準飛節?? 重めの芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝の2000m前後◎?? 荒れ馬場○?道悪△+? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力でE(甘め)??相当 おじ:エアシェイディほか
コズミックフォース
短評:
やや底力・キレ優位で総合力に優れる中距離馬??
ここでの不安は、持続力などの実力不足。
父キングカメハメハ×母ミクロコスモス(=08'阪神JF 4人気3着。マイル~芝1800mで4勝。全弟にウェスタールンド)という血統通り、マイル指向のスピードとキレ(=トップスピードと急加速力)を生かせるレースでのパフォーマンスが高く(日本ダービー2018は高速決着で、先行~好位から1~3着だった3頭は母系のスピード色が強い馬)、芝2000m以上でキレと持続力を両立できたレースはありません。セントライト記念2018や菊花賞2018での苦戦はこれを裏付けるものだと思われ、中山金杯(≒上がりの早い一貫ラップになりやすい)では能力の発揮が難しいのでは。
厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:18'菊花賞 57.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、太さ普通、やや寝る。標準飛節。 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の中距離◎??(1800m○?? 2200m▲??) 荒れ馬場▲??道悪▲-?? 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):F-?? キレ:F-?? 持続力:G+?? 総合力でF-↑~F-??相当 おじ:ウェスタールンド
ウインブライト
短評:
全体的なスピードに優れる千九巧者~千八巧者?
ここでの不安は、距離の長さ×トップハンデ。
母サマーエタニティ(=芝1200m~1400mで3勝。3着内時の最速上がり=35.0秒)の全体的なスピードを父ステイゴールドで芝1800m前後向きに変化させたかのような能力を見せていて、小回りかつ上がりの額面が早くなりすぎない中山芝2000mは能力をやや発揮しやすい条件です。ただ、全5勝が芝1800mと福島芝2000m(=芝1800m向きのスピードを生かせる)である通り、芝2000mは距離の長さが影響してしまうと思われます。また、路盤改修後の中山金杯ではトップハンデ馬が勝っておらず(0-2-1-1。以前より上がりの額面が早くなった影響? 下記に詳細)、ベストでない距離×トップハンデでは前後や内外が有利になっても勝ち切るのが難しいのでは。1着固定は避け、前後の利を得られたときの2~3着候補の1頭として。
適性チェック:(最終更新:18'中山記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、やや太い、角度普通。標準飛節? 重めの芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝の1900m◎?(1800m○? 2000m▲+? マイル△??) 荒れ馬場○?道悪▲?? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)? キレ:F-? 持続力:E-? 総合力でE-?相当 全姉:ウインファビラス
※ 中山金杯 路盤改修後のトップハンデ馬の成績
2018 マイネルミラノ 57.0kg 12人気11着
2017 クラリティスカイ 57.5kg 6人気2着
2016 フルーキー 57.5kg 1人気3着
2015 ロゴタイプ 58.0kg 1人気2着
ブラックバゴ
短評:
底力・持続力に偏った中距離馬?
ここで狙いたい理由は、パワーの要求度が高い芝2000mへの適性の高さ。
父バゴ(欧州型Nasrullah系)×母父ステイゴールド×母母父ホリスキー(菊花賞馬。その父マルゼンスキー)という血統通り、パワー・底力(=ハイペース耐性)や持続力に偏った能力を持っています。以前はトップスピードで劣ることが多かったですが、2017年からは上位の上がりで好走~善戦するレースが増え、高齢でもトップスピードに成長が見られます。それでも期待値が高いのはパワーの要求度が高い(急坂、洋芝のみ、道悪馬場)芝2000mで、冬の中山芝2000mは好条件です。中山金杯2018でも3角17番手からクビ+クビ+クビ差の4着と善戦していて、展開が向けば突き抜けるシーンまで期待できるのでは。前後・内外の不利に注意しつつも、人気を落とすなら積極的に狙いたいです。単勝の穴候補として。
適性チェック:(晩成? 最終更新:17'アンドロメダS 54.0kg+α)
ツナギは長さ普通(脚はやや長い)、やや太い、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節。 重めの芝の中距離向き、血統は中距離向き(??)+気性難で、重めの芝の2000m◎?(1800m○??) 荒れ馬場・道悪○? 先行力:G+(甘め)?? 底力:E-? キレ:F(甘め)? 持続力:E-(甘め)? 総合力でE-?相当 急坂:▲+??(パワー≧やや頭高い走り+前脚の捌きから)
tipmonaとは?