NHKマイルC2019予想
ハイペースが波乱を呼ぶ?

のび犬
10期 予想歴16年

◎アドマイヤマーズ
  1着/2人気

○ハッピーアワー7着/10人
▲グルーヴィット10着/4人
△トオヤリトセイト8着/16人


◎アドマイヤマーズ
○ハッピーアワー
▲グルーヴィット
△トオヤリトセイト

グランアレグリアは強い。それを認めた上で、軽視する。
まずはオッズ。圧倒的な1番人気になっている。確かに桜花賞は強かったが、下に示す通り、レースレベルは皐月賞の方が高いはずだ。朝日杯でグランアレグリアに完勝したアドマイヤマーズが、皐月賞の敗戦でここまで評価を落とすなら、こちらを狙わなくてはと思う。
グランアレグリアは強いが、重箱の隅をつついてでも、逆らいたいオッズになってしまっている。
次に展開面。トライアルレースの勝ち馬がともに逃げ切り。そしてグランアレグリアが、逃げ馬を早めに捕まえに動く。ハイペースになりそうだ。そうなれば、じっくり構えた伏兵の台頭する余地はある。

本命はアドマイヤマーズ。朝日杯でグランアレグリアに完勝したにもかかわらず、この人気は美味しい。
また、共同通信杯の予想にも書いたが「共同通信杯で57㎏を背負って連対した馬」にはG1級の期待をしていい。
皐月賞は完敗だったが、上位馬が強すぎた。得意の距離に戻ってメンバー弱化なら巻き返す。

対抗はハッピーアワー。ファルコンSはスピード指数が高い。スピード指数50の実績馬ヴァッシュモンを自信の本命にして完敗したのだが、今となってはそれもレースレベルの高さの証明と思える。ハイペースで展開がドハマリした形だが、今回もドハマリする可能性はある。
距離延長馬は不振だが、この馬は血統的にただの短距離馬とは思えず、むしろマイルでこそでは。ウインクリューガーの武幸四郎調教師というのも気になる。少し単勝も買いたい。

単穴グルーヴィットもファルコンSをハイレベルと見ての抜擢。こちらはハッピーアワーよりも安定感はありそうだが、爆発力は劣ると見る。大活躍のレーン騎手が乗るのは心強い。

押さえにトオヤリトセイト。アーリントンCではカテドラルの追い込みが注目されるが、4Cではトオヤリトセイトの方が外を回っていた。速い上りを使い続けており、ペースがはまれば突っ込んでくる。

■注目データ(着回数 勝率/複勝率 単回収値/複回収値)
【騎手】
横山典騎手 2-1-1-5 22.2/44.4 135/175

【調教師】
平田調教師 2-0-0-0 100.0/100.0 825/270
矢作調教師 1-1-1-10 7.7/23.1 35/258

【種牡馬】
ディープインパクト 2-2-1-8 15.4/38.5 113/85
クロフネ 2-1-0-6 22.2/33.3 135/104
ダイワメジャー 2-0-2-9 15.4/30.8 46/107

【前走距離】
同距離 8-2-4-79 8.6/15.1 113/64
今回延長 0-2-1-40 0.0/7.0 0/123
今回短縮 2-6-5-31 4.5/29.5 20/144

【前走レース別】
NZT 5-1-3-55 7.8/14.1 148/63
桜花賞 2-0-0-11 15.4/15.4 62/27
毎日杯 1-2-0-7 10.0/30.0 26/55
皐月賞 1-1-2-13 5.9/23.5 37/131
アーリントンC 1-0-1-6 12.5/25.0 23/82

【桜花賞組と皐月賞組の前走着順とNHKマイルCでの結果】
・桜花賞
1~3着 出走なし
4着 1-0-0-3 25.0/25.0 57/35
5着 1-0-0-1 50.0/50.0 290/110
6~9着 0-0-0-2
10着~ 0-0-0-5

・皐月賞
1~4着 出走なし
5着 1-0-0-0 100.0/100.0 640/210
6~9着 0-1-1-4 0.0/33.3 0/70
10着~ 0-0-1-9 0/10.0 0/160

【レースのポイント】
コレ!といったポイントは見出せず、スピード指数を重視した予想をすべきか。

注目のグランアレグリアとアドマイヤマーズをデータで比較するため、桜花賞組と皐月賞組の成績を比較してみた。皐月賞組は掲示板外からの巻き返しがあるのに対し、桜花賞組は掲示板外は全滅という結果だった。やはり、皐月賞組の方が全体的なレベルは高いということだろう。直接対決で勝っているアドマイヤマーズが皐月賞の完敗で軽視されるのなら狙い目か。

■注目馬
とりあえず、指数上位馬を列挙しておく。

グランアレグリア 55(桜花賞)
グルーヴィット 52(ファルコンS)
ハッピーアワー 52 (ファルコンS)
アドマイヤマーズ 51(朝日杯FS)皐月賞は56相当
ダノンチェイサー 51(きんもくせい特別)きさらぎ賞は45
イベリス 50(アーリントンC)
カテドラル 50(アーリントンC)
クリノガウディー 50(朝日杯FS)
トオヤリトセイト 50(アーリントンC)

データ的には不振の距離延長馬だが、今年のファルコンS組はスピード指数が高く、侮れない。血統もハッピーアワーはハービンジャー×ディープインパクト、グルーヴィットはロードカナロア×スペシャルウィークと、短距離馬とは思えない。


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