フェブラリーS2019予想
今年の4歳ダート馬はとにかくレベルが高い

夏影
14期 予想歴36年

◎オメガパフューム
  10着/3人気

○ゴールドドリーム2着/2人
▲インティ1着/1人
△ワンダーリーデル9着/14人


今年の4歳ダート馬のレベルがとにかく凄過ぎる。
JDダービーを優勝し世代ナンバー1となったルヴァンスレーヴは、チャンピオンズCを制し最優秀ダートホースに輝いた。
世代ナンバー2のオメガパフュームは、JBCクラッシック2着の後、東京大賞典を制した。
今回藤田菜々子鞍上で話題となっている、コパノキッキングも何を隠そう相当に高い実力を持った馬である。

土曜競馬の時計を見ると、かなり時計が掛かっている印象を受ける。

スピードよりはやはり体力重視。
距離延長よりは、距離短縮が有利と見て予想を立ててみたい。

◎オメガパフューム
中距離では、ルヴァンスレーヴやケイティブレイブの体力面に押し切られた形で屈した。
距離がマイルになれば、問われる物理特性はスピードやキレに傾くので、ルヴァンやケイティ相手でもこの馬を上位に取るつもりだった。
むしろスピードやキレ面重視の勝負になれば、コパノキッキングの方が今回は怖いが
今回はこの馬の体力及びローテーション的アドバンテージが生きるとみる。
素直に力勝負になれば、東京大賞典同様ゴールドドリームとの一騎討ちが濃厚と見る。

○ゴールドドリーム
2年前の勝馬。

▲インティ
力量がかなりある先行馬。
これまでの連勝は相応力量と気力の充実度が噛み合った形。
前走は今回の前哨戦ではあるものの、メンバーのレベル的にはかなり差があるようにも感じ…

△ワンダーリーデルは、かなりしぶといタイプ。

コパノは藤田菜々子云々というよりも、体力の消耗度の激しい馬場では、スプリンターにはマイルの距離は厳しい。
高速馬場なら、何も考えずデムーロの後ろにぴったり張り付く競馬で面白いと思っていたが…(笑)。


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フェブラリーS2019回顧

夏影
14期 予想歴36年

次走狙い:コパノキッキング
次走狙い:ユラノト
次走危険:オメガパフューム


今年のフェブラリーSは、武豊ジョッキーの絶妙なペース配分を見せ、1番人気のインティが人気に応える形となった。
2着はゴールドドリーム。
中断から力強い差し脚を見せ、ゴール前インティに迫り力量を示した。

レース前半4ハロンのラップは48.0、後半は47.6、上がり3ハロンは35.4。
ここ10年の良馬場での勝ちタイムは1.34.6~1.36.4。
最速だった2009年の前半は47.0で勝馬サクセスブロッケンは好位付けの競馬。
最後位置取りからノンコノユメが差し切った2018年の前半は45.8の激ペースでノンコの上がりが36.1で勝ち時計が1.36.0。
そんな話からも、前半後半フラットなラップを刻んで来た馬がこのレースに有利に働くように思える。
今回微妙に後傾気味も、ほぼほぼ前後半フラットと見なせる範疇。武豊ジョッキーのペース配分を評価したい。

次走注目馬はというと…

ユラノトは、コパノほどではないが、スピードと良い反応を持った馬。
心身の充実度もあり、福永には珍しいコース取りの巧さが光ったが、やはり力量的にはここまで。
G1では厳しいものの、短距離重賞の一つや二つは勝てる器。
今後も重賞戦線では注目してみたい。

コパノキッキングは、殿待機策で持ち味のキレを生かす格好。
巧さを求めては酷も、本人なりに考えた騎乗をしていた事は認めたい。
ユラノト3着とこの馬の5着の差は、明らかにコース取りの差。同じコース取りならばコパノが間違いなく先着していたはず。
この差が埋められるようになれば、菜七子にも更なる活躍が期待できる。
有力で勝つ騎乗するより、まずは人気薄の馬でどれだけ着差を詰められるか?…そんな競馬を探求しながら騎乗して欲しい。
コパノキッキングは今日の内容なら、おそらく後傾ラップ気味の芝の競馬にも適応出来る。距離はマイルまでなら十分にこなせるだろう。
高松宮記念への出走も視野に入れて欲しい。
スピードとキレは間違いなくトップクラス。

オメガパフュームの惨敗はちょっと不可解。
メンバーの平均馬体重が500㎏超の中の出走馬中最軽量馬体重の450㎏。
元々が気力の強さが売りの馬。
器以上のエネルギーを気力で放出させていた事により、これまでの激走を支えてきた感が強く、燃え尽きたと考えられなくもない。
とりあえず、もう1走様子を見てみたい。
凡走が続くようなら、「終わった」と判断したい。


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