15期 予想歴30年
◎シゲルピンクダイヤ
12着/5人気
○ラヴズオンリーユー1着/1人
▲クロノジェネシス3着/2人
◎ シゲルピンクダイヤ
チューリップ賞、オークスともに２着だったシゲルピンクダイヤですが、
桜花賞不在のオークスであるにも関わらず、
単勝10倍の５番人気という人気のなさです。
この低評価を見たときに、まず頭に浮かんだのがアドラーブルでした。
アドラーブルは、もう２５年以上も前の馬ですが、
チューリップ賞（当時は指定ＯＰ）１着から桜花賞２着となり、
続くオークスでは見事に勝利したわけですが、
この成績でありながら、オークスでは単勝15倍の４番人気だったんです。
チューリップ賞以前がそれほどの実績ではなかったというのが、
桜花賞でもオークスでも評価されなかった理由なんですが、
３歳牝馬にとって、チューリップ賞や桜花賞の結果というのは絶対ですよ。
チューリップ賞と桜花賞をともに連対し、オークスに出走した馬は、
1990年以降で17頭いるんですが、
オークスで馬券にならなかった馬は４頭しかいない上、
そのほかにダービーを勝ったウオッカもいます。
桜花賞から一気に800ｍも距離が延長されるオークスなので、
桜花賞の結果を鵜呑みにしたくない気持ちは分かりますが、
実際にオークスで距離がもたなかった馬は本当に少ないんですよね。
シゲルピンクダイヤの場合、血統的な理由もあるんでしょうが、
３歳同士の菊花賞なら、ステイヤーでなくてもどうにかなるのと同じように、
オークスの2400ｍは、その後の2400ｍとはかなり違うと思います。
ちなみに、アドラーブルが勝った年の１番人気馬ニシノフラワーも、
チューリップ賞、桜花賞と続けて連対していた馬なんで、
当然、両方連対していても、もたない馬はもたないんですが、
そんときは、スプリンターズＳあたりで買えばいいんじゃないですかね。
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