AJCC2010予想
狙いを定めた好調馬を追う
09期 予想歴27年
◎トウショウシロッコ
3着/3人気
○デルフォイ6着/2人
こういう寒い時期は思い通りに仕上がらないもの、好調な馬と条件をにらめっこし~ましょ。
マイネルキッツ 有馬5着(〇)
シャドウゲイト 有馬9着(△)
ネヴァブション 有馬12着(☓)
トウショウシロッコ 金杯2着(〇)
デルフォイ 金杯4着(〇)
ダイワワイルドボア 金杯10着(☓)
ゴールデンダリア 金杯15着(☓)
ドットコム 迎春S6着(☓)
ベルモントルパン グレイトフルS1着(△)
キャプテントゥーレ マイルCS4着11月なので(△)
近走(〇)の馬と(△)に絞られ、
距離不適なシャドウゲイトと条件勝ちの身ベルモントルパンは厳しい。
マイネルキッツの59kでは、横綱相撲はできないのでゆっくりと脚を使わないように徐々に入りたい。荒れて来た馬場がまたその荷を重くする。
有馬⇒AJC杯⇒日経賞⇒天皇賞春でしょうけど、ホントなら有馬の疲れが癒えないここは斤量も考慮して見送るべきだった。休養らしいところがないまま本番を迎えるのか。
出走の意図が賞金稼ぎとしか思えない以上、その先を見ないのではG1馬の資質を欠いてしまう。
キャプテントゥーレは2000以上の実績がなく、どの距離にどこへに的を絞って行くのか読めない。好走条件はやや渋った馬場に向いていそうですが、58kを背負って初距離に挑んでまで取りに来たとは思えない。
たぶん距離適性が知りたいであろう、その分岐点がここ。
陣営の馬の把握に付き合わされるんですから、ヒモ扱いでいいでしょう。
金杯の上位馬の好走がよい傾向にあるのにも後押しされ、距離コース出来と三拍子揃ったトウショウシロッコ。休み明け好走のデルフォイは、前走のでっぷりとしたラインが削ぎ落され、すっきりと走れそうな体つきに変わってきました。
この2頭は共に前走より上積みがあり、斤量的にシロッコの方がやや有利のようで本命視。追い切りの動きが実戦で生かせれば勝ち負けの確率は高いでしょう。
デルフォイはシロッコに比べ斤量が1k不利に、長期休養明けの2走目の疲労も考慮して対抗。
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AJCC2010回顧
影の化身
09期 予想歴27年
次走危険:キャプテントゥーレ
金鯱賞に続きまたまたシャドウゲイトが走っちゃいました。
前回も今回もおいしい配当をもたらしてくれる君は、偉い!
君はいつも日の当たらないところに身を置くような、他馬の影に隠れてその機会を狙っている隠密同心みたいですね。古いか、じゃ~ネズミ小僧馬版とでも言いましょうか、小判をちょいちょい配ってくれる影ウマ小僧。
何の因果か名前通りのマル秘仕事人!
そんなシャドウゲイトの前走有馬記念、前半から11秒台のラップで先行激化により敗退した、勝ちタイムが2.30.0。
終いのレースラップが12.1-12.0-11.7-12.3、単純に2F前の100mを5.9秒とすれば2200m通過が2.11.8になり、2000m通過は1.59.8辺りでしょうか。
ほぼオープン級の勝ち時計で通過していて、陣営の言うように行きっぷりがよくなって来たのだったならギリギリで走っていないことがうかがえます。
今回は勝ち時計2.12.6、2000m通過が2.00.6ですから、自身が早めに動き出したように見えても有馬よりは楽な2000m通過だったことは数字上では明白。
前走よりメンバー落ちの先行勢の中優位にレースを進めたAJCCは、坂路50.9-12.2とデキ落ちはないようで影の好走を匂わせていた、ということなのでしょう。
11着となったキャプテントゥーレ、たぶん賞金加算と距離適性を視野に入れた参戦。
ところが外2200mは結果予想以上にタフだった、あまりにもバテ過ぎだし他にも原因がありそう。
皐月:渋りが乾いて来ていたクッションの良い芝
関屋:やや重
朝日:やや重
マイルCS:直前の雨でクッションの良い芝
柔らかい馬場状態での好走が自身のフットワークに合っていると思われる。今回は少々荒れて芝が削られて来たクッション性のない馬場状態。跳ね返りが強く脚への負荷が大きいと思われ、距離以上にパワーが要求されたようです。
こういうタイプは球節がひ弱な印象を受けます。
ここ1ヵ月間の坂路調教を見ますと、
12/18 一杯
12/23 一杯
1/15 一杯(1週前に本追い)
1/20 強め(長輸送あり軽め)
間にも馬なりで坂路追いを積み重ね、長期にわたって好調を持続させようとした
無理のある過程。加え輸送減りが拍車をかけ必要とされるパワーのかけらもない仕上げは、陣営の失策と思います。
立て直しには時間がかかりそう、休養が必要。
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